Messaging Server は、メッセージに対して最大 4 種類のフィルタ処理システムを呼び出せます。たとえば、Symantec AntiVirus Scan Engine と SpamAssassin の両方を使用してメッセージを実行できます。それぞれのフィルタ処理ソフトウェアは、1 から 4 までの番号で識別されます。これらの番号は、各種のスパムフィルタオプション、LDAP 属性、およびチャネルキーワードの一部として表示され、フィルタの ID 番号として X が使用されます。たとえば、sourcespamfilterX optin または spamfilterX _config_file のようになります。キーワードまたはオプション名から ID 番号を省略した場合、デフォルトは 1 です。
次の option.dat 設定では、Messaging Server が Symantec AntiVirus Scan Engine と SpamAssassin の両方を使用してメッセージをフィルタ処理するように指定しています。
spamfilter1_library=Symantec_Library_File spamfilter1_config_file=Symantec_Config_File spamfilter2_library=SpamAssassin_Library_File spamfilter2_config_file=SpamAssassin_Config_File |
ほかのオプションまたはキーワードを使用してシステムを設定する場合は、オプションまたはキーワードの最後に対応する番号を指定してください。たとえば、sourcespamfilter2optin は SpamAssassin を参照します。sourcespamfilter1optin は Symantec AntiVirus Scan Engine を参照します。連続した番号を使用する必要はありません。たとえば、Symantec AntiVirus Scan Engine を一時的に無効にするには、spamfilter1_library 設定ファイルをコメントアウトするだけですみます。