SMS Gateway Server は、同時に SMPP リレーとサーバーの両方として機能します。SMS Gateway Server は、各機能の複数の「インスタンス」を持つように設定できます。たとえば、3 つの SMPP リレーを持ち、それぞれが異なる TCP ポートまたはネットワークインタフェースを待機し、異なる SMPP サーバーにリレーを行うように設定できます。同様に、4 つの SMPP サーバーを持ち、それぞれが異なる TCP ポートとネットワークインタフェースの組み合わせを待機するように設定できます。
SMS Gateway Server は、SMS メッセージを電子メールに送信するためのゲートウェイプロファイルで設定します (ゲートウェイプロファイルはない場合もある)。各ゲートウェイプロファイルには、プロファイルと一致する宛先 SMS アドレス、SMS メッセージから宛先電子メールアドレスを抽出する方法、および SMS から電子メールへの変換プロセスのさまざまな特徴を記述します。SMPP リレーまたはサーバーを介して SMS Gateway Server に提示された各 SMS メッセージは、各プロファイルと照合されます。一致するものが見つかると、メッセージは電子メールにルーティングされます。
ゲートウェイプロファイルには、電子メールからモバイルに送信されたメッセージに応答してリモート SMSC が返した通知メッセージの処理方法も定義されています。