コンソールで、サービスを起動または停止する Messaging Server を開きます。
次のいずれかの方法で、「サービスの一般構成」フォームを表示します。
「サービスの一般構成」フォームが表示されます。
「プロセスコントロール」フィールドの左側のカラムには、サーバーによってサポートされているサービスの一覧が表示されます。右側のカラムには、各サービスの基本ステータスが表示されます (オンまたはオフ。オンの場合は、前回起動したときの時刻)。
現在実行中のサービスに関するステータス情報を表示するには、「プロセスコントロール」フィールドでそのサービスを選択します。
「サービスステータス」フィールドに、そのサービスに関するステータス情報が表示されます。
POP、IMAP、および HTTP の場合、フィールドには、最終接続時間、合計接続数、現在の接続数、最後にサービスを起動してから接続に失敗した回数、最後にサービスを起動してからログインに失敗した回数が表示されます。
このフィールドの情報を確認すれば、サーバーにかかる負荷やそのサービスの信頼性などを把握できます。また、サーバーのセキュリティーに対する攻撃を調べるのにも役立ちます。
サービスを起動するには、「プロセスコントロール」フィールドでそのサービスを選択し、「起動」をクリックします。
サービスを停止するには、「プロセスコントロール」フィールドでそのサービスを選択し、「停止」をクリックします。
有効なサービスをすべて起動または停止するには、「すべて起動」ボタンまたは「すべて停止」ボタンをクリックします。
コマンド行: start-msg および stop-msg コマンドを使って、任意のメッセージングサービス (smtp、imap、pop、 store、http、ens、sched) を起動または停止できます。次に例を示します。
msg_svr_base/sbin/start-msg imap
msg_svr_base/sbin/stop-msg pop
msg_svr_base/sbin/stop-msg sched
msg_svr_base/sbin/stop-msg smtp
サービスを停止または起動するには、サービスが有効になっている必要があります。「起動するサービスを指定するには」を参照してください。
start-msg smtp および stop-msg コマンドを実行すると、SMTP サーバーだけでなく、すべての MTA サービスが起動または停止します。特定の MTA サービスだけを起動または停止する場合は、ディスパッチャおよびジョブコントローラに対して start/stop msg コマンドを使用します。詳細については、『Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 Administration Reference』の「start-msg」および『Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 Administration Reference』の「stop-msg」を参照してください。