Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

メッセージストアのデータベーススナップショット - 動作方式

データベースのスナップショット (mboxlist ディレクトリ内) は自動的に作成されます。デフォルトでは、24 時間ごとに作成されます。デフォルトでは、スナップショットは store ディレクトリのサブディレクトリにコピーされます。デフォルトでは、常時 5 つのスナップショットが保存されています。ライブデータベースが 1 つ、スナップショットが 3 つ、データベース / 削除済みコピーが 1 つです。データベース / 削除済みコピーはより新しいものであり、mboxlist データベースディレクトリの removed サブディレクトリに入れられたデータベースの非常時用のコピーです。

現在のデータベースに障害があるために回復プロセスで削除することが決定されると、stored がデータベースを removed ディレクトリに移動します (可能な場合)。したがって、必要に応じてそのデータベースを分析できるようになっています。

データの移動は、1 週間に 1 度だけ実行されます。データベースのコピーがすでに移動先に存在する場合、stored はストアが起動するたびごとにはコピーを置き換えません。removed ディレクトリのデータが 1 週間よりも古い場合にのみ置き換えます。これは、元のデータベースが一連の起動によってあまりにも早く置き換えられないようにするためです。