プロバイダ組織は、完全な組織と共有組織を論理的に格納する LDAP ディレクトリ内のノードです。プロバイダ組織のノードには、SPA による下位組織の管理を可能にする属性が備わっています。
LDAP ディレクトリでは、プロバイダ組織をメールドメインの下に置く必要があります。この付録で後述する「サービスプロバイダ組織のサンプルデータ」に例を示します。
プロバイダ組織はユーザーエントリを格納できません。その代わり、ユーザーはプロバイダ組織下に作成された組織でプロビジョニングされます。
プロバイダ組織は、プロバイダ組織下に作成された組織に関するディレクトリ情報を格納します。次に例を示します。
プロバイダ組織下に格納される組織の種類、すなわち共有組織、完全な組織、両方の組織のいずれか。
このプロバイダ組織内で作成された共有組織が使用できるドメイン名。
このプロバイダ組織内で作成された組織が利用できる、サービスクラスパッケージのタイプと数。
プロバイダ組織の SPA が所属する組織。