Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

Procedure非対話型モードを使用して lx ブランドゾーンにアクセスする方法

ゾーン内部で実行されるコマンドを指定すると、非対話型モードが有効になります。非対話型モードでは、新しい仮想端末は割り当てられません。

コマンドおよびコマンドの処理対象のファイルは、いずれも NFS 上に存在してはならないことに注意してください。

この手順を実行するには、大域ゾーン内で大域管理者になる必要があります。

  1. スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。

    役割の作成と作成した役割のユーザーへの割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (基本編)』「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。

  2. 大域ゾーンから lx-zone ゾーンにログインして、コマンド名を入力します。

    command には、ゾーン内で実行するコマンドの名前を指定します。


    global# zlogin lx-zone command
    

例 36–1 ゾーン lx_master でコマンド uptime を使用する


global#  zlogin lx_master uptime
	21:16:01  up  2:39,  0 users,  load average: 0.19, 0.13, 0.11
	fireball#