Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

ほかのアーカイブ作成方法

別の方法を使用してアーカイブを作成することもできます。インストーラは次のアーカイブフォーマットを受け入れることができます。

インストーラは、ファイルのアクセス権、所有権、およびリンクを保存および復元するアーカイブユーティリティーを使用して作成されたファイルのディレクトリのみを受け入れることができます。

詳細は、cpio(1)pax(1)、bzip2 (1)、gzip(1)、および ufsdump(1M) のマニュアルページを参照してください。


注 –

フラッシュアーカイブ以外の方法を使用して P2V 用アーカイブを作成する場合は、アーカイブを作成する前に、移行元システム上でプロセッサ依存の libc.so.1 の、lofs でマウントされたハードウェア機能 (hwcap) ライブラリをマウント解除する必要があります。それらをマウント解除しなければ、そのアーカイブを使用してインストールしたゾーンが移行先システムで起動しない可能性があります。アーカイブの作成後に、lofs と mount -O オプションを使用して、/lib/libc.so.1 上に適切なハードウェア機能ライブラリを再マウントできます。


source-system# unmount /lib/libc.so.1
source-system# mount -O -F lofs /lib/libc.so.1