Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

統合後の構成

次の構成を使用して、アプリケーションを 1 つのシステムに統合します。

この構成の対象には、各資源セットのプロセッササイクルを消費している実行中の既知のアプリケーションすべてが含まれます。したがって、プロセッサ資源を必要としているセットにプロセッサ資源をセット間で転送できるように、次のような制約を設定します。

また、どの資源セットについても使用率が 80% を超えないようにする制約も適用します。この制約により、アプリケーションは必要な資源に確実にアクセスできます。さらに、トランザクション処理のプロセッサセットについては、使用率を 80% 以下に保つという目標の重要性を、ほかの目標の 2 倍にします。この重要性は構成で定義します。