Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

FSS の監視

prstat コマンド (prstat(1M) のマニュアルページを参照) を使用すると、アクティブなプロジェクトごとの CPU 使用量を監視できます。

タスク用の拡張アカウンティングデータを使用して、長期間使用される CPU 資源の合計量について、プロジェクトごとの統計情報を取得できます。詳細は、第 4 章拡張アカウンティング (概要)を参照してください。

Procedureシステムの CPU 使用量をプロジェクトごとに監視する方法

  1. システム上で実行されているプロジェクトの CPU 使用量を監視するには、prstat コマンドに -J オプションを付けて実行します。


    % prstat -J
    

Procedureプロセッサセット内の CPU 使用量をプロジェクトごとに監視する方法

  1. 1 つまたは複数のプロセッサセットについて、プロジェクトの CPU 使用量を監視するには、次のように入力します。


    % prstat -J -C pset-list
    

    ここで pset-list は、プロセッサセット ID をコンマで区切って並べたリストです。