次の一覧には、このリリースで修正されたバグの一部のみが示されています。このリリースで修正されたバグの完全なリストについては、ご使用のパッチディレクトリ内にある README.patchnumber ファイルを参照してください。
Directory Proxy Server は、仮想 DN に基づいて常に検索を解決できるわけではありません。
dpconf コマンドで、一部のサーバーのプロパティーを設定したときに再起動が必要というメッセージが間違って表示されます。
dpconf delete-jdbc-object-class コマンドを使用したあと、変更を有効にするには Directory Proxy Server を再起動する必要があります。
Directory Proxy Server で、JDBC 経由でマップされる 2 つの属性が両方とも同じデータベーステーブルの列にマップされ、2 つの属性のうち 1 つしか取得されない現象が確認されています。
JDBC データビューを介した 1 レベルの検索が失敗する現象が確認されています。
Windows システムで、dsee_deploy コマンドを使用して Directory Server のあとに Directory Proxy Server をインストールすると、いくつかの共通ファイルを削除できなかったことを示すエラーが返されます。
JDBC データベースでは部分的な LDAP トランザクションの実行は処理できません。
データビューの base-dn プロパティーを変更しても、Directory Proxy Server は alternate-search-base-dn プロパティーを再計算しません。
Windows システムで、Directory Proxy Server がサービスとして有効になっている場合は、dpadm cert-pwd-prompt=on コマンドが正しく動作しない。
ローカルホストで Directory Proxy Server からメールユーザーへの電子メールアラートを有効にするには、電子メールアラートを有効にする前に email-alerts-message-from-address プロパティーを指定します。
Directory Proxy Server のワークスレッドの数を増やすと、サーバーが再起動できなくなる場合があります。この問題は、サーバー起動時の java.lang.OutOfMemoryError エラーとして現れます。
Java 仮想マシンに追加のメモリーを割り当てる jvm-args フラグとともに使用した場合、記憶域割り当てが失敗したにもかかわらず、dpadm コマンドが終了状態 0 を返す現象が確認されています。ただし、コマンド行にはエラーメッセージが表示されます。
デフォルトでは、Directory Proxy Server では SSLv2 は無効になっています。これは、セキュリティープロトコルの SSL/TLS ファミリでもっとも古く、比較的弱く旧式であると考えられるからです。現在、Directory Proxy Server では SSLv3 および TLSv1 のセキュリティープロトコルのみが有効になっています。
searchResultDone 内の LDAP 応答制御は Directory Proxy Server では行われなくなりました。