Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 管理ガイド

バックエンド LDAP サーバーへの証明書のエクスポート

バックエンド LDAP サーバーは、Directory Proxy Server からの証明書を必要とすることがあります。この節では、証明書をバックエンド LDAP サーバーにエクスポートするように Directory Proxy Server を設定する方法について説明します。

Procedureクライアント証明書をバックエンド LDAP サーバーにエクスポートするように Directory Proxy Server を設定する

  1. バックエンド LDAP サーバーに送信する証明書を指定します。


    $ dpconf set-server-prop -h host -p port ssl-client-cert-alias:cert-alias
    

    ここで、cert-alias は証明書の名前です。すべてのコマンドオプションについては、dpconf(1M) のマニュアルページを参照してください。

  2. 証明書の内容をファイルにコピーします。


    $ dpadm show-cert -F ascii -o filename instance-path cert-alias
    
  3. 「CA 署名付きサーバー証明書と信頼できる CA 証明書を追加する」で示すように、証明書をバックエンド LDAP サーバーの証明書データベースに追加します。

次の手順

バックエンド LDAP サーバーをクライアント認証用に設定します。Directory Server 用にこれを行う方法については、「資格レベルと認証方法の設定」を参照してください。

参照

クライアントと Directory Proxy Server 間の証明書ベースの認証の設定については、「証明書ベースの認証を設定する」を参照してください。