グループサイズ (デフォルト値は 1) は 1 つの更新メッセージに入れることのできるデータ修正の最大数を表します。ネットワーク接続がレプリケーションを妨害しているように思われる場合、グループサイズをデフォルトよりも大きい数字 (10 など) に設定して、レプリケーションのパフォーマンスを再確認してみます。
グループサイズを大きくする場合、次のことがあてはまることを確認します。
ウィンドウサイズがグループサイズよりも大幅に大きい数字に設定されていること
ウィンドウサイズをグループサイズで割った値が、コンシューマの cn=config の nsslapd-maxThreadsPerConn の値よりも大幅に上回っていること (通常は 2 倍)
グループサイズが 1 よりも大きい数に設定されている場合、サプライヤはグループが満たされるのを待たずに、コンシューマに更新を送信します。
DSCC を使用してこの作業を実行できます。詳細は、「Directory Service Control Center のインタフェース」と DSCC のオンラインヘルプを参照してください。