Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 管理ガイド

Directory Server ログの表示

デフォルトでは instance-path/logs ファイルにあるサーバーのログを直接表示できます。デフォルトのパスを変更した場合は、次のように dsconf コマンドを使用して、ログファイルの場所を検索できます。


$ dsconf get-log-prop -h host -p port log-type path

または Directory Service Control Center (DSCC) によってログファイルを表示できます。DSCC ではログエントリを表示し、ソートできます。

次の図に、DSCC の Directory Server のアクセスログの例を示します。

図 14–1 DSCC のアクセスログ

DSCC によって表示したアクセスログアクセスログエントリは表に一覧表示されています。

ProcedureDirectory Server のログの末尾を表示する

dsadm コマンドを使用して、指定した行数の Directory Server のログを表示したり、指定した経過時間内に記録されたログエントリを表示したりできます。この例では、エラーログの末尾を表示します。アクセスログの末尾を表示する場合は、show-error-log の代わりに show-access-log を使用してください。

  1. 特定の経過時間内に記録されたエラーログエントリを表示します。


    $ dsadm show-error-log -A duration instance-path
    

    時間の単位を指定してください。たとえば、24 時間以内に記録されたエラーログエントリを表示するには、次のように入力します。


    $ dsadm show-error-log -A 24h /local/ds
  2. 指定した行数 (末尾から) のエラーログを表示します。


    $ dsadm show-error-log -L last-lines instance-path
    

    行数は整数で表します。たとえば、最後の 100 行を表示するには、次のように入力します。


    $ dsadm show-error-log -L 100 /local/ds

    値を指定しない場合、デフォルトの表示行数は 20 行です。