Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 管理ガイド

サフィックスの無効化と有効化

場合によっては、保守のためにサフィックスを使用不可にしたり、セキュリティー上の理由からその内容を使用不可にする必要のあることがあります。サフィックスを無効にすることによって、クライアント操作に応えてサーバーがサフィックスの内容を読み書きするのを防げます。サフィックスを無効にすると、そのサフィックスにアクセスすることはできなくなり、リフェラルモードは自動的に無効になります。

Procedureサフィックスを無効にしてから有効にする

DSCC を使用してこの作業を実行できます。詳細は、「Directory Service Control Center のインタフェース」と DSCC のオンラインヘルプを参照してください。

  1. サフィックスを無効にします。


    $ dsconf set-suffix-prop -h host -p port suffix-DN enabled:off

    注 –

    レプリケートされたサフィックスのほとんどのプロパティーがレプリケーションメカニズムによって決定されるため、レプリケーションが有効になっているサフィックスを無効にすることはできません。


  2. サフィックスを有効にします。


    $ dsconf set-suffix-prop -h host -p port suffix-DN enabled:on