Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 管理ガイド

Procedureサブツリーの一覧がデータとして等価な複数のデータソースに保存されている場合に要求を経路指定するデータビューを設定する

DSCC を使用してこの作業を実行できます。詳細は、「Directory Service Control Center のインタフェース」と DSCC のオンラインヘルプを参照してください。

  1. 「LDAP データソースの作成と設定」で説明しているように、各 LDAP サーバーにデータソースを作成します。

  2. 「LDAP データソースプールの作成と設定」で説明しているように、データソースプールを作成します。

  3. 「LDAP データソースのデータソースプールへの接続」で説明しているように、データソースをデータソースプールに接続します。

  4. (省略可能) 負荷分散を設定します。

    詳細は、「負荷分散の設定」を参照してください。

  5. dc=example1,dc=com でデータソースプールを参照するベース DN を持つデータビューを作成します。


    $ dpconf set-ldap-data-view-prop -h host1 -p 1389 dataview-1 \
      base-dn:dc=example1,dc=com ldap-data-source-pool:data-source-pool-1
  6. dc=example2,dc=com でデータソースプールを参照するベース DN を持つデータビューをもう 1 つ作成します。


    $ dpconf set-ldap-data-view-prop -h host1 -p 1389 dataview-2 \
      base-dn:dc=example2,dc=com ldap-data-source-pool:data-source-pool-1

    データビューのもう 1 つのプロパティーは、「デフォルトデータビュー」のデフォルトデータビューと同じです。

  7. 必要に応じて、変更を有効にするために Directory Proxy Server のインスタンスを再起動します。

    Directory Proxy Server の再起動については、「Directory Proxy Server を再起動する」を参照してください。