Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 配備計画ガイド

Procedure1 つのコンポーネントの障害から回復するには

  1. マスター 1 がまだ停止されていない場合は、停止します。

  2. 障害の原因を特定します。

    • 障害が容易に (たとえば、ネットワークケーブルの置き換えなどにより) 修復される場合は、修復を行い、手順 3 に進みます。

    • より重大な問題の場合は、障害の修正にさらに多くの時間がかかる可能性があります。

    1. マスター 1 にアクセスするすべてのアプリケーションが、Directory Proxy Server を介して、マスター 2 またはマスター 3 をポイントするようにリダイレクトされる必要があります。

    2. 最新のバックアップが使用できることを確認します。

      • 最新のバックアップが使用できる場合は、そのバックアップからマスター 1 を再初期化し、手順 3 に進みます。

      • 最新のバックアップが使用「できない」場合は、次のいずれかの操作を行います

  3. マスター 1 がまだ起動されていない場合は、起動します。

  4. マスター 1 が読み取り専用モードになっている場合は、読み取り/書き込みモードに設定します。

  5. レプリケーションが正しく機能していることを確認します。

    レプリケーションの確認には、DSCC の dsccmon view-suffixes または insync コマンドを使用できます。

    詳細については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 管理ガイド』「レプリケーションの状態の取得」dsccmon(1M)、および insync(1) を参照してください。