Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 管理ガイド

Procedureトランザクションログの位置を設定する

トランザクションログは、関連リソースのデータの整合性を維持して障害を回復するために、各トランザクションについての情報を記録します。トランザクションログは、「トランザクションログの位置」フィールドで指定したディレクトリの tx サブディレクトリに保存されます。これらのログは人間が読み取れるものではありません。

  1. ツリーコンポーネントで、「設定」ノードを選択します。

  2. 設定するインスタンスを選択します。

    • 特定のインスタンスを設定するには、そのインスタンスの設定ノードを選択します。たとえば、デフォルトインスタンス server の場合は、server-config ノードを選択します。

    • すべてのインスタンスのデフォルト値を設定するには、default-config ノードを選択します。

  3. 「トランザクションサービス」ノードを選択します。

  4. 「トランザクションログの位置」フィールドに、トランザクションログの位置を入力します。

    tx サブディレクトリが作成され、トランザクションログがそのディレクトリの下に保存されます。

    デフォルト値は ${com.sun.aas.instanceRoot}/logs です。${com.sun.aas.instanceRoot} 変数はインスタンスの名前であり、Enterprise Server インスタンスの起動時に設定されます。${com.sun.aas.instanceRoot} の値を表示するには、「実際の値」をクリックします。

  5. 「保存」をクリックします。

  6. Enterprise Server を再起動します。