Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 管理ガイド

ログレコード

Enterprise Server は、JSR 047 に記述された Java EE プラットフォームのロギング API を使用します。Enterprise Server のログメッセージはサーバーログ (通常は &DomainDir/logs/server.log) に記録されます。ログをローテーションするときに、Enterprise Server は server.log という名前で新しい空のファイルを作成し、古いファイルの名前を server.log_date に変更します。date はファイルがローテーションされた日付と時刻になります。

Enterprise Server のコンポーネントがログ出力を生成します。アプリケーションコンポーネントもログ出力を生成できます。

アプリケーションコンポーネントは、Apache Commons ロギングライブラリを使ってメッセージをロギングしてもかまいません。ただし、ログ設定を効率的に行いたい場合は、プラットフォーム標準の JSR 047 API を使用することをお勧めします。

ログレコードは次の統一形式に従います。

[#|yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS-Z|Log Level|ProductName-Version|LoggerName|Key Value Pairs|Message|#]

次に例を示します。

[#|2006-10-21T13:25:53.852-0400|INFO|sun-appserver9.1|javax.enterprise.
system.core|_ThreadID=13;|CORE5004: Resource Deployed: 
[cr:jms/DurableConnectionFactory].|#]

この例について説明します。

このログレコード形式は、将来のリリースでは変更または拡張される可能性があります。