Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 クイックスタートガイド

HADB の起動

ここでは、主に ma-initd スクリプトの実行による、HADB 管理エージェントの起動について説明します。本稼働配備の場合は、管理エージェントをサービスとして起動し、その可用性を保証します。詳細は、『Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 高可用性 (HA) 管理ガイド』「HADB 管理エージェントの起動」を参照してください。

複数のホスト上で HADB ノードを含むデータベースを起動する場合は、それぞれのホスト上の管理エージェントを起動します。

ProcedureSolaris または Linux 上の Java Enterprise System インストールで HADB を起動するには

  1. /etc/init.d ディレクトリに移ります。

    cd /etc/init.d

  2. 次のコマンドを実行して、エージェントを起動します。

    ./ma-initd start

ProcedureWindows 上の Java Enterprise System インストールで HADB を起動するには

Sun Java System を設定および実行すると、デフォルトで HADB が起動します。ただし、手動で起動する必要がある場合は、次の手順に従います。

  1. 「スタート」⇒「設定」⇒「コントロールパネル」の順に選択して、「管理ツール」をダブルクリックします。

  2. 「サービス」ショートカットをダブルクリックします。

  3. 「サービス」リストで HADBMgmtAgent Service を選択します。

  4. 「操作」メニューから「開始」を選択します。

ProcedureSolaris または Linux 上のスタンドアロンインストールで HADB を起動するには

  1. Enterprise Server インストールの HADB bin ディレクトリに移ります。 as-install /hadb/4/bin

  2. 次のコマンドを実行して、エージェントを起動します。

    ./ma-initd start

ProcedureWidows 上のスタンドアロンインストールで HADB を起動するには

  1. 端末ウィンドウで、Enterprise Server インストールの HADB bin ディレクトリに移ります。 as-install\hadb\4. x\bin

    x は HADB のリリース番号を表しています。

  2. 次のコマンドを実行して、エージェントを起動します。

    ma -i ma.cfg