プロファイラ (ローカル GlassFish ドメインおよび JVM で使用可能) を使用すると、プロファイルするアプリケーションのパフォーマンスが低下します。プロファイリングを開始すると、プロファイリング計測が有効になるまでの間、プロファイルするアプリケーションは停止します。また、プロファイリングを停止すると、プロファイリング計測が無効になるまでの間、プロファイルするアプリケーションはふたたび停止します。プロファイリングがアクティブな間、プロファイルするアプリケーションのパフォーマンスは低下します。
回避方法: ありません。本稼働サーバーでプロファイラを使用することは推奨できません。本稼働システムおよび開発システムでは、次のヒントに従ってください。
サーバー全体ではなく Web アプリケーションをプロファイルする場合は、Performance Monitor のプロファイラではなく、NetBeans Profiler を GlassFish と統合して使用してください。NetBeasns Profiler は、アプリケーションに対するプロファイリング計測を自動的に制限するため、総合的なサーバーのパフォーマンスは大きく影響を受けません。
サーバーをプロファイルする必要がある場合は、小さいルートセット (メソッドのエントリポイント) を定義して、サーバーの一部だけがプロファイリングで計測されるようにします。また、プロファイルするサーバーと Performance Monitor が、できるだけ多くのメモリーと CPU 時間を使用できるようにします。