Performance Monitor 1.0 は、グラフィカルデスクトップシステムのユーザーにわかりやすい、シンプルなグラフィカルインタフェースを備えています。
メニューバーとタスクバーがウィンドウの上部に表示され、下部の左側にアプリケーションウィンドウ、右側にビューウィンドウが表示されます。
メニューバーには 6 つのメニューが表示されます。
ほとんどのメニューおよびメニュー項目は、特に説明がなくても機能がわかるような名前になっています。ただし、一部のメニュー項目について機能をよりわかりやすくするため、ここで説明します。
「ファイル」>「リモートホストを追加」は、「アプリケーション」ウィンドウの「リモート」ノードにリモートホストを追加するコマンドです。
「ファイル」>「JMX 接続を追加」は、「アプリケーション」ウィンドウの「リモート」ノード以下にあるリモートホストで動作している GlassFish ドメインに、JMX 接続を追加するコマンドです。
「ツール」>「オプション」は、「オプション」ウィンドウを表示します。このウィンドウでは、さまざまなポーリング、キャッシュ、およびグラフの値を変更できます。
「ヘルプ」>「バージョン情報」は、Performance Monitor に関する簡単な説明を表示します。詳細な情報を表示するための、「詳細」および「ログファイル」ボタンも表示されます。
ツールバーを使用すると、よく使用するコマンドにすばやくアクセスできます。ツールバーは、「表示」>「ツールバー」>「カスタマイズ」コマンドを使用して、カスタマイズすることができます。デフォルトでは、Performance Monitor には 3 つのツールバーが表示されます。
「ファイル」。次の「ファイル」メニューコマンドにすばやくアクセスできます。
リモートホストを追加
JMX 接続を追加
VM コアダンプを追加
アプリケーションのスナップショットを追加
「Snapshot」。次の「ファイル」メニューコマンドにすばやくアクセスできます。
読み込み
別名保存
「GlassFish」。2 つの特別なコマンドを実行できます。
「すべての Java VM を表示」。「アプリケーション」ウィンドウの「ローカル」ノードに、ローカルシステムの GlassFish VM のみを表示するか、すべての VM を表示するかを指定します。
「システム VM を表示」。「アプリケーション」ウィンドウに、システムアプリケーションの VM を表示するかどうかを指定します。
Performance Monitor には、4 つ目のデフォルトツールバーとして「メモリー」があります。このツールバーには、Performance Monitor のメモリー使用量が表示されます。
「アプリケーション」ウィンドウには、監視している項目またはモニターに接続できる項目のツリーアウトラインが表示されます。ツリーアウトラインには、4 つの分岐 (ノード) があります。
「ローカル」。ローカルシステムの GlassFish ドメイン、GlassFish インスタンス、およびその他の VM が表示されます。
「リモート」。リモートサーバー (および、これらのサーバーがホストする GlassFish リソース) への接続が表示されます。
「VM のコアダンプ」。Performance Monitor に読み込まれたすべての VM コアダンプが表示されます。
「スナップショット」。Performance Monitor に読み込まれた、すべてのアプリケーションまたはプロファイラのスナップショットが表示されます。
「アプリケーション」ウィンドウに表示される項目の詳細は、Performance Monitor のオンラインヘルプ (http://wikis.sun.com/display/PerfMonitorOLH) を参照してください。
ビューウィンドウには、監視している項目のビュー (パフォーマンス測定基準の情報) が表示されます。項目のビューを表示するには、「アプリケーション」ウィンドウで項目をダブルクリックします。
複数の項目のビューを開いている場合、ビューはビューウィンドウの上部にタブの形式で表示されます。
項目の種類ごとに Performance Monitor で利用できるビュー (およびパフォーマンス測定基準) の詳細は、Performance Monitor のオンラインヘルプ (http://wikis.sun.com/display/PerfMonitorOLH) を参照してください。