次に示す問題は、すべてのプラットフォームでのインストールに影響します。
「インストールの準備完了」画面で、製品名が「Sun Java System Message Queue 4.3」ではなく「mq」と表示されます。(バグ 6650841)
インストーラが Message Queue 4.3 のインストールを処理中で、「進行状況」画面が表示されているときは、「取消し」ボタンがアクティブになります。ここで「取消し」ボタンを選択すると、インストールが完了しないか、破棄されます。 (バグ 6595578)
インストーラの「概要」画面には、クリックするとログまたは概要ページビューアが開くリンクがいくつか含まれています。「閉じる」というラベルの付いたボタンの代わりに、ウィンドウの閉じるボタン「X」を使用してこのビューアウィンドウを閉じた場合、このビューアウィンドウを再度表示することができません。(バグ 6587138)
回避方法: 「閉じる」というラベルの付いたボタンを使用してウィンドウを閉じます。
コンピュータシステムに古いバージョンの Message Queue および NSS/NSPR があると、インストーラの「アップグレード」画面で、アップグレードが必要なものとして Message Queue だけが表示され、NSS と NSPR のアップグレードも必要であることは触れられません。実際には、関連ソフトウェアもすべてアップグレードされ、「インストールの準備完了」画面では正しい情報が示されます。(バグ 6580696)
「JDK の選択」画面の JDK のリストが、「JDK を選択」オプションが選択されていない場合でもアクティブになります。(バグ 6650874)
Message Queue アンインストーラを使用する場合、「削除」の代わりに「取消し」をクリックすると、一部のインストーラファイルが削除され、以後のアンインストールが失敗します。(バグ 6760416)
登録が省略されるサイレントインストールを実行したあとに、インストーラを登録のみのモード (installer -r) で実行すると、「ファイルの途中終了」エラーにより登録が失敗します。(バグ 6767988)
Open Message Queue がインストールされているコンピュータで Message Queue 4.3 インストーラを実行すると、「Error reading previous session data from Config-State.」という警告メッセージが表示される場合があります。(バグ 6764305)
回避方法: メッセージは良性で、インストールが完了すると再度発生することはありません。または、/var/install/config/mq/InstallDirectory.xcu ファイルを削除すると、メッセージを回避することができます。
JDK がインストールされていないコンピュータで Message Queue の ZIP ベースのインストーラを実行すると、「Invalid root in registry key HKLM\SOFTWARE\JavaSoft\Java Runtime Environment\CurrentVersion」というエラーメッセージが表示されます。(バグ 6764358)
回避方法: インストーラを実行する前に、JDK をインストールします。
「インストールの準備完了」画面の「インストール」ボタンをクリックする前に、Message Queue インストーラによって mqInstallHome ディレクトリが作成されます。(Bug 6595590)
Message Queue をインストールせずに、Message Queue をテキストモード (installer -t -r) で登録しようとすると、NullPtr 例外がスローされます。(バグ 6760991)
回避方法: Message Queue をインストールしてからインストールの登録を行います。