Sun GlassFish Message Queue 4.4 リリースノート

その他の拡張機能

メッセージキュー には、次の拡張機能も追加されています。

Windows プラットフォームでの新しいディレクトリ構造

Windows プラットフォームでは、メッセージキュー のインストールディレクトリの構造が、AIX プラットフォームでのディレクトリ構造に一致するように以前のバージョンから変更されました。このディレクトリ構造は、今後 Solaris および Linux プラットフォームでも採用される予定で、単一のコンピュータへの複数のインストールや Sun Connection を利用した メッセージキュー の自動更新が容易になります。Sun Connection は、Sun のハードウェアとソフトウェアの追跡、構成、および維持を支援するために Sun が提供するサービスです。「インストーラでの Sun Connection 登録のサポート」を参照してください。

新しいブローカのプロパティー

ブローカの設定に、次の新しいプロパティーを使用できます。

表 1–6 ブローカのルーティングと配信のプロパティー

プロパティー 

タイプ 

デフォルト値 

説明 

imq.transaction.producer.maxNumMsgs

整数 

1000

プロデューサが単一のトランザクションで処理できるメッセージの最大数。リソースを使い果たさないように、この値は 5000 未満にすることを推奨します。 

imq.transaction.consumer.maxNumMsgs

整数 

100

コンシューマが単一のトランザクションで処理できるメッセージの最大数。リソースを使い果たさないように、この値は 1000 未満にすることを推奨します。 

imq.persist.jdbc.connection.limit

整数 

5

データベースに対して開くことができる接続の最大数。 

JMX 管理 API の機能強化

新しい属性と複合データキーが、次のように JMX API に追加されました。

詳細は、『Sun GlassFish Message Queue 4.4 Developer’s Guide for JMX Clients』の第 3 章「Message Queue MBean Reference」を参照してください。

ワイルドカードサブスクライバの永続サブスクリプションの一覧表示

永続サブスクリプションを一覧表示するコマンドは次のとおりです。

list dur [-d topicName]

このコマンドは、トピック名の指定を省略できるように拡張されています。トピックを指定しない場合、コマンドはすべてのトピック (ワイルドカード命名規則によるトピックを含む) について、すべての永続サブスクリプションを表示します。