1. Oracle Solaris 11 Express の研究
Oracle Solaris 11 Express を使用する理由
Oracle Solaris 11 Express ソフトウェアの研究
2. Oracle Solaris 11 Express をインストールする準備
3. Oracle Solaris 11 Express のインストール
A. Oracle Solaris リリースでの GRUB メニューの管理
Oracle Solaris には、Firefox Web ブラウザ、Thunderbird メール/カレンダ、そして次のものを含むその他の主なアプリケーション、機能、ツールを含む GNOME デスクトップを備えた、最小限のオペレーティングシステムを起動する x86 プラットフォーム向けの Live CD の ISO イメージが用意されています。
Oracle Solaris の NWAM (network auto-magic) 機能。この機能はインストール中にデフォルトで有効になります。NWAM を使用すると、ネットワークの動作状態を監視したり、ネットワークインタフェースを管理したりできます。
デバイスドライバユーティリティー。ネイティブシステムのデバイスとそれらに対応するドライバに関する情報を提供するツールです。このユーティリティーを使用すると、IPS リポジトリに接続したり、付随するドライバを持たないデバイスをシステム内で検索したりできます。
Live CD の ISO イメージからシステムを起動し、デスクトップが表示されると、デバイスドライバユーティリティーが自動的に起動して、不足しているデバイスドライバの検索を開始します。ユーティリティーがそのようなデバイスを探しだすと、デスクトップに通知が表示されます。その後、不足しているドライバが Oracle Solaris リポジトリからシステムに自動的にインストールされます。
Live CD で研究するときに、手動でデスクトップからデバイスドライバユーティリティーを起動するには、「アプリケーション」->「システム」->「デバイスドライバユーティリティー」を選択します。
テキストモードまたはコンソールモードで対話式インストールを実行する場合は、スタートアップメニューから新しい「Install additional driver」メニューオプションを使用できます。このオプションは、デバイスドライバユーティリティーを起動する場合に使用します。
テキストインストーラの起動時にデフォルトで NWAM が設定されるため、DHCP (Dynamic Host Control Protocol) を使ってシステムを構成することにした場合は、デバイスドライバユーティリティーを使用するためにこれ以上ネットワーク設定を行う必要はありません。しかし、DHCP を使用しない場合は、インストール中に「Shell」オプションを選択し、適切なコマンドを使ってネットワークを手動で設定します。
注 - デバイスドライバユーティリティーには 1.5G バイト以上のメモリーが必要な場合があります。システム上にインストールの実行に十分なデバイスがある場合は、まずインストールを完了し、次にインストールしたハードディスクを起動してから、デバイスドライバユーティリティーを実行します。この方法では、ユーティリティーはインストールしたシステム上の使用可能なスワップ空間を利用できます。
システムにインストールされている既存の OS に影響を与えずに Live CD の ISO イメージ上で Oracle Solaris を研究するには、次のガイドラインを参照してください。
Oracle Solaris Live CD と対話式インストーラの実行には、512M バイト以上のメモリーが必要です。
最新リリースの Live CD の ISO イメージをダウンロードし、このイメージを CD に書き込んで、起動することができます。または、イメージをシステムに保存してから、仮想マシン内で実行することもできます。「仮想マシンで Oracle Solaris 11 Express を実行するための準備」を参照してください。
Oracle Solaris Live CD のオプションは次のとおりです。
アクセシビリティー機能を使う必要がある場合は、拡大鏡またはスクリーンリーダーの起動オプションを選択できます。
拡大鏡とスクリーンリーダーの起動オプションは、Live CD の起動時に GRUB メニューに表示されます。起動オプションを選択するには矢印キーを使います。次に、リターンキーを押すと、指定したアクセシビリティー機能を用いてシステムを起動できます。
Live CD へのログインの入力を求められたときのユーザー名とパスワードは jack です。
ルートユーザーでシステムを利用する必要がある場合は、su コマンドを使用します。Live CD の root パスワードは solaris です。
選択した場合は、Live CD の ISO イメージからシステムに OS をインストールできます。手順については、「Oracle Solaris Live CD からのインストール - クイックリファレンス」を参照してください。
注 - 重要: オペレーティングシステムのインストールを進める場合は、インストールプロセスの途中で新しいユーザーを作成します。インストール作業が終わったら、そのユーザーでシステムにログインします。最初は、ユーザーパスワードと root パスワードは同じです。インストール後に、新しい一意の root パスワードの作成が求められます。
システムの設定を完了するには、su root コマンドを使って、root 役割に割り当てられた特権を含むシェルを呼び出すか、sudo コマンドで特権付きコマンドを付加します。
詳細は、第 5 章ユーザーと役割についてを参照してください。
Live CD の ISO イメージには、x86 ベースのシステムに Oracle Solaris をインストールできるインストーラが含まれています。
インストーラを起動するには、Live CD のデスクトップにある「インストーラ」アイコンを選択します。
Live CD のインストーラツールの使用時には、次の選択肢があります。
Oracle Solaris をシステムで唯一のオペレーティングシステムとしてインストールする。
Oracle Solaris を既存の OS とは別のパーティションにインストールする。
![]() | 注意 - インストール作業によって選択したパーティション上のすべてのソフトウェアとデータが上書きされます。 |
仮想マシン内に Oracle Solaris をインストールする。