AI クライアント条件は、次の 2 つの方法で指定できます。次の表のディレクティブは、両方の場合に適用されます。第 3 章インストールのカスタマイズを参照してください。
installadm add-manifest コマンドの -c オプションとして、または installadm set-criteria コマンドの -c あるいは -a オプションとして
条件ファイルで
次の表では、JumpStart ルールのキーワードと AI 条件のディレクティブを比較します。AI は、これらの条件を使用して、AI マニフェストと SC (システム構成) マニフェストの適切な情報を特定のクライアントに適用します。この表に一覧表示されていない JumpStart ルールのキーワードには、相当する AI ディレクティブがありません。または、それらのキーワードの機能は AI に適用されません。
表 C-2 JumpStart ルールファイルのキーワードと AI 条件のディレクティブの比較
|
この節では、AI 条件に変換される JumpStart ルールの例をいくつか示します。add-manifest および set-criteria サブコマンドは、クライアント条件を指定した AI マニフェストに関連付けます。「クライアント固有のインストール手順をインストールサービスに関連付ける」を参照してください。
JumpStart のルールファイルでは、最初の列に、クライアントシステムを識別するルールのキーワードとルールの値が含まれています。2 番目の列は開始スクリプト、3 番目の列はプロファイル、4 番目の列は終了スクリプトです。
次の JumpStart ルールファイルの例では、3 つのシステムグループが識別され、各グループには異なるプロファイルが割り当てられます。この例では、3 つのクライアントグループのいずれにも開始スクリプトまたは終了スクリプトは指定されていません。このルールファイルの例では、次のルールを記述しています。
メモリーサイズが 2048M バイトと 4096M バイトの間の SPARC システムは、lx_prof プロファイルにある仕様を使ってインストールされます。
x86 システムは、prog_prof プロファイルにある仕様を使ってインストールされます。
上のルールでカバーされないシステムは、generic_prof プロファイルにある仕様を使ってインストールされます。
memsize 2048-4096 && model SUNW - lx_prof - karch i86pc - prog_prof - any - generic_prof -
この節では、前の JumpStart の例にある 3 つのルールに相当する AI コマンドを示します。これらの例では、lx_prof プロファイルは manifest_lx.xml AI マニフェストに、prog_prof プロファイルは manifest_prog.xml AI マニフェストに変換されています。指定したこれらの条件のいずれにも一致しないクライアントは、デフォルトの AI マニフェストを使用します。
次の例では、メモリーサイズが 2048M バイトと 4096M バイトの間の SPARC システムは、manifest_lx.xml AI マニフェストにある仕様を使ってインストールされます。
# installadm add-manifest -m ./manifest_lx.xml -n s11-sparc \ -c arch="sparc" -c mem="2048-4096"
条件をファイルに記述して、そのファイルを参照することもできます。次のコマンドは、criteria_lx.xml ファイルの内容が次に示したようになっている場合は、前のコマンドと同等です。
# installadm add-manifest -m ./manifest_lx.xml -n s11-sparc \ -C ./criteria_lx.xml
<ai_criteria_manifest>
<ai_criteria name="cpu">
<value>sparc</value>
</ai_criteria>
<ai_criteria name="mem">
<range>
2048
4096
</range>
</ai_criteria>
</ai_criteria_manifest>
次の例では、x86 システムは、manifest_prog.xml AI マニフェストにある仕様を使ってインストールされます。
# installadm set-criteria -m ./manifest_prog.xml -n s11-x86 \ -c arch="i86pc"