ダウンロード、インストール、構成のReadMe
12c (12.2.1.2)
2016年10月
このドキュメントには、Oracle Fusion Middleware 12c(12.2.1.2)のダウンロード、インストール、構成を始める際に役立つ重要情報が含まれています。
その他のOracle Fusion Middleware製品のダウンロードについて、詳しくは、Oracle Fusion Middleware ダウンロード、インストール、構成のReadmeファイルを参照してください。
このドキュメントには、以下の項が含まれています。
OTNおよびOSDCからのOracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) 製品ディストリビューションのダウンロード
My Oracle Supportから最新のOracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) ソフトウェアのダウンロード
Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) 開発ディストリビューションのダウンロード
次のドキュメントを参照し、ダウンロードするOracle Fusion Middlewareソフトウェアが既存のソフトウェアおよびハードウェアでサポートされていることを確認します。
注: サーティフィケーション、システム要件、および相互運用性に関する情報を確認する際は、特に32ビットまたは64ビットのシステム要件について確認してください。32ビット環境または64ビット環境向けに明示的に設計されたソフトウェアをダウンロードする必要があります。 |
使用しているハードウェア・プラットフォームとソフトウェア・プラットフォームに対するOracle Fusion Middlewareのサーティファイの状況を確認するには、Oracle Technology Network (OTN)でOracle Fusion Middleware Supported System Configurationsを参照してください。
Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) のサーティフィケーション・ドキュメントは、System Requirements and Supported Platforms for Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2)です。
物理メモリ、ディスク領域、およびその他のコンピューティング・リソースが十分であるかどうかを確認するには、OTNでOracle Fusion Middleware System Requirements and Specificationsドキュメントを参照してください。
既存のオラクル製品に対するOracle Fusion Middlewareの相互運用性と互換性を確認するには、Understanding Interoperability and Compatibilityを参照してください。
ほとんどのOracle Fusion Middleware製品は、プラットフォーム共通のディストリビューションとして.jar
ファイル形式で提供されています。これらのディストリビューションにJDKは含まれていません。.jar
ディストリビーションのインストーラを実行するには、設定されたJDKがすでにシステムにインストールされている必要があります。
一部の製品(たとえば、Oracle HTTP ServerやOracle JDeveloper)は、プラットフォーム固有のディストリビューションとして提供されています。これらのプラットフォーム固有のディストリビューションは、.bin
(UNIXオペレーティング・システム用)または.exe
(Windowsオペレーティング・システム用)の形式で提供されます。このような場合、プラットフォーム固有のJDKはそれぞれのディストリビューションに含まれているので、JDKを個別にインストールする必要はありません。
Oracle Fusion Middlewareとそれに必要なソフトウェアは、複数のロケーションからダウンロードできます。
表 1に、最新のOracle Fusion MiddlewareソフトウェアをダウンロードできるオラクルWebサイトを記載します。
表 1 Oracle Fusion Middlewareのダウンロード・サイト
オラクルWebサイト | 目的とロケーション |
---|---|
Oracle Technology Network |
開発者として、OTN Developer Licenseに従ってOracleソフトウェアをダウンロードする場合、Oracle Technology Network (OTN)へアクセスします。
使用中の製品に対応した個別のOTNダウンロード・ページへのリンクについては、第4項 "Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) 必要なソフトウェアのダウンロード"を参照してください。 注: Oracle Technology Networkを利用するには、無料の登録が必要になります。 |
Oracle Software Delivery Cloud |
Oracleソフトウェアのライセンスを購入しており、このライセンスに基づいてソフトウェアをダウンロードするか、Oracle Electronic Delivery Trial Licenseに基づいてOracleソフトウェアをダウンロードする場合、Oracle Software Delivery Cloudへアクセスします。
Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) ソフトウェアは、Oracle Fusion Middleware 12c Media Packに含まれています。 注: 便宜上、このドキュメントで提供されるほとんどのリンクはOTNダウンロード・ページにつながりますが、ライセンスを購入した場合、Oracle Software Delivery Cloudに登録し、 Software Delivery Cloudをプライマリ・ロケーションとして使用して、購入したソフトウェアを取得することをお薦めします。 |
My Oracle Support |
既存ライセンスがあり、My Oracle Supportに登録している場合、表 3にあるパッチ番号を使って、My Oracle Supportから最新の12c (12.2.1.2) ソフトウェアをダウンロードできます。 |
必要なソフトウェアをダウンロードする手順については、以下の項を参照してください。
ほとんどのOracle Fusion Middleware製品では、必要なスキーマを格納できるデータベースが必要になります。このスキーマをまとめたものは、Oracle Fusion Middleware Metadata Repositoryと呼ばれます。
Oracle Fusion Middlewareでの使用がサーティファイされているデータベースの完全なリストと、サポートされている各データベース・バージョンに対して適用する必要のあるパッチのリストについては、Oracle Technology NetworkのOracle Fusion Middleware Supported Configurationsを参照してください。一部のOracle Fusion Middleware製品では、Oracleデータベース・ソフトウェア以外にサード・パーティのデータベース・ソフトウェアがサポートされています。
サポート対象データベースによっては、Oracle Fusion Middlewareで使用する前に追加のパッチを適用する必要があることに注意してください。詳しくは、OTNで提供されているSystem Requirements and Specificationsを参照してください。
汎用インストーラを使用してOracle Fusion Middleware製品をインストールする場合は、インストーラを実行する前に、サポートされているJDKをダウンロードしてシステムにインストールしておく必要があります。JDKのインストールが完了すると、java -jar
コマンドを使用してインストーラJARファイルを実行できるようになります。
このドキュメントが公開された時点では、Oracle Fusion Middleware製品にはJDK 8.0 Update 101以降が必要です。ただし、第1項 "サーティフィケーション、システム要件、相互運用性に関する情報の確認"で説明されているように、サーティフィケーション情報を確認して、必要なJDKバージョンとの照合を必ず行うようにしてください。
必要なJDKをダウンロードするには、My Oracle Support document ID 1506916.1を参照してください。
製品環境でOracle Fusion Middlewareインストレーションを新規インストールする際、ダウンロードするソフトウェアへのリンクを表 2 で提供しています。
表 2 Oracle Fusion Middleware 12c 新規インストール用ダウンロード
Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) 製品ディストリビューション | OTNおよびOSDCからのダウンロード手順 |
---|---|
Oracle JDeveloper |
Oracle JDeveloper ダウンロード・ページからダウンロードします。 Oracle JDeveloper Studioディストリビューションのために、プラットフォーム共通のインストーラ、あるいはWindowsおよびLinuxプラットフォーム用のプラットフォーム固有インストーラをダウンロードできます。ライセンス契約を受け入れ、必要なインストレーション・ファイルをダウンロードします。 Oracle JDeveloperダウンロード・ページで、追加のJava Editionディストリビューションも利用可能です。 |
Oracle WebLogic Server and Coherence |
Oracle WebLogic Server ダウンロード・ページからOracle WebLogic Server and Coherenceディストリビューションをダウンロードします。 Oracle WebLogic Server and Coherence generic jarファイルをダウンロードするためのGeneric リンクを選択します。 開発者向けのJava JDKを含んだZIPインストーラであるプラットフォーム固有のインストーラをダウンロードすることもできます。 |
Oracle Fusion Middleware Infrastructure |
Oracle ADF ダウンロード・ページからOracle Fusion Middleware Infrastructureディストリビューションをダウンロードします。 ZIPファイルをダウンロードするために、Application Development Runtimeドロップダウン・メニューから必要なバージョン番号を選択します。genericインストーラ jarファイルを見つけるため、ZIPファイルをアンパックします。 このディストリビューションには、Oracle WebLogic ServerとOracle JRF Infrastructureのコンポーネントが含まれています。Oracle Fusion Middleware Infrastructureは、Oracle ADFアプリケーションをデプロイするためのプラットフォームとして使用できるので、Oracle ADFダウンロード・ページから利用可能です。 詳しくは、Understanding Interoperability and Compatibilityの"Collecting Your Component and Infrastructure Information"を参照してください。 |
Oracle HTTP Server |
Oracle HTTP Server ダウンロード・ページからプラットフォーム固有のインストーラをダウンロードします。 注: Oracle WebLogic Serverドメイン内でOracle HTTP Serverインスタンスを構成することを計画している場合は、まずOracle Fusion Middleware Infrastructureディストリビューションをダウンロードしてインストールする必要があります。 詳しくは、Installing and Configuring Oracle HTTP Serverの"Understanding Oracle HTTP Server Domain Configuration Options"を参照してください。 |
Oracle Data Integrator |
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Oracle SOA Suite and Business Process Management |
製品インストレーションのため:
開発、評価ディストリビューション、あるいはOracle SOA Suite and Business Process Managementのため、第7項 "Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) 開発ディストリビューションのダウンロード"を参照してください。 |
Oracle Service Bus |
製品環境のため:
開発あるいは評価のため、第7項 "Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) 開発ディストリビューション"のダウンロードに記述されているOracle SOA Suite Quick Start for Developersをダウンロードします。 |
Oracle B2B and Healthcare |
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Oracle Event Processing |
Oracle SOA Suite ダウンロード・ページ、またはOracle Software Delivery Cloudにあるソフトウェアを見つけて手順に従ってください。 |
Oracle Managed File Transfer |
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Oracle WebCenter Content |
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Oracle WebCenter Portal |
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Oracle WebCenter Sites |
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Oracle Business Intelligence |
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Oracle Forms and Reports |
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Oracle Traffic Director |
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既存ライセンスがあり、My Oracle Supportに登録している場合、表 3にあるパッチ番号を使って、My Oracle Supportから最新の12c (12.2.1.2) ソフトウェアをダウンロードできます。
Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) ソフトウェアをインストールするため、特定の手順があることに注意してください。詳しくは、第8項 "次のステップに向けたインストールと構成のドキュメントの確認"を参照してください。
表 3 My Oracle Supportから最新のOracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) ソフトウェアのダウンロード
Oracle Fusion Middleware 製品 | My Oracle Supportでのパッチ番号 |
---|---|
Oracle WebLogic Server and Coherence |
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Oracle Coherence |
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Oracle WebLogic Server Plug-In |
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Oracle Infrastructure |
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Oracle HTTP Server |
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Oracle Traffic Director |
24576054 |
Oracle MapViewer |
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Oracle JDeveloper Studio |
|
Oracle SOA Suite and Business Process |
|
Oracle B2B Healthcare |
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Oracle SOA Quick Start |
|
Oracle Business Process Management Quick Start |
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Oracle Stream Explorer |
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Oracle Service Bus |
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Oracle Managed File Transfer |
|
Oracle Data Integrator |
|
Oracle Enterprise Data Quality |
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GoldenGate Studio |
|
GoldenGate Monitor and Veridata |
|
Oracle Forms and Reports |
|
Oracle WebCenter Portal |
|
Oracle WebCenter Content |
|
Oracle WebCenter Sites |
表 2に示したOracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) 製品ディストリビューションに加えて、開発者がOracle Fusion Middlewareに開発したアプリケーションをデプロイするために設計されたソフトウェア・ディストリビューションのセットも提供しています。
アプリケーション開発者をターゲットにしたOracle Fusion Middlewareディストリビューションを表 4に示します。
Oracle SOA Suite and Oracle Business Process Management Suiteアプリケーションを開発するためにも必要となるQuick StartディストリビューションはOracle JDeveloperを含みます。詳しくは、Installing SOA Suite and Business Process Management Suite Quick Start for Developersを参照してください。
Oracle Coherence and Oracle TopLinkは、Oracle JDeveloper、Oracle WebLogic Server and Coherence、そしてOracle Fusion Middleware Infrastructureディストリビューションの一部として提供されていることに注意してください。表 4に示したダウンロード・ページでは、製品インストーラを含まないZIPファイル・ディストリビューションです。また、対応するドキュメントで説明されているように、特定のユースケースにおいてのみこれらのディストリビューションが必要となります。
表 4 追加の開発者専用ダウンロード
製品ディストリビューション | 追加情報 | OTN上のダウンロード場所 |
---|---|---|
Oracle JDeveloper |
Oracle JDeveloper Studioディストリビューションでは、汎用プラットフォーム・インストーラ、あるいはWindowsおよびLinuxプラットフォームのためのプラットフォーム固有インストーラをダウンロードできます。ライセンス契約を受け入れ、必要なインストレーション・ファイルをダウンロードします。 Oracle JDeveloperダウンロード・ページでJava Editionディストリビューションも利用可能です。 詳しくは、Installing Oracle JDeveloperを参照してください。 |
OTNのOracle JDeveloper ダウンロード・ページ、あるいはOracle Software Delivery Cloud |
Oracle SOA Suite Quick Start for Developers |
Installing SOA Suite and Business Process Management Suite Quick Start for Developers |
|
Oracle Business Process Management Quick Start for Developers |
Installing SOA Suite and Business Process Management Suite Quick Start for Developers |
Oracle Software Delivery Cloudでソフトウェアを見つけてください。 |
Oracle Coherence |
"Installing Oracle Coherence for Java" in Developing Applications with Oracle Coherence |
|
Oracle TopLink |
"Installing Oracle TopLink" in Solutions Guide for Oracle TopLink |
必要なソフトウェアをダウンロードしたら、ソフトウェアのインストールと構成に進みます。
インストール手順の概要については、Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2) ドキュメントを参照してください。
将来の保守に関する考慮事項を含むこのリリースについての追加情報は、My Oracle Support Doc ID 2067900.1, Oracle Fusion Middleware 12c Release 2 (12.2) Announcementsを参照してください。
オラクルのアクセシビリティに対するコミットメントについて詳しくは、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
のOracle Accessibility Program Webサイトを参照してください。
Oracle Supportへのアクセス
オラクルのお客様は、My Oracle Supportを通じて電子サポートを得ることができます。聴覚障害のあるお客様向けの情報を得るには、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
、またはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
へアクセスしてください。
Oracle Fusion Middleware ダウンロード、インストール、および構成 ReadMe, 12c (12.2.1.2)
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