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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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33.6 請求書情報の挿入

これで、請求書イメージのフィールドを作成して、請求書レポートに必要な情報を取得できます。このレポートを印刷すると、フィールド値が請求書フォーム上の正しい位置に印刷されます。次の手順を実行する際は、次の図をガイドとして使用してください(提供されているサンプル・レポートinvoice.rdfをReports Builderで開くこともできます)。

図33-4 請求書レポートのレイアウト

図33-4の説明は次にあります。
「図33-4 請求書レポートのレイアウト」の説明

請求書レポートに情報を挿入するには:

  1. ペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「テキスト」ツールをクリックし、請求書イメージ上の「Terms」というラベルが付いている領域でボイラープレート・テキスト・オブジェクトを作成します。ボイラープレート・テキスト・オブジェクトの中に、30 daysと入力します。

  2. ツール・パレットの「フィールド」ツールをクリックして、請求書イメージ上の次の各領域でフィールドを作成します。

    • Bill To(名前および住所の要素ごとに1つのフィールド):

      「名前」プロパティを「F_FIRST_NAME」、「ソース」プロパティを「CUST_FIRST_NAME」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_LAST_NAME」、「ソース」プロパティを「CUST_LAST_NAME」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_STREET」、「ソース」プロパティを「C_STREET_ADDRESS」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_CITY」、「ソース」プロパティを「C_CITY」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_STATE」、「ソース」プロパティを「C_STATE_PROVINCE」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_POSTAL」、「ソース」プロパティを「C_POSTAL_CODE」に設定します。

    • Ship To(名前および住所の要素ごとに1つのフィールド):

      「名前」プロパティを「F_FIRST_NAME1」、「ソース」プロパティを「CUST_FIRST_NAME」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_LAST_NAME1」、「ソース」プロパティを「CUST_LAST_NAME」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_STREET1」、「ソース」プロパティを「C_STREET_ADDRESS」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_CITY1」、「ソース」プロパティを「C_CITY」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_STATE1」、「ソース」プロパティを「C_STATE_PROVINCE」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_POSTAL1」、「ソース」プロパティを「C_POSTAL_CODE」に設定します。

    • Date: 「名前」プロパティを「F_TODAY」、「ソース」プロパティを「現在の日付」、「書式マスク」プロパティを「MM/DD/RR」に設定します。

    • Page: 「名前」プロパティを「F_PAGE」、「ソース」プロパティを「ページ番号」、「ページ番号付け」プロパティ(「ページ番号付け」ダイアログ・ボックス内)の「リセット位置」を「R_ORDER」に設定します。

    • Purchase Order Number: 「名前」プロパティを「F_ORDER_NO」、「ソース」プロパティを「ORDER_ID」に設定します。

    • Sales Order Number: 「名前」プロパティを「F_ORDER_NO1」、「ソース」プロパティを「ORDER_ID」に設定します。

    • Customer Number: 「名前」プロパティを「F_CUST_NO」、「ソース」プロパティを「CUSTOMER_ID」に設定します。

    • Due Date: 「名前」プロパティを「F_DUE_DAY」、「ソース」プロパティを「CF_DUE_DATE」に設定します。

    • Salesperson(2フィールド。名前に1フィールド、名字に1フィールド):

      「名前」プロパティを「F_SALES_REP_FNAME」、「ソース」プロパティを「CUST_FIRST_NAME1」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_SALES_REP_LNAME」、「ソース」プロパティを「CUST_LAST_NAME1」に設定します。

    • Customer Contact(2フィールド。名前に1フィールド、名字に1フィールド):

      「名前」プロパティを「F_SALES_REP_FNAME1」、「ソース」プロパティを「CUST_FIRST_NAME1」に設定します。

      「名前」プロパティを「F_SALES_REP_LNAME1」、「ソース」プロパティを「CUST_LAST_NAME1」に設定します。


      注意:

      この例では、顧客担当者と営業担当者は同じ人物であると仮定します。

    • Ship Date: 「名前」プロパティを「F_TODAY1」、「ソース」プロパティを「現在の日付」、「書式マスク」プロパティを「MM/DD/RR」に設定します。

    • Item No.: 「名前」プロパティを「F_ITEM_NO」、「ソース」プロパティを「LINE_ITEM_ID」に設定します。このフィールドを選択して、ツールバーの「右に整列」ボタンをクリックします。

    • Description(列ヘッダーなし): 「名前」プロパティを「F_ITEM_DESC」、「ソース」プロパティを「TRANSLATED_DESCRIPTION」に設定します。

    • Quantity Ordered: 「名前」プロパティを「F_QUANTITY」、「ソース」プロパティを「QUANTITY」に設定します。このフィールドを選択して、ツールバーの「右に整列」ボタンをクリックします。

    • Unit Price: 「名前」プロパティを「F_UNIT_PRICE」、「ソース」プロパティを「UNIT_PRICE」、「書式マスク」プロパティを「$NNN,NN0.00」に設定します。このフィールドを選択して、ツールバーの「右に整列」ボタンをクリックします。

    • Extended Amount: 「名前」プロパティを「F_ITEM_PRICE」、「ソース」プロパティを「O_QUANTITY_O_UNIT_PRICE」、「書式マスク」プロパティを「$NNN,NN0.00」に設定します。このフィールドを選択して、ツールバーの「右に整列」ボタンをクリックします。

    • Subtotal: 「名前」プロパティを「F_SUB_TOTAL」、「ソース」プロパティを「CS_SUB_TOTAL」に設定します。

    • Total: 「名前」プロパティを「F_TOTAL」、「ソース」プロパティを「CS_TOTAL」に設定します。

  3. ツール・パレットの「枠」ツールをクリックし、次のフィールドの周囲に枠を描画して、これらのフィールドをグループ化します。

    • Bill To: F_FIRST_NAME、F_LAST_NAME、F_STREET、F_CITY、F_STATEおよびF_POSTAL。枠の「名前」プロパティを「M_BILL_TO」に設定します。

    • Ship To: F_FIRST_NAME1、F_LAST_NAME1、F_STREET1、F_CITY1、F_STATE1およびF_POSTAL1。枠の「名前」プロパティを「M_SHIP_TO」に設定します。

    • Salesperson: F_SALES_REP_FNAMEおよびF_SALES_REP_LNAME。枠の「名前」プロパティを「M_SALES_REP」に設定します。

    • Customer Contact: F_SALES_REP_FNAME1およびF_SALES_REP_LNAME1。枠の「名前」プロパティを「M_CUST_CONTACT」に設定します。

    • Item list: F_ITEM_NO、F_ITEM_DESC、F_QUANTITY、F_UNIT_PRICE、F_ITEM_PRICEおよびすべての空白の領域(これらのフィールドの下からリスト領域下部の境界線までの領域)。枠の「名前」プロパティを「M_ORDER_LIST」に設定します。この枠は、ディテール項目リストの繰返し枠の位置およびサイズを設定するために使用します。

    注意: 枠を使用すると、名前フィールドの水平方向の可変サイズで他のオブジェクトが押されなくなります。

  4. ツール・パレットの「繰返し枠」ツールをクリックし、次のフィールドの周囲に繰返し枠を描画して、これらのフィールドをグループ化します。

    • Item list: F_ITEM_NO、F_ITEM_DESC、F_QUANTITY、F_UNIT_PRICEおよびF_ITEM_PRICE。これらのフィールドの下の空白の領域は含めません。繰返し枠の「名前」プロパティを「R_ORDER_LIST」、「ソース」プロパティを「G_LIST」に設定します。

  5. レポートを保存して、実行します。必要に応じて、請求書イメージのバックグラウンドにあわせてオブジェクトの位置を調整します。最終的なレポート出力は次のようになります。

図33-5 請求書レポートの最終出力

図33-5の説明は次にあります。
「図33-5 請求書レポートの最終出力」の説明