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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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3.5 第V部: 業務用レポートの作成

ここでは、ビジネス要件を満たす様々な種類のレポートを作成する方法について説明します。

3.5.1 時系列計算レポートの作成

この例では、各顧客の購入金額について4か月間の平均値を計算して表示するレポートを作成します。レポート・ウィザードを使用して、ペーパー出力用とWeb用に単純な時系列計算レポートを作成します。JSPベースのWebレポートの場合、Webソースを修正してラベルを変更し、書式マスクを追加します。

図3-26 時系列計算レポートの最終出力のサンプル

図3-26の説明は次にあります。
「図3-26 時系列計算レポートの最終出力のサンプル」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第28章「時系列計算レポートの作成」を参照してください。

3.5.2 Microsoft Excel出力へのペーパー・レポートの配布

この例では、既存のペーパー・レイアウトがある場合に、Oracle WebLogic Server上のReports Serverを使用してレポートを配布し、Webブラウザ内のMicrosoft Excelにそれを表示します。レポートのWebソースを変更してペーパー・レイアウトをWebレイアウトに統合し、Microsoft Excelで出力するレポートを生成します。

図3-27 Microsoft Excelレポートの最終出力

図3-27の説明は次にあります。
「図3-27 Microsoft Excelレポートの最終出力」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第29章「拡張スプレッドシート出力のレポートの作成」を参照してください。

3.5.3 集約データを使用したレポートの作成

この例では、給与が0〜999の範囲内にあるすべての従業員の名前、給与が1,000〜1,999の範囲内にあるすべての従業員の名前などを収集し、その名前を表示するレポートを作成します。このレポートを変更して、必要な集約範囲を表示できます。

図3-28 集約データのレポートの最終出力のサンプル

図3-28の説明は次にあります。
「図3-28 集約データのレポートの最終出力のサンプル」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第30章「集約データを使用したレポートの作成」を参照してください。

3.5.4 金額がスペル表記された請求書印刷レポートの作成

この例では、スタブとスペル表記された金額を使用して、請求書印刷レポートを作成します。この例で説明する手順は、スペル表記された数値を返すPL/SQLファンクションの作成に役立ちます。印刷済フォームのイメージ(この場合、空白の請求書イメージ)をインポートする方法や、ペーパー・レイアウト・ビューとペーパー・デザイン・ビューのツールを使用してこのようなフォームでレポートを印刷する方法も学習します。このレポートのサンプルでは請求書を使用しますが、この手順に従って、Oracle Reportsに付属の任意の印刷済フォームを使用できます。

図3-29 金額がスペル表記された請求書印刷レポートの最終出力

図3-29の説明は次にあります。
「図3-29 金額がスペル表記された請求書印刷レポートの最終出力」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第31章「金額がスペル表記された請求書印刷レポートの作成」を参照してください。

3.5.5 印刷済フォームを使用したレポートの作成

この章では、コンピュータで読込み可能なバージョンのフォームを使用できない場合に、印刷済フォームにレポートを印刷するためのフォーマット方法を学習します。このようなレポートは、フォームの正確な位置にデータが印刷されるように設計する必要があります。

図3-30 印刷済フォームの最終出力のサンプル

図3-30の説明は次にあります。
「図3-30 印刷済フォームの最終出力のサンプル」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第32章「印刷済フォームを使用したレポートの作成」を参照してください。

3.5.6 請求書レポートの作成

この例では、一般的な請求書にあるいくつかの特性(顧客名、住所、発注番号、支払明細、請求総額など)を示すレポートを作成します。

図3-31 請求書レポートの最終出力のサンプル

図3-31の説明は次にあります。
「図3-31 請求書レポートの最終出力のサンプル」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第33章「請求書レポートの作成」を参照してください。

3.5.7 ランキング・レポートの作成

この例では、カウントとパーセンテージの2つの方法でデータをランク付けするレポートを作成します。上部には、上位5件の顧客の名前と購入金額合計が表示されます。下部には、売上全体の80%を占める顧客の名前と購入金額合計が表示されます。実行時にランキング条件を設定したり、以前に指定された値をランキング条件のデフォルトとして使用したりすることができます。

図3-32 ランキング・レポートの最終出力のサンプル

図3-32の説明は次にあります。
「図3-32 ランキング・レポートの最終出力のサンプル」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第34章「ランキング・レポートの作成」を参照してください。

3.5.8 単純な目次と索引を使用したレポートの作成

この例は、大規模なペーパー・レポートに検索用の項目を追加する方法を示しています。ここでは、グループ上レポートを作成し、その先頭に単純な目次を追加することで、ユーザーがカテゴリ別に項目を検索できるようにする方法を学習します。また、索引を作成して、ユーザーが特定の情報を直接検索できるようにする方法も学習します。


注意:

目次または索引の生成は、マトリックス・レポートではサポートされていません。

図3-33 単純な目次

図3-33の説明は次にあります。
「図3-33 単純な目次」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第35章「単純な目次と索引を使用したペーパー・レポートの作成」を参照してください。

3.5.9 複数階層の目次を使用したレポートの作成

この例は、大規模なペーパー・レポートに複数階層の目次を追加する方法を示しています。ここでは、カテゴリとサブカテゴリに基づいて、既存のペーパー・レポートに目次を追加します。


注意:

目次の生成は、マトリックス・レポートではサポートされていません。

図3-35 複数階層の目次

図3-35の説明は次にあります。
「図3-35 複数階層の目次」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第36章「複数階層の目次を使用したペーパー・レポートの作成」を参照してください。

3.5.10 レポートの一括処理と配布

この例では、提供されている単純なレポートを変更して、各セクションを個別のレポートに一括処理します。次に、サンプルの配布XMLファイルを変更して、個々のレポートを添付ファイルとする電子メールを各宛先に送信します。また、複数の電子メールに1つのファイル(レポート全体)を添付して同じ電子メール・アドレスに送信します。

このサンプルの作成の詳細は、第37章「レポートの一括処理と配布」を参照してください。


注意:

このレポートのサンプル出力はありません。

3.5.11 PDF出力用のマルチバイト・キャラクタを含むレポートの作成

この例では、マルチバイト・キャラクタを含むPDFフォーマットのレポートを作成し、Webおよびペーパー出力する方法を学習します。UTF8を使用したマルチバイト・キャラクタ・セットのレポートを作成します。簡体字中国語、繁体字中国語、日本語、韓国語などのマルチバイト文字およびUnicodeで表示されるテキストのレポートを生成できます。

図3-36 日本語によるUTF8のマルチバイト・キャラクタ・セット・レポート

図3-36の説明は次にあります。
「図3-36 日本語によるUTF8のマルチバイト・キャラクタ・セット・レポート」の説明

このサンプルの作成の詳細は、第38章「PDF出力用のマルチバイト・キャラクタを含むレポートの作成」を参照してください。