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Oracle Fusion Middlewareライセンス情報
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10 Oracle Application Specific Technology製品

この章では、Oracle Application Specific Technology製品のライセンスについて説明します。内容は次のとおりです。

10.1 概要

Oracle Application Specific Technology製品は"for Oracle Applications"が後に付いた製品名で示され、適格なOracle Applicationでのみ使用できます。現在、Oracle Application Specific Technology製品には次のものがあります。

Oracle Application Specific Technology製品のライセンスを購入できるOracle Applicationの完全なリストについては、次のURLにあるApplications Licensing Tableを参照してください。

http://www.oracle.com/us/corporate/pricing/application-licensing-table-070571.pdf

10.2 ライセンス要件

各Oracle Application Specific Technology製品の機能は対応するフルユース製品と同じですが、ライセンス対象の適格なOracle Applicationでのみ使用できます。

以下のOracle Application Specific Technology製品には、表10-1で説明する追加のライセンス要件があります。

表10-1 Application Specific Technology製品の追加ライセンス要件

製品 以下でのみ使用可能

Oracle BPEL Process Manager Option for Oracle Applications

Oracle BPEL Process Manager Option for Oracle Applicationsは、適格なOracle Applications内でビジネス・プロセス、ワークフロー相互作用、および承認を有効にするためにのみ使用できます。適格なOracle Applicationsと、他のOracleアプリケーションまたはサード・パーティ・アプリケーションの間のワークフロー相互作用は、適格なOracle Applications内で有効化/開始される場合にかぎり許可されます。BPELで定義されているビジネス・プロセスは、ビジネス・プロセス内から呼び出されるサービスの少なくとも1つが、適格なOracle Applicationにネイティブに(Webサービスを介して)、またはアダプタ経由でアクセスする場合にかぎり許可されます。

Oracle Business Intelligence Foundation Suite for Oracle Applications

Oracle Business Intelligence Foundation Suite for Oracle Applicationsは、(i)トランザクション・データベースが適格なOracle Applicationsトランザクション・データベース自体であるか、または適格なOracle Applicationsトランザクション・データベースの全体または一部の変換されていない抽出である場合(適格なOracle Applicationsトランザクション・データベースではないトランザクション・データベースに対する問合せ、レポート、分析の場合は、Oracle Business Intelligence Foundation Suiteのフルユース・ライセンスが必要)、あるいは(ii)データ・ウェアハウスが、適格なOracle Applicationsで行われたカスタマイズを反映するために必要なカスタマイズを施された事前パッケージ済の適格なOracle Applicationsデータ・ウェアハウスであり、適格なOracle Applicationsソースにのみ限定される場合(事前パッケージ済データ・ウェアハウスによってサポートされていないソース・システムから作成されたデータ・ウェアハウスへの拡張に対する問合せ、レポート、分析には、Oracle Business Intelligence Foundation Suiteのフルユース・ライセンスが必要)、または(iii)各Essbase OLAPキューブのディメンションが適格なOracle Applicationsから取得されている場合に、トランザクション・データベース、データ・ウェアハウスまたはEssbase OLAPキューブに対する問合せ、レポート、分析を実行するためにのみ使用できます。

Oracle Coherence Enterprise Edition for Oracle Applications

Coherence Enterprise Edition for Oracle Applicationsは、Oracle Applicationsコンポーネントと同じJVM内でのみ使用できます。

Oracle Data Integrator Enterprise Edition for Oracle Applications

Data Integrator Enterprise Edition for Oracle ApplicationsはOracle提供のデータ統合ジョブでのみ使用でき、提供されたジョブのカスタマイズが許可されます。誤解を避けるため、許可されない使用方法の例を次に示します(例はこれらに限定されません): 多様なアプリケーション、新しいスキーマまたは以前はサポートされていなかったアプリケーション・モジュールをサポートする新しいジョブの追加。

Oracle Identity and Access Management Suite Plus for Oracle Applications

Oracle Identity and Access Management Suite Plus for Oracle Applicationsは、適格なOracle Applicationsのユーザーに対して関連するアクションを実行するためにのみ使用できます。Oracle Identity and Access Management Suite Plus for Oracle Applicationsを使用できるのは、(1)適格なOracle ApplicationsでのユーザーIDおよびロールの追加、削除、変更、管理、(2)適格なOracle ApplicationsへのWebアクセス管理およびシングル・サインオンの提供、(3)適格なOracle Applicationsに対するユーザーIDおよびユーザーID関連の情報または認証と許可のポリシーのデータ・ストレージまたはデータ・ストレージの仮想化の提供、(4)適格なOracle Applicationsに対するフェデレーテッド・シングル・サインオンの提供を行う場合です。

Oracle SOA Suite for Oracle Middleware for Oracle Applications

Oracle SOA Suite for Oracle Applicationsは、適格なOracle Applications内で統合、ビジネス・プロセス、ワークフロー相互作用、承認を有効にするためにのみ使用できます。適格なOracle Applicationsと、他のOracleアプリケーションまたはサード・パーティ・アプリケーションの間のワークフロー相互作用は、適格なOracle Applications内で開始または終了される場合にかぎり許可されます。SOAコンポジット(Rules、Mediator、XSLT変換、BPELプロセス、Springコンポーネント、Workflowサービス、およびOWSMセキュリティ・ポリシー他)の使用は、各コンポジット内から呼び出されるサービスの少なくとも1つが、適格なOracle Applicationにネイティブに(Webサービスを介して)、またはアダプタ経由でアクセスする場合にかぎり許可されます。Oracle Service Bus(OSB)の使用は、デプロイされる各サービスが適格なOracle Applicationにネイティブに(Webサービスを介して)、またはアダプタ経由でアクセスする場合にかぎり許可されます。

Oracle WebLogic Suite for Oracle Applications

Oracle WebLogic Suite for Oracle Applicationsは、適格なOracle Applicationsの埋込みランタイムとして、または適格なOracle Applicationにカスタマイズをデプロイするためにのみ、使用できます。WebLogicグローバル・データソース、またはWebLogicアプリケーション・データソースの1つは、適格なOracle Applicationのスキーマにアクセスするように構成する必要があります。

Oracle WebCenter Portal for Oracle Applications

Oracle WebCenter Portal for Oracle Applicationsは、適格なOracle Applicationおよびカスタム・アプリケーションを表示するためにのみ使用できます。いかなるサード・パーティのアプリケーションおよびOracleの他のアプリケーションを表示するには、フルユース・ライセンスが必要です。WebCenter Portal for Oracle Applicationsのライセンスがポータルで表示される適格なアプリケーションごとに存在する場合は、複数の適格なOracle Applicationを1つのポータル・インスタンスで表示できます。WebCenter Portal for Oracle Applicationsを使用すると、様々なWebCenterサービス(Wiki、ブログ、ディスカッションなど)を1つのアプリケーション・コンテキストに統合したり、適格なOracle ApplicationとWebCenter Portalコンポーネントの間にカスタム・ワークフローや通知を作成したりできます。適格なアプリケーションの外部で作成されたドキュメントが適格なアプリケーションまたはアプリケーション・コンテキストと関連付けられている場合は、コンテンツ管理機能を使用してドキュメントを保管および管理できます。

Oracle WebCenter Imaging for Oracle Applications

Oracle WebCenter Imaging for Oracle Applicationsを使用すると、イメージングの検索の作成および変更、事前パッケージ済のイメージング・アプリケーションのドキュメント・タイプの変更、およびイメージング・アプリケーションへの入力マッピングの作成および変更を行うことができます。イメージングでは、Oracle ApplicationワークフローからWebサービスAPIを呼び出すこともできます。事前パッケージ済のOracle Applications統合と関連付けられていないイメージを管理するための新しいドキュメント・タイプの定義、カスタム・ワークフローの開発、カスタム・ワークフローまたはカスタム・アプリケーション統合からのAPIの呼び出しを行うには、WebCenter Imagingのフルユース・ライセンスが必要です。