ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの新機能
11g リリース1(10.3.5)
B55571-05
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品

 

Oracle® Fusion Middleware

Oracle WebLogic Serverの新機能

11g リリース1(10.3.5)

B55571-05(原本部品番号:E13852-07)

2011年4月

Oracle WebLogic Serverへようこそ。以下の節では、このリリースのWebLogic Serverの新機能と変更点について説明します。このリリースで修正されているバグのリストについては、WebLogic Serverインストール・ディレクトリ内の次のファイルを参照してください。

WL_HOME/bugsfixed/bugsfixed.htm

修正バグのリストは、My Oracle Support (https://support.oracle.com/)でも使用可能です。ナレッジ・ベースの検索フィールドに次のドキュメントIDを入力してください。

1302753.1


注意:

Oracle Fusion Middleware 11gにはOracle WebLogic Server 11gが含まれています。Oracle WebLogic Serverの現在のバージョン番号は10.3.5です。

Enterprise Java Beans (EJB)

この項では、WebLogic Server 10.3.5の新しいEJBの機能について説明します。

JPA 2.0プロバイダのサポート

WebLogic Server 10.3.5に適用可能なパッチによって、Java Persistence Architecture (JPA)2.0プロバイダであるTopLinkのサポートが可能になります。JPA 2.0では、ドメイン・モデリング、オブジェクト/リレーショナル・マッピング、EntityManagerインタフェース、問合せインタフェースおよびJava Persistence Query Language (JPQL)の各機能が向上し、強化されています。条件問合せ、メタモデルAPIおよび検証のサポート用の新しいAPIが含まれています。JPA 2.0の仕様は、「JSR-000317 Java Persistence 2.0 (Final Release)」(http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr317/index.html)を参照してください。

JPA 2.0のサポートを有効にするには、WebLogic Serverのパッチをダウンロードしてインストールする必要があります。JPA 2.0は、WebLogic Server 10.3.4に含まれているopenJPA/Kodoではサポートされません。

  • My Oracle Supportにログインし、パッチ9923849をダウンロードします。

  • Smart Updateを使用する場合、パブリック・パッチQWG8を適用します。


注意:

JPA 2.0は、Java Platform, Enterprise Edition (Java EE)6の一部であるため、WebLogic ServerでのJPA 2.0のサポートはパッチとして提供されます。このため、現在のリリースでJPA 2.0のサポートを有効にすると、WebLogic ServerがJava EE 5との互換性の要件に一部適合しなくなります。現在のリリースでJava EE 5との互換性を保つために、サポートに必要なファイル(WebLogic Serverの標準インストールに含まれています)がデフォルトでは有効になりません。

詳細は、『Oracle WebLogic Server Enterprise JavaBeansバージョン3.0のプログラミング』のWebLogic ServerでのJPA 2.0とTopLinkの使用に関する項を参照してください。

非推奨になった機能(WebLogic Server 11g リリース1)

WebLogic Server 11g リリース1で非推奨になった機能に関する情報は、My Oracle Support(https://support.oracle.com/)で入手できます。「ナレッジ・ベースの検索」フィールドに次のドキュメントIDを入力してください。

888028.1

標準のサポート

このリリースのWebLogic Serverは以下の標準とバージョンをサポートしています。

Javaの標準

表1に、現在サポートされているJavaの標準を示します。

表1 Javaの標準のサポート

標準 バージョン

JAAS

1.0全体

Java API for XML-Based Web Services (JAX-WS)

2.1, 2.0

JACC (Java Authorization Contract for Containers)

1.1

Java EE

5.0

Java EEアプリケーション・デプロイメント

1.2

Java EEコネクタ・アーキテクチャ

1.5, 1.0

Java EE EJB

3.0、2.1、2.0、および1.1

Java EEエンタープライズWebサービス

1.2, 1.1

Java EE JDBC

4.0, 3.0

Java EE JMS

1.1、1.0.2b

Java EE JNDI

1.2

Java EE JSF

2.0, 1.2, 1.1

Java EE JSP

2.1、2.0、1.2、および1.1

Java EEサーブレット

2.5、2.4、2.3、および2.2

Java RMI

1.0

JavaMail

1.4

JAX-B

2.1, 2.0

JAX-P

1.2, 1.1

JAX-R

1.0

JAX-RPC

1.1、1.0(非推奨)

JCE

1.4

JDK

6.0(別名1.6)、5.0(別名1.5、クライアントのみ)

JMX

1.2, 1.0

JPA

1.0, 2.0

JPA 2.0のサポートの詳細は、「JPA 2.0プロバイダのサポート」を参照してください。

JSR 77: Java EE管理

1.1

JSTL

1.2

OTS/JTA

1.2および1.1

RMI/IIOP

1.0

SOAP Attachments for Java (SAAJ)

1.3, 1.2

Streaming API for XML (StAX)

1.0

Javaプラットフォーム用Webサービス・メタデータ

2.0, 1.1


Webサービスの標準

WebLogic Webサービスに対して現在サポートされている標準のリストについては、『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの紹介』のWebLogic Webサービスでサポートされている機能と標準に関する項を参照してください。

その他の標準

表2に、このリリースのWebLogic Serverでサポートされるその他の標準のリストを示します。

表2 その他の標準

標準 バージョン

SSL

v3

X.509

v3

LDAP

v3

TLS

v1

HTTP

1.1

SNMP

SNMPv1、SNMPv2、SNMPv3

xTensible Access Control Markup Language (XACML)

2.0

Core and Hierarchical Role Based Access Control (RBAC) Profile of XACMLの部分的な実装

2.0

インターネット・プロトコル(IP)

バージョン:

  • v6

  • v4


Fusion Middleware全製品におけるIPv6のサポートの詳細は、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1.x) 動作保証マトリックスの「IPv6 Certification」ワークシート(http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/oracle%20fusion%20middleware%2011gR1%20(11.1.1.x)%20certification%20matrix.xls)を参照してください。

サポートされる構成

サポートされる構成の最新情報については、「Oracle Fusion Middlewareのサポートされる構成」の中心ページ(http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html)を参照してください。

ドキュメントのアクセシビリティ

オラクル社は、障害のあるお客様を含めたすべてのお客様に、オラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティ

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じカッコだけを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーはカッコだけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティ

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポートへのアクセス

Oracleのお客様は、My Oracle Supportから電子サポートにアクセスできます。詳細については、http://www.oracle.com/support/contact.htmlにアクセスしてください。障害のあるお客様は、http://www.oracle.com/accessibility/support.htmlにアクセスしてください。


Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの新機能, 11g リリース1(10.3.5)

B55571-05

Copyright © 2007, 2011, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、Oracleまでご連絡ください。

このソフトウェアおよび関連ドキュメントが米国政府機関、もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアをライセンスまたは使用する者に提供される場合は、次の注意が適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, the use, duplication, disclosure, modification, and adaptation shall be subject to the restrictions and license terms set forth in the applicable Government contract, and, to the extent applicable by the terms of the Government contract, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software License (December 2007).Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このソフトウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、このソフトウェアを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

OracleはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

このソフトウェアおよびドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。