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Solaris のシステム管理 (IP サービス) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris TCP/IP プロトコル群 (概要)
5. TCP/IP ネットワークサービスと IPv4 アドレス指定の構成 (作業)
10. TCP/IP と IPv4 の詳細 (リファレンス)
18. DHCP コマンドと DHCP ファイル (リファレンス)
AH と ESP を使用する場合のセキュリティー上の考慮事項
21. IP セキュリティーアーキテクチャー (リファレンス)
25. Oracle Solaris の IP フィルタ (概要)
29. モバイル IP のファイルおよびコマンド (リファレンス)
Solaris OS は、SCTP (Streams Control Transmission Protocol) をサポートしています。STCP プロトコルと SCTP ポート番号を使用した IPsec ポリシーの指定はサポートされていますが、頑丈ではありません。RFC 3554 に指定されている SCTP の IPsec 拡張は、まだ実装されていません。これらの制限事項によって SCTP 向けの IPsec ポリシーの作成が複雑になる場合もあります。
SCTP は、単独の SCTP アソシエーションのコンテキストで、複数の発信元アドレスと宛先アドレスを利用できます。1 つの発信元アドレスまたは 1 つの宛先アドレスに IPsec ポリシーを適用すると、SCTP がそのアソシエーションの発信元アドレスまたは宛先アドレスを切り替えたときに、通信が失敗する恐れがあります。IPsec ポリシーは、元のアドレスしか認識しません。SCTP については、RFC と SCTP プロトコルを参照してください。