10.11. VMware View Connector キオスクセッションタイプを構成する

10.11.1. VMware View Connector のキオスクモードセッションタイプを構成する方法

次の手順では、管理 GUI を使用して、VMware View Connector から Windows デスクトップに自動的に直接アクセスできるように Sun Ray サーバーを構成します。

VMware View Connector 環境の設定の詳細は、Chapter 19, VMware View Connectorを参照してください。

10.11.1. VMware View Connector のキオスクモードセッションタイプを構成する方法

  1. 管理 GUI にログインします。

  2. 「詳細」タブをクリックし、「キオスクモード」サブタブをクリックします。その後、「編集」をクリックします。

  3. 「セッション」(「セッションタイプ」) から「VMware View Manager セッション」を選択します。

  4. セッションパラメータを変更します。

  5. 下部にある「引数」フィールドに、次の形式でセッション引数を追加します。

    [session-type-arguments] [-- uttsc-arguments]
    

    指定可能な引数は次のとおりです。

    Table 10.4. VMware View Connector のキオスクセッションの引数

    引数

    説明

    -s server

    VMware View Connection Server ホスト名。

    -https

    VMware View Connection Server への SSL 接続を使用します (デフォルト)。

    -http

    VMware View Connection Server への SSL 接続を使用しません。

    -p port-number

    VMware View Connection Server ポート番号。

    -t seconds

    スマートカードが使用されていない場合、ユーザーが自動的にデスクトップの選択ダイアログからログアウトされるまでの非活動時間の長さ。デフォルト値は 3 分です。

    -no-auto-login

    デスクトップが 1 台のみの場合、ユーザーは自動的にそのデスクトップに転送されます。このフラグは、この動作を無効にします。

    -d domain

    このドメイン名は、使用可能な場合は、ログイン画面で事前に選択されています。

    -- uttsc-arguments

    有効な uttsc 引数を指定します。これらのオプションの詳細については、uttsc マニュアルページを参照してください。


    Note

    Sun Ray Software は Windows のネットワークレベル認証 (Network Level Authentication、NLA) をサポートすることができますが、VMware View 4.5 では非 Windows ベースの View クライアントでの NLA をサポートしていません。VMware View 4.5 では標準の RDP 認証を使用する必要があります。RDP 認証を構成するには、ゲスト OS で RDP 認証を有効にし、-N off オプションを uttsc 引数フィールドに追加します。

  6. カードユーザーおよび非カードユーザーがキオスクモードを使用するかどうかをサーバーで構成します。

    1. 「詳細」メニューの「システムポリシー」サブタブをクリックします。

    2. カードユーザーおよび非カードユーザーに対してキオスクモードを有効にします。

  7. 「保存」をクリックします。

キオスクモードを使用するためのポリシー構成と一致する新規または再起動されたセッションは、すべて新しいセッションタイプにアクセスします。