セッション待機中 OSD は、Sun Ray クライアントが X ウィンドウセッションを待機中であることを示します。アイコンは、通常起動プロセスの一部として数秒間表示されます。
このアイコンが長時間表示される場合は、サーバーからの表示トラフィックがクライアントに到達していません。この問題が発生する可能性のある原因をいくつか挙げます。
ネットワーク (ルーター、スイッチ、ファイアウォール) が、サーバーからクライアントへの UDP トラフィックを正しく転送していません。
サーバーがサーバーポリシーアイコンのいずれかを表示しようとしているけれども、クライアントが NAT ルーターまたはゲートウェイの背後にあります。
Sun Ray サーバー側表示トラフィックのソースであるX サーバー (Xnewt または Xsun) が、正しく動作していません。クラッシュまたはハングアップしている可能性があります。
ディスプレイマネージャー (Oracle Solaris 上の dtlogin または Oracle Linux 上の gdm) が、X サーバーをセッション用に起動することに失敗しました。クラッシュまたはハングアップしているか、正しく構成されていない可能性があります。dtlogin 構成ファイルが破損している疑いがある場合は、Section 5.3, “破損した構成ファイルをチェックして修正する方法 (Oracle Solaris)”を参照してください。