Sun Ray クライアントのブート時には、デフォルトで糸車 (砂時計) のアイコンが表示されます。ブートプロセスの詳細を表示したり、問題を識別したりするために、Stop-O (Sun 以外のキーボードでは Ctrl-Pause-O) を押すことでオンスクリーン表示 (OSD) アイコンを有効にできます。この状況はリブートしても持続するため、OSD アイコンを無効にする必要がある場合はもう一度 Stop-O を押す必要があります。
OSD アイコンは、3 つのオーディオキーを同時に押した場合、ブート時に Sun Ray クライアントに警告またはエラーが発生した場合、または 10 秒を超えて状態の変化が発生しなかった場合にも表示されます。
古いバージョンのアイコンが表示されている場合は、ファームウェアがアップグレードされていないか、問題が発生しています。Sun Ray クライアントが最新のファームウェアを使用していることを確認するには、Chapter 14, Sun Ray クライアントのファームウェアを参照してください。
OSD アイコンは、次の例のように、四角形の薄い灰色のアイコンとして表示されます。
OSD アイコンは、クライアントがサーバーに接続されていない場合でも表示でき、通常は次の詳細情報を提供します。
独自のグラフィック
Ethernet アドレス
Sun Ray クライアントの IP アドレス
Sun Ray サーバーへのリンクのステータス
認証サーバー の IP アドレス
アイコンメッセージ用の数字コード
DHCP 状態用の英字コード
該当する場合は、暗号または認証情報
ファームウェアダウンロードエラーコード用の英字コード