2.4. 画面の問題

2.4.1. デスクトップサイズ変更が有効になっているときにホットデスク後の Oracle Linux で Gnome がクラッシュする

デスクトップサイズ変更が有効になっているときに Oracle Linux デスクトップをホットデスクすると、Gnome がクラッシュしてすべての端末ウィンドウが強制終了します。その後、新しいセッションが作成されます。この問題はキオスクモード使用時のデスクトップサイズ変更には影響しません。

回避方法: utaction コマンドで設定されたデスクトップサイズ変更を無効にします。

参照: CR 13424198

2.4.2. Sun Ray 3 および Sun Ray 3i クライアントで構成 GUI を表示しているときに画面がちらつく

Sun Ray 3 または Sun Ray 3i クライアントが最大解像度 (1920x1200 または 1920x1080) のときに STOP-M で構成 GUI を表示すると、画面がちらつく場合があります。

参照: CR 13702574

2.4.3. 2 つ目の Linux セッションで画面がロックしない (Linux)

2 つの Linux セッションを作成するユーザーは、2 つ目のセッションの画面ロックを作成できません。Sun Ray Software が画面をロックする必要がある場合、2 つ目のセッションには xlock を使用します。ユーザーがメニューから画面をロックしようとしても何も起こりません。

回避方法: 2 つ目のセッションには screensaver デーモンを手動で起動することで、画面ロックが有効になり、Sun Ray Software が xlock を使用しなくなります。

# /usr/X11R6/bin/xscreensaver -nosplash &