次に、テンプレートを使用してデスクトップをクローニングできるように、それをプールに追加する必要があります。
「会社のプール」テーブルで、「名前」列にあるプール名をクリックします。「サマリー」タブが表示されます。「テンプレート」タブをクリックします。図 7.7 に示すように、「プールテンプレート」ページが表示されます
「テンプレート」テーブルで、「テンプレートのインポート」ボタンをクリックします。「テンプレートのインポート」ウィンドウが表示されます。「フォルダ」タブでは、このホストの /var/tmp フォルダから、あるいはこのホストまたは別のホストのどちらかの NFS 共有からテンプレートをインポートできます。「ハイパーバイザ」タブでは、このホストまたは別のホストの VirtualBox インストールから直接テンプレートをインポートできます。
仮想マシンの設定ファイルおよびディスクイメージを /var/tmp フォルダにコピーした場合は、「フォルダの選択」ボタンをクリックし、自動的に読み込まれない場合は、その設定ファイルおよびディスクイメージをドロップダウンリストから選択します。「インポートが成功したら、元のデスクトップを削除します」オプションが選択されていないことを確認します。図 7.8 に例を示します。
第6章 の手順に従って既存の仮想マシンを VirtualBox にインポートしたか、VirtualBox で新規テンプレートを作成した場合は、「ハイパーバイザ」タブをクリックします。このホストのデスクトップのリストからそのテンプレートを選択し、「インポートが成功したら、元のデスクトップを削除します」オプションが選択されていないことを確認します。図 7.9 に、例を示します。
テンプレートではなく個々のデスクトップをプールにインポートする場合、手順は事実上同じですが、「デスクトップ」タブの手順を実行します。
「了解」をクリックして、テンプレートのインポートを開始します。「テンプレートのインポート」ウィンドウが閉じて、図 7.10 に示すように、テンプレートがインポート中であることを示すメッセージが「テンプレート」タブに表示されます。
Oracle VDI で実行する操作の多くによって、バックグラウンドで実行されるジョブが発生します。それらのジョブが進行している間、他の操作を実行し続けることができます。テンプレートのインポートは、ジョブを発生させる操作の 1 つです。Oracle VDI Manager の右上隅で、「実行中ジョブ」を選択します。図 7.11 に示すように、「ジョブのサマリー」ウィンドウが表示されます。
「ジョブのサマリー」ウィンドウには、各ジョブの進捗とステータスに関する詳細情報が表示されます。ジョブが取り消されることもあります。「ジョブのサマリー」ウィンドウを閉じます。
テンプレートのインポートジョブが完了すると、「テンプレート」タブの「テンプレート」テーブルにテンプレートが一覧表示されます。「名前」列のテンプレート名の横にある矢印をクリックすると、図 7.12 に示すように、そのテンプレートのリビジョン 1 が自動的に作成され、そのリビジョンがマスターリビジョンとしてマークされていることに気付きます。
クローニングを使用するときに、そのリビジョンからデスクトップが作成されます。リビジョンは、仮想マシンの正確な状態を記録するセーブポイントにすぎません。テンプレートの変更は、新規ソフトウェアをインストールしたり、それが期待どおりに機能することをテストしたりするときなど、いつでも行うことができます。変更内容に満足できたら、新しいリビジョンを作成し、(「テンプレート」タブのボタンを使って) それをマスターとしてマークして、新規デスクトップのクローニングに新しいリビジョンが使用されるようにします。あとでそのリビジョンに関する問題が見つかった場合は、以前のリビジョンをマスターとしてマークすることで、以前のリビジョンに簡単に戻すことができます。
また、Oracle VDI Manager 内部からテンプレートに変更を加えることもできます。これを行うには、テンプレート (リビジョンではなく) を選択して、「コンソールを開く」ボタンをクリックします。「コンソール」ページが表示され、ここから Oracle VM VirtualBox マネージャーで行なったのとほぼ同じように仮想マシンを起動、停止、およびそれに接続することができます。