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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control Oracle Fusion Middleware Management Plug-inスタート・ガイド
リリース 12.1.0.5
B66835-05
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11 SOA Suiteの検出および監視

この章では、Enterprise Manager Cloud Controlを使用したSOA Suite 11gのコンポーネントの検出および構成について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

11.1 このリリースの新機能

SOA Suiteのリリース12cで新たに導入された機能は次のとおりです。

  • 「ターゲット設定の検証」では、ターゲット監視に必要な、設定問題の診断と修復ができるように一連のテストを実行できます。

  • 「フォルト管理」では、フォルトおよびBPEL/BPMNメッセージのリアルタイム検索とリカバリを実行できます。これに加え、フォルトの一括リカバリを実行し、実行された一括リカバリのステータスを追跡および監視できます。

  • Oracle RAC Databaseによるデハイドレーション・ストア・パフォーマンスのサポートでは、マルチ・データ・ソース・タイプまたはGridLinkデータ・ソース・タイプのRACベースのデハイドレーション・ストアに対して、健全性とパフォーマンスを監視できます。

  • インスタンスのトレースの拡張機能では、次の操作を実行できます。

    • インスタンスIDを使用してインスタンスをトレースする。

    • BPELコンポーネント・インスタンスのペイロードを表示する。

    • SOAインフラストラクチャ・レベルでインスタンスをトレースする。

  • サポート・ワークベンチの機能拡張により、BPELおよびメディエータのダンプが生成できるようになりました。この拡張機能はSOA PS6 (11.1.1.7.0)でサポートされます。

  • SOAコンポジット・ターゲット検出が強化されており、必要に応じて、デフォルト・バージョンのSOAコンポジットのみを検出します。前のリリースでは、デフォルトおよび唯一のオプションは、デプロイされているすべてのSOAコンポジットの検出でしたが、このリリースでは、デフォルト・バージョンのSOAコンポジットのみを選択できるようになりました。これを行うには、第11.5.1項で示されている手順に従います。

11.2 サポートされているバージョンのリスト

Enterprise Manager Cloud Control 12cでサポートされているSOA Suite 11gのバージョンを次に示します。

  • 11.1.1.2.0(PS1)

  • 11.1.1.3.0(PS2)

  • 11.1.1.4.0(PS3)

  • 11.1.1.5.0(PS4)

  • 11.1.1.6.0(PS5)

  • 11.1.1.7.0 (PS6)

11.3 監視テンプレート

次のオラクル社認定デフォルト・テンプレートが、Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース2およびEnterprise Manager Cloud Control 12cリリース3のエージェント用に用意されています。表11-1に、使用可能なテンプレートと、その適用先となるエージェントを示します。

表11-1 監視テンプレート

ターゲット・タイプ エージェント名 テンプレート名

SOAインフラストラクチャ

PS1エージェント

FMWプラグイン12.1.0.3.0用SOA Infrastructureのオラクル社認定のFusionアプリケーション・テンプレート

SOAインフラストラクチャ

PS1エージェント

FMWプラグイン12.1.0.3.0用SOA Infrastructureのオラクル社認定のFMWテンプレート

SOAインフラストラクチャ

PS2エージェント

SOA Infrastructureのオラクル社認定のFusionアプリケーション・テンプレート

SOAインフラストラクチャ

PS2エージェント

SOA Infrastructureのオラクル社認定のFMWテンプレート

SOAコンポジット

PS1エージェント

FMWプラグイン12.1.0.3.0用SOA Compositeのオラクル社認定のFusionアプリケーション・テンプレート

SOAコンポジット

PS1エージェント

FMWプラグイン12.1.0.3.0用SOA Compositeのオラクル社認定のFMWテンプレート

SOAコンポジット

PS2エージェント

SOA Compositeのオラクル社認定のFusionアプリケーション・テンプレート

SOAコンポジット

PS2エージェント

SOA Compositeのオラクル社認定のFMWテンプレート



注意:

古いバージョンのOMS (Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース2、Enterprise Manager Cloud Control 12c BP1など)を使用して作成されたテンプレートは、Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース3で使用しないでください。

11.4 検出プロセスの概要

ここでは、Enterprise Manager Cloud ControlでのSOA Suite 11gの検出および監視に伴う全体的なプロセスについて説明します。SOA Suiteの検出および監視を問題なく行うため、このプロセスの各手順で説明されている指示に従ってください。

表11-2 検出プロセスの理解

Oracle SOA Suiteのバージョン デプロイ先のアプリケーション・サーバー 検出メカニズム プロセス

Oracle SOA Suite 11.1.x

Oracle WebLogicが管理するサーバー

手動検出

  1. 最初に、手動でOracle WebLogic Managed Serverを検出します。手順については、9.5.2.1項「Oracle WebLogic Managed Serverの検出」を参照してください。

  2. SOA Suiteを監視するには、WebLogicドメインの管理サーバーでローカルに稼働しているエージェントを使用するか、WebLogicドメインの構成要素ではない別のホストで稼働しているリモート管理エージェントを使用します。

    注意: SOA Suiteの監視にリモート・エージェントを使用する場合は、次のような操作の制限があります。

    - インスタンスのトレース、リカバリ可能なインスタンスの表示、フォルト・リカバリ、SOAアーティファクトのプロビジョニングはサポートされていません。

    - リモート・エージェントではホスト・メトリックを取得できません。

  3. すべてのメトリック・データが収集されるようにするには、soa-infra-mgmt.jarおよびoracle-soa-client-api.jarの各ファイルを$AGENT_HOME/plugins/oracle.sysman.emas.agent.plugin_12.1.0.0.0/archives/jlib/(エージェント・ホーム・ディレクトリ)に追加します。extjlibディレクトリが存在しない場合は、これを$FMW_PLUGIN_HOME/archives/jlibの下に作成できます。この手順は、リモート・エージェントを使用してSOA Suiteを監視する場合のみ必要です。

    注意: SOA PS3 (11.1.1.4.0)以上では、エージェント・ホーム・ディレクトリにjrf-api.jarファイルも必要です。


11.5 SOA Suiteの検出

ここでは、SOA Suite 11gの検出手順について説明します。

11.5.1 SOA Suiteの検出

検出プロセスの実行には、次のようにローカルまたはリモートの管理エージェントを使用できます。

ローカル・エージェントを使用したSOA Suiteの検出

ローカル・エージェントを使用した検出の場合、管理サーバーと同じホスト上で稼働している管理エージェントを使用する必要があります。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

    Oracle Enterprise Manager Cloud Controlに、監視中のすべてのミドルウェア・ターゲットの一覧を示す「ミドルウェア」ページが表示されます。

  2. 「ミドルウェア」ページで、「追加」リストから「Oracle Fusion Middleware/Weblogicドメイン」を選択して「実行」をクリックします。

    「管理サーバー・ホスト」、「ポート」、「ユーザー名」、「パスワード」、「エージェント」(ローカルまたはリモート)および「JMXプロトコル」を指定して、「続行」をクリックします。

  3. 「Oracle Fusion Middleware/Weblogicドメインの追加: ターゲットの検索」ページで、「管理サーバー・ホスト」「ポート」「ユーザー名」「パスワード」および「エージェント」(ローカルまたはリモート)の詳細を指定します。

    図11-1 新しいドメイン検出

    SOAコンポジットの検出。

    「詳細」セクションで、リストから「JMXプロトコル」を選択します。

    Cloud Control 12.1.0.5.0プラグイン・リリース以上では、最新のデフォルト・バージョンのSOAコンポジットのみを検出するオプションを利用できます。このオプションの利点は、Cloud Controlコンソールから集中して管理および監視する必要のあるターゲットを完全に制御できることです。デフォルトのSOAコンポジットのみを検出するには、「詳細」セクションで、「アプリケーションのバージョンの検出」チェック・ボックスの選択を解除します。

    デフォルトでは、このオプションは選択されており、管理者はすべてのバージョンについて、デプロイされているSOAコンポジットを検出します。各コンポジット・バージョンに対して1つのターゲット(バージョン番号がターゲット名の一部)を持つことがデフォルトの動作であった旧リリースと異なり、このリリースでは、「アプリケーションのバージョンの検出」オプションの選択を解除することにより、すべてのSOAコンポジットに対して1つのターゲット(名前にバージョン番号なし)を持つことができます。このターゲットは、現在のデフォルトバージョンに対してのみメトリックを収集し、旧バージョンに対しては収集しません。


    注意:

    • 「アプリケーションのバージョンの検出」チェック・ボックスが選択されている状態(デフォルトの状態。図11-1を参照)で検出されたターゲットが存在するが、このチェック・ボックスの選択を解除する場合、次の手順を実行します。

      • WebLogicドメイン・ターゲットのページに移動します。

      • 「監視構成」ページで、「アプリケーションのバージョンの検出」の値をfalseに更新します。(図11-2を参照。)

      • ドメイン・リフレッシュを実行します。

      これを行うことで、以前のターゲットからのメトリック履歴を含まない、名前にバージョン番号のない新しいコンポジット・ターゲットが検出されます。

    • 名前にバージョン番号のないコンポジット・ターゲットが存在する状態で、さらに多くのSOAコンポジット・バージョンを追加すると、SOA Suiteでデフォルト・バージョンとして指定されているバージョンが監視されます。履歴メトリックは、デフォルト・バージョンが変更されても、同じターゲット内に維持されます。


    図11-2 ドメイン検出のアップグレード

    ドメイン検出のアップグレード

    「続行」をクリックします。

  4. 「ミドルウェア」ページに戻ります。WebLogicドメインの下にSOAインスタンスが表示されます。


    注意:

    SOA Suiteドメインの検出後に作成されるSOAコンポジットは自動で表示されません。すべてのSOAコンポジットを表示するには、WebLogic Serverターゲットのホームページに移動し、メニューから「ドメインのリフレッシュ」オプションを選択します。

リモート・エージェントを使用したSOA Suiteの検出

管理サーバーが稼働しているホストとは異なるホストで実行中のリモート・エージェントを使用して、SOA Suite 11gを検出できます。この場合、インスタンスのトレース、フォルト・リカバリ、やリカバリ可能なインスタンスの表示、SOAアーティファクトのプロビジョニング、ホスト・メトリックの取得などの特定の操作を実行できない可能性があります。

すべてのメトリック・データが収集されるようにするには、soa-infra-mgmt.jarおよびoracle-soa-client-api.jarの各ファイルを$AGENT_HOME/plugins/oracle.sysman.emas.agent.plugin_<plugin version>/archives/jlib/extjlib(エージェント・ホーム・ディレクトリ)に追加します。extjlibディレクトリが存在しない場合はこのディレクトリを作成できます。この手順は、リモート・エージェントを使用してSOA Suiteを監視する場合のみ必要です。


注意:

SOA PS3 (11.1.1.4.0)以上では、エージェント・ホーム・ディレクトリにjrf-api.jarファイルも必要です。

11.5.2 SOA Suiteの構成

SOA Suite 11gの検出が終了したら、次の追加の構成手順を実行します。

  1. ホスト名、ポートおよび資格証明などのSOAデータベースの詳細を設定します。

    1. Enterprise Manager Cloud Controlの「ミドルウェア」ページに移動します。

    2. 「SOAインフラストラクチャ」ホームをリストから選択し、「構成」をクリックします。

    3. 「SOAインフラストラクチャ・ホーム」ページが表示されます。「SOAインフラストラクチャ」ドロップダウン・メニューから「監視構成」を選択します。

    4. 「監視構成」ページでSOAデータベースの詳細を設定します。

  2. WebLogicドメインの優先資格証明を設定します。

    1. 「設定」メニューから、「セキュリティ」「優先資格証明」の順に選択します。

    2. Oracle WebLogicドメイン・ターゲットを選択して、「優先資格証明の管理」をクリックします。

    3. 「ターゲット優先資格証明」でWebLogic管理者資格証明を選択し、「設定」をクリックします。

    4. 「名前付き資格証明の選択」ウィンドウにユーザー名とパスワードを入力し、「保存」をクリックします。

11.6 メトリックと収集設定

次のメトリックについては、「メトリックと収集設定」ページの収集スケジュールを使用できません。収集間隔を更新する手順の詳細を、次の表にリストします。

表11-3 メトリックと収集設定

ターゲット・タイプ メトリック名 収集間隔の更新手順

SOAインフラストラクチャ

レスポンス

次の手順を実行して、SOAがデプロイされている、関連付けられたWeblogic Serverにナビゲートします。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャのターゲット・ページで、「WebLogic Server」メニューから「監視」を選択し、「メトリックと収集設定」をクリックします。

  4. 「収集されたその他のアイテム」タブをクリックします。

  5. 「アプリケーション・メトリック」に対応する「収集スケジュール」をクリックして、収集間隔を更新します。

注意: この変更は、そのWebLogicサーバーにデプロイされたすべてのアプリケーションに適用されます。

SOAコンポジット

レスポンス

11.1.1.6.0以前のSOA PS5の場合は、次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. 「ミドルウェア」ページで、SOAコンポジット・ターゲットをクリックします。

  3. SOAコンポジットのターゲット・ページで、「SOAコンポジット」メニューから「監視」を選択し、「メトリックと収集設定」をクリックします。

  4. 「収集されたその他のアイテム」タブをクリックします。

  5. メトリック「SOAコンポジット・ステータス(11.1.1.6.0以前)」の収集間隔を更新します。

SOA PS6 (11.1.1.7.0)以降の場合は、SOAコンポジットがデプロイされている、関連付けられたSOAインフラストラクチャにナビゲートします。次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. 「ミドルウェア」ページで、SOAコンポジットがデプロイされているSOAインフラストラクチャをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャのターゲット・ページで、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「監視」を選択し、「メトリックと収集設定」をクリックします。

  4. 「収集されたその他のアイテム」タブをクリックします。

    メトリック「SOAコンポジット・ステータス」の収集間隔を更新します。

注意: この変更は、そのSOAインフラストラクチャにデプロイされたすべてのSOAコンポジットに適用されます。

SOAコンポジット

SOAコンポジット - コンポーネント詳細メトリック

SOAコンポジットがデプロイされている、関連付けられたSOAインフラストラクチャにナビゲートします。次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. 「ミドルウェア」ページで、SOAコンポジットがデプロイされているSOAインフラストラクチャをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャのターゲット・ページで、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「監視」を選択し、「メトリックと収集設定」をクリックします。

  4. 「収集されたその他のアイテム」タブをクリックします。

    メトリック「SOAインフラストラクチャ - リカバリ可能なフォルト」の収集間隔を更新します。

SOAコンポジット

SOAコンポジット - リカバリ可能メッセージと拒否メッセージ

SOAコンポジットがデプロイされている、関連付けられたSOAインフラストラクチャにナビゲートします。次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. 「ミドルウェア」ページで、SOAコンポジットがデプロイされているSOAインフラストラクチャをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャのターゲット・ページで、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「監視」を選択し、「メトリックと収集設定」をクリックします。

  4. 「収集されたその他のアイテム」タブをクリックします。

    メトリック「SOAインフラストラクチャ - リカバリ可能メッセージと拒否メッセージ」の収集間隔を更新します。


11.6.1 Application Dependency and Performance(ADP)メトリックの表示

SOAインスタンスがADPマネージャで監視されている場合、到着率や、最小、最大および平均のレスポンス時間などの追加メトリックが収集されます。


ヒント:

メトリック・データを収集する前に、ADPマネージャを登録する必要があります。ADPマネージャの登録の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。

11.7 インスタンスのトレースの構成

インスタンスのトレースを有効にする前に、次の前提条件を満たしていることを確認してください。

  • SOAインフラストラクチャがSOAインフラストラクチャと同じホストで実行されているOracle Management Agent (管理エージェント)で監視されることを確認してください。

  • 優先資格証明として次を設定します。

    • SOAサーバーが実行されているホストの資格証明。

    • Oracle WebLogicドメインの管理者資格証明。

コンポジット・インスタンスの実行に関わるあらゆるSOAインフラストラクチャ・インスタンスについて、インスタンスのトレースを有効化する手順:

  1. WebLogicドメインの優先資格証明を設定します。これを行うには、第11.5.2項で示されている手順に従います。

  2. リストされているインスタンスの状態を表示するには、次の手順に従って、「インスタンスのトレース」ページでコンポジットの状態のキャプチャ・フラグを有効にします。

    1. SOAインフラストラクチャのホームページで、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「Fusion Middleware Control」を選択します。

    2. SOAインフラストラクチャ・ターゲットのホームページに移動します。

    3. 「SOAインフラストラクチャ」メニューから、「SOA管理」を選択し、「共通プロパティ」をクリックします。

    4. 「SOAインフラストラクチャの共通プロパティ」ページで、「コンポジット・インスタンスの状態をキャプチャ」チェック・ボックスを選択します。

11.8 SOAインスタンスのトレースの設定と使用

Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース3から、これまでのSOAコンポジット・レベルに加えてSOAインフラストラクチャ・レベルでもインスタンスのトレース機能を使用できるようになりました。

この項の内容は次のとおりです。

11.8.1 SOAインフラストラクチャ・レベルでのSOAインスタンスのトレース

SOAインフラストラクチャ・レベルでは、インスタンス検索がSOAコンポジット全体に対して実行され、特にSOAコンポジット・インスタンスがトレースされます。次の手順を実行します。

  1. Cloud Controlで、「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. 「ミドルウェア」ページで、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャのホーム・ページで、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「インスタンスのトレース」を選択します。

  4. 「インスタンスのトレース」ページで、検索条件(インスタンスID、インスタンスの作成時間ウィンドウ、インスタンス数、センサー値など)を指定して、トレースするインスタンスを検索します。「検索」をクリックします。


    注意:

    検索データを取得するには、WebLogicドメインおよび監視エージェント・ホストに優先資格証明を設定する必要があります。インスタンスのトレースについてのこれらの設定は、「ターゲット設定の検証」ページから行うことができます。これには、「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。ミドルウェア・ページで、興味のあるターゲットをクリックします。たとえば、SOAインフラストラクチャなどです。ターゲットのホーム・ページで、ターゲット固有のメニューから「ターゲット設定」を選択し、「検証」をクリックします。
    • WebLogicドメイン: WebLogicドメイン(SOAドメイン・ターゲット)に管理者資格証明を設定するには、「設定」メニューから、「セキュリティ」「優先資格証明」の順に選択します。ターゲット・タイプに「Oracle WebLogicドメイン」を選択して、「優先資格証明の管理」をクリックします。WebLogic管理者資格証明を指定して、「OK」をクリックします。

    • 監視エージェント・ホスト: 管理エージェントがインストールされているホストに優先資格証明を設定するには、「設定」メニューから、「セキュリティ」「優先資格証明」の順に選択します。ターゲット・タイプに「ホスト」を選択して、「優先資格証明の管理」をクリックします。ホストの通常ホスト資格証明を指定して、「OK」をクリックします。


    すべてのSOAコンポジットのすべてのインスタンスが表示されます。新しいQBE機能がインスタンス表に導入され、これによって、様々なフィールド(インスタンスID、パーティション名、コンポジット名、インスタンスの状態、ジョブ・ステータスのトレース、名前、ECID、対話IDなど)に基づいてインスタンスをフィルタ処理できるようになりました。

  5. トレース対象とする特定のSOAコンポジットの「インスタンスID」を選択し、「トレース」をクリックします。

  6. 「インスタンスのトレース」ダイアログ・ボックスで「追加」をクリックし、トレース情報を収集する対象のSOAインフラストラクチャ・ターゲットを1つ以上追加します。これらのターゲットのWebLogic管理者資格証明およびホスト資格証明を指定して、「OK」をクリックします。

    トレース・ジョブが送信され、選択したターゲットからインスタンスのトレース・データが収集され、インスタンスのフロー・トレースが生成されます。

  7. ジョブが完了したら、「ジョブ・ステータスのトレース」をクリックしてフローのトレース・データを表示します。

  8. 「コンポーネント・インスタンス」をクリックすると、コンポーネント・インスタンスの監査証跡にドリルダウンし、実行の詳細がアクティビティ・レベルで表示されます。

    BPELコンポーネントのペイロードを表示するには、コンポーネント・インスタンスをクリックしてコンポーネント監査証跡までドリルダウンしてから、「ペイロードの表示」をクリックしてペイロードを表示します。

11.8.2 SOAコンポジット・レベルでのSOAインスタンスのトレース

SOAコンポジット・インスタンスを構成およびトレースするには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Controlで、「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. 「ミドルウェア」ページで、SOAコンポジット・ターゲットをクリックします。

  3. SOAコンポジットのホーム・ページで、「SOAコンポジット」メニューから「インスタンスのトレース」を選択します。

  4. 「インスタンスのトレース」ページで、検索条件(インスタンスID、インスタンスの作成時間ウィンドウ、インスタンス数、センサー値など)を指定して、トレースするインスタンスを検索します。「検索」をクリックします。


    注意:

    検索データを取得するには、WebLogicドメインおよび監視エージェント・ホストに優先資格証明を設定する必要があります。インスタンスのトレースについてのこれらの設定は、「ターゲット設定の検証」ページから行うことができます。これには、「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。ミドルウェア・ページで、興味のあるターゲットをクリックします。たとえば、SOAインフラストラクチャなどです。ターゲットのホーム・ページで、ターゲット固有のメニューから「ターゲット設定」を選択し、「検証」をクリックします。
    • WebLogicドメイン: WebLogicドメイン(SOAドメイン・ターゲット)に管理者資格証明を設定するには、「設定」メニューから、「セキュリティ」「優先資格証明」の順に選択します。ターゲット・タイプに「Oracle WebLogicドメイン」を選択して、「優先資格証明の管理」をクリックします。WebLogic管理者資格証明を指定して、「OK」をクリックします。

    • 監視エージェント・ホスト: 管理エージェントがインストールされているホストに優先資格証明を設定するには、「設定」メニューから、「セキュリティ」「優先資格証明」の順に選択します。ターゲット・タイプに「ホスト」を選択して、「優先資格証明の管理」をクリックします。ホストの通常ホスト資格証明を指定して、「OK」をクリックします。


    検索条件と一致するインスタンスのリストが表示されます。新しいQBE機能がインスタンス表に導入され、これによって、様々なフィールド(インスタンスID、パーティション名、コンポジット名、インスタンスの状態、ジョブ・ステータスのトレース、名前、ECID、対話IDなど)に基づいてインスタンスをフィルタ処理できるようになりました。

  5. インフラストラクチャ内の様々なSOAドメインにわたるインスタンスをトレースするには、SOAドメイン内にあるトレース対象インスタンスの「インスタンスID」を選択し、「トレース」をクリックします。

  6. 「インスタンスのトレース」ダイアログ・ボックスで「追加」をクリックし、トレース情報を収集する対象のSOAインフラストラクチャ・ターゲットを1つ以上追加します。これらのターゲットのWebLogic管理者資格証明およびホスト資格証明を指定して、「OK」をクリックします。

    トレース・ジョブが送信され、選択したターゲットからインスタンスのトレース・データが収集され、インスタンスのフロー・トレースが生成されます。

  7. ジョブが完了したら、「ジョブ・ステータスのトレース」をクリックしてフローのトレース・データを表示します。「ログ・ビューア」リンクをクリックして、インスタンスに関連したログ・メッセージにアクセスします。

  8. 「コンポーネント・インスタンス」をクリックすると、コンポーネント・インスタンスの監査証跡にドリルダウンし、実行の詳細がアクティビティ・レベルで表示されます。

    BPELコンポーネントのペイロードを表示するには、コンポーネント・インスタンスをクリックしてコンポーネント監査証跡までドリルダウンしてから、「ペイロードの表示」をクリックしてペイロードを表示します。

11.9 デハイドレーション・ストアの監視

デハイドレーション・ストアの診断機能には、SOAデハイドレーション・データベースの動作を分析可能な専用のビューが用意されています。SOA Suiteによるデータベースの使用状況に照らして、SQLパフォーマンス・メトリックと表の増大を監視できます。このビューには、スループットと待機時間のボトルネックの両データが表示され、ターゲット・データベース・インスタンスの全般的な状態を監視できます。アクティブ・セッション履歴を使用すれば、使用率のデータを追跡して、表領域のグラフ、増加率のグラフまたは実行グラフとして表示できます。


注意:

スタンドアロンのOracle Databaseの監視に加えて、デハイドレーション・ストアはRACデータベース・エンジンの全般的な健全性の確認と、パフォーマンスのボトルネックの原因となる問題の特定をサポートするようになりました。

また、Real Application Cluster (RAC)データベースも監視できます。RACの場合は、マルチ・データ・ソースとGridLinkデータ・ソースを監視できます。RACシナリオでは、関連付けられているすべてのノードが、デハイドレーション・ストアのタブにドロップ・ダウン・メニューの形式でリストされます。ユーザーは「データベース・インタフェースの表示」メニューから特定のインスタンスを選択し、関連付けられたメトリック・データを表示できます。


11.9.1 SOAデハイドレーション・ストアの監視の有効化

SOAデハイドレーション・ストアの監視を構成して有効化するには、次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから「データベース」を選択し、SOAデハイドレーション・ストアを表しているデータベース・ターゲットがEnterprise Managerで検出されているかどうかを確認します。

  2. SOAインフラストラクチャとWebLogic Serverのターゲットに使用可能な構成が1つ以上あるかどうかをチェックします。

  3. SOAインフラストラクチャ・ターゲットの監視構成では、SOAリポジトリに関する次のフィールドを構成する必要があります。

    • SOAリポジトリ接続記述子: WebLogic Server上のJDBCデータソースに対して指定された接続URL文字列。この構成は、SOAサーバー・インスタンスの構成収集メカニズムの一部として収集されます。次に例を示します。

      単一インスタンス・データベースの場合

      host:port/sid (またはservice_name)

      RACデータベースの場合

      • マルチ・データ・ソース

        (DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=<Host
        1>)(PORT=<Port 1>)))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=<Service
        Name>)(INSTANCE_NAME=<Instance 1>)));(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST
        =(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=<Host 2>)(PORT=<Port 2>)))(CONNECT_DATA
        =(SERVICE_NAME=<Service Name>)(INSTANCE_NAME=<Instance 2>)))
        
      • GridLink

        (DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=
        ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=<Host>)(PORT=<Port>)))
        (CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=<Port>)))
        
    • SOAリポジトリのホスト名: SOAデータベース・インスタンスのデータベース・リスナー・ホスト。接続文字列がすでに設定されている場合は、このオプションを省略できます。

    • SOAリポジトリのポート: SOAデータベース・インスタンスのデータベース・リスナー・ポート。接続文字列がすでに設定されている場合は、このオプションを省略できます。

    • SOAリポジトリのスキーマ名: SOAデハイドレーション・ストア用に構成されたスキーマ名。

    • SOAリポジトリのユーザー名: SOAデハイドレーション・ストア用に構成されたスキーマ名。

    • SOAリポジトリのパスワード: SOAスキーマ・ユーザーのパスワード。SOAリポジトリのSID: SOAデータベース・インスタンスのSID。

これらの構成詳細を指定してもデータが表示されない場合は、次回の収集間隔まで待つ必要があります。

11.9.2 SOAデハイドレーション・ストア・データの表示

デハイドレーション診断データを表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択し、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  2. SOAインフラストラクチャのホームページで、「デハイドレーション・ストア」タブをクリックします。

  3. 次の詳細領域が表示されます。

    • データベース・インスタンスの全般的な状態の詳細を示すスループット指標

    • CPU、I/Oおよび待機イベントに起因する待機時間のボトルネック

    • SOAスキーマの表領域の使用率

    • ASHに記録されたパフォーマンス・データ

    • SOAスキーマに関するキーSOA表および表領域の詳細

11.10 サービス・トポロジの表示

サービス・トポロジには、コンポジット・アプリケーションのグラフィカルなエンド・ツー・エンド・ビューがあります。これは様々なアプリケーション・コンポーネント、およびその実行時に発生する相互作用を表します。ここではコンポーネント間のサービス・レベルの依存性を表示し、そのキー・パフォーマンス統計およびインシデント情報を参照できます。コンポジット・アプリケーションは実質的に分散されており、このビューによって、ビジネスで重要な分散アプリケーションの構造、ステータス、可用性、依存性、構成の変化、およびパフォーマンスをビジュアル化し、可用性またはパフォーマンスの問題をある一点から迅速に認識することができます。

サービス・トポロジ・ビューアには次のものが表示されます。

  • サービス対サービス・コール: 任意の2つのSOAエンティティ(コンポジット/J2EEアプリケーション/OSB/BPEL 10gインスタンス)間のサービス対サービス・コールを表示できます。

  • 依存性のハイライト表示: サービスの依存性を表示できます。サービスをクリックすると、依存元および依存先のすべてのサービスがハイライト表示されます。

  • データベース・アソシエーション: SOAコンポジット、BPEL 10gインスタンスおよびJ2EEアプリケーションで使用されるすべてのデータベースが表示されます。

  • 外部サービス: SOAコンポジット・アプリケーションで使用される、外部のサービスまたはEnterprise Manager Cloud Controlの管理外のサービスが表示されます。

詳細は、Enterprise Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

11.11 UDDIへのサーバーのパブリッシュ

サービスをUDDIに公開するには、サービスと参照のホームページに移動し、表からサービスを選択して、メニューにある「UDDIにパブリッシュ」をクリックします。「UDDIへのサービスの公開」ウィンドウが開き、次のフィールドが表示されます。

  • サービス名: UDDIレジストリに公開されるWebサービスの名前。これは読取り専用フィールドです。

  • サービスの説明: 選択したWebサービスの説明。

  • サービス定義の場所: サービス定義のURLの場所。これは読取り専用フィールドです。

  • UDDIソース: 外部UDDIレジストリ・ソースの論理名。ドロップダウン・リストからUDDIソースを選択します。

  • ビジネス名: UDDIレジストリ内のデータ構造の名前。リストから、UDDIに登録されている「ビジネス名」を選択します。

「OK」をクリックし、WebサービスをUDDIに公開するプロセスを開始するか、「取消」をクリックしてサービスの公開を取り消します。

11.12 BI Publisherを使用したSOAレポートの生成

Enterprise Managerを使用すると、BI Publisher EnterpriseレポートでSOAレポートを印刷できます。Oracle Business Intelligence(BI)Publisherは、高度にフォーマットされたドキュメントを作成、管理および配布するためのエンタープライズ・レポート・ソリューションです。Oracle BI Publisherでは、既存のインフラストラクチャを活用するカスタム・レポート作成アプリケーションを構築することもできます。レポートは、使い慣れたデスクトップ製品を使用して設計でき、オンライン表示や広範囲な宛先へのスケジュール配信に対応しています。

次の表では、BI Publisherで生成可能なSOAレポートについて説明します。

表11-4 SOAレポート

SOAレポート 説明

SOAインフラストラクチャ・パフォーマンス・レポート

SOAインフラストラクチャ・パフォーマンス・サマリー・レポートには、選択したSOAコンポジットについて、平均レスポンス時間、エラー率、スループット、システム・フォルト、ビジネス・フォルト、Webサービス・ポリシー違反フォルトに関する情報が提供されます。このレポートには、指定期間において、選択したSOAコンポジットの平均レスポンス時間またはスループットに基づく上位5つのSOAコンポジットのグラフが表示されます。レポートは、パフォーマンス・メトリック(平均レスポンス時間など)や使用量メトリック(インスタンス数など)に基づいてソートできます。レポート・パラメータ設定の一環で、SOAコンポジットをパーティションごとに選択できるオプションを使用したり、個々のコンポジットを選択したりできます。

SOAコンポジット詳細パフォーマンス・レポート

SOAコンポジット詳細パフォーマンス・サマリー・レポートには、選択したコンポジットのアセンブリ部分(サービス、リファレンス、サービス・コンポーネントなど)ごとに、平均レスポンス時間、エラー率、スループット、システム・フォルト、ビジネス・フォルト、Webサービス・ポリシー違反フォルトに関する情報が提供されます。これは、SOAコンポジットの各アセンブリ部分に関する詳細を提供する詳細レポートです。このレポートには、指定期間において、選択したSOAコンポジットの平均レスポンス時間またはスループットに基づく上位5つのSOAコンポジットのグラフが表示されます。レポートは、パフォーマンス・メトリック(平均レスポンス時間など)や使用量メトリック(インスタンス数など)に基づいてソートできます。

レポート・パラメータ設定の一環で、SOAコンポジットをパーティションごとに選択できるオプションを使用したり、個々のコンポジットを選択したりできます。

(デハイドレーション・ストアからの)上位5つのSOAコンポジット

このレポートは、SOAコンポジットが一定期間でどのように実行したかを示します。上位5つのSOAコンポジットをリストするグラフが表示され、そのすべてのSOAコンポジットの重要なメトリック・データが表に表示されます。


BI Publisherを使用してSOAレポートを印刷するには、次の手順を実行します。

  1. 「エンタープライズ」メニューから、「レポート」「BI Publisher Enterpriseレポート」の順に選択します。

    Enterprise Manager Cloud Controlには、BI Publisher Enterpriseレポートのログイン・ページが表示されます。

  2. 資格証明を入力して、BI Publisherにログインします。

  3. BI Publisherの「エンタープライズ」ページには、最新レポート、「その他」、「お気に入り」が表示されます。このページを使用して、新規レポートの作成、レポート・ジョブの発行、その他のタスクの実行を行うことができます。

  4. 表示するレポートをクリックします。

  5. SOAの「コンポジット名」、「パーティション名」、「日付範囲」などの様々なフィルタを選択してレポートを表示できます。「ソート基準」オプションを選択して、コンポジット名、ソート対象インスタンスなどでレポートをソートすることもできます。

  6. SOAの「レポート」タブの右上にある「リフレッシュ」アイコンをクリックすることで、レポートをいつでもリフレッシュできます。「パラメータ」アイコンをクリックすることで、検索パラメータの表示と非表示を切り替えることができます。「レポートの表示」アイコンをクリックすることで、様々な形式(HTML、PDF、RTF、Excel、PowerPoint)でレポートを表示するように選択できます。同様に、「アクション」アイコンをクリックすることで、使用可能なアクションをさらに表示できます。BI Publisherの使用の詳細は、ヘルプ・アイコンをクリックしてください。

11.13 情報パブリッシャを使用したSOAレポートの生成

ここでは、SOAレポートの作成手順について説明します。

  1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択し、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。「SOAインフラストラクチャ」ホームページが表示されます。

  2. 「SOAインフラストラクチャ」メニューで、「情報パブリッシャ・レポート」を選択します。

    すぐに使用可能なSOAレポートが「SOAパフォーマンス・レポート」セクションに表示されます。

  3. セクションからレポートを選択し(たとえば「保留中のインスタンスの統計」を選択できます)、「類似作成」をクリックします。「レポート定義を作成」ページが表示されます。

  4. 「一般」ページで、次の詳細を入力します。

    1. タイトルとして「BPELプロセス名」を入力します。

    2. 「時間間隔を設定」をクリックして、レポートの時間間隔を設定します。

    3. 「権限」セクションで「レポート所有者(SYSMAN)のターゲット権限を使用してレポートを実行」チェック・ボックスを選択します。

  5. 「要素」タブをクリックし、表内の「保留中のインスタンスの統計要素」に対して「パラメータを設定」アイコンをクリックします。

  6. 「パラメータを設定」ページで、たいまつアイコンをクリックしてコンポジット名を選択します。「保留中のインスタンスの統計」レポートのデフォルト値が示された「結果セット・サイズ」が表示されます。

  7. リストからコンポーネント名を選択し、「結果セット・サイズ」を入力して「続行」をクリックすると、「要素」ページに戻ります。

  8. 選択したターゲット名が「要素」表に表示されます。

  9. レポートの生成を定期的にスケジューリングするには、「スケジュール」タブをクリックします。

  10. スケジュール・タイプとその他の詳細を指定して、「OK」をクリックします。

  11. レポートのホームページが表示され、新規にスケジューリングされたレポートが表内に示されます。詳細を表示するにはレポート名をクリックします。

11.14 SOAアーティファクトおよびコンポジットのプロビジョニング

SOAアーティファクトのデプロイメント・プロシージャでは次の操作が可能です。

  • リファレンス・インストールまたはゴールド・イメージからのSOAアーティファクトのプロビジョニング

  • SOAアーティファクトのゴールド・イメージの作成

  • ソフトウェア・ライブラリまたは他のアクセス可能な場所からのSOAコンポジットのプロビジョニング

SOAアーティファクトのデプロイメント・プロシージャの詳細は、ソフトウェアおよびサーバーのプロビジョニングとパッチ処理に関するEnterprise Manager管理者ガイドを参照してください。

11.15 問題およびインシデントの診断

問題やインシデントの診断データを表示するには、「サポート・ワークベンチ」ページにアクセスします。このページにアクセスするには、「SOAインフラストラクチャ」ホーム・ページに移動し、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「診断」「サポート・ワークベンチ」の順に選択します。

WebLogicサーバーが実行しているホストの資格証明と、WebLogicサーバーのWebLogic資格証明を入力します。「続行」をクリックして、「サポート・ワークベンチ」ページにログインします。このページで、次の処理が可能です。

  • 問題およびインシデントの詳細を表示します。

  • インシデント・パッケージを表示、作成または変更します。

  • ヘルス・チェックの結果の表示

  • 解決済の問題を終了します。

11.16 ターゲット監視設定の検証

SOAインフラストラクチャに対してなんらかの操作を実行する前に、前提条件として、ターゲット監視の設定を確認します。ターゲット設定の検証ページを使用して、一連の診断スキャンを実行して、Enterprise Managerでターゲットを監視するために必要なすべての機能およびシステムレベルの前提条件を満たしているかどうかを確認します。これにより、すべてのターゲット監視設定に関連する問題を事前に検出および修正できます。

この項の内容は次のとおりです。


注意:

「ターゲット設定の検証」ページへのアクセスの試行中に次のエラーが表示された場合は、管理エージェントのバージョンを12.1.0.3以上にアップグレードする必要があります。
Current agent version is not supported for Functionality Check
scan. Upgrade to 12.1.0.3.0 agent version or higher for performing
this scan.


注意:

データベース・システムとSOAインフラストラクチャとの間に関連付けがある場合は、デハイドレーション・ストアの修復ポップアップのデータベース・システム・フィールドの隣にある懐中電灯アイコンをクリックすることができません。このアイコンは、関連付けがない場合にのみ有効になります。関連付けがない場合は、ターゲット・セレクタ・ポップアップから適切なデータベース・システム・ターゲットを選択できます。ポップアップは懐中電灯アイコンをクリックすると表示できます。

11.16.1 機能レベルの診断チェックの実行

Enterprise Managerターゲットに関連付けられている機能の診断スキャンを実行して設定の問題を識別するには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、興味のあるターゲットをクリックします。たとえば、SOAインフラストラクチャなどです。

  3. ターゲットのホーム・ページで、ターゲット固有のメニューから「ターゲット設定」を選択し、「検証」をクリックします。

  4. 「ターゲット設定の検証」ページの「機能チェック」セクションで、「スキャン」をクリックします。

  5. 設定の問題が検出される場合、それらを修正します。第11.16.3項を参照してください。

11.16.2 システムレベルの診断チェックの実行

Enterprise Managerターゲットを監視して可用性率を確認するシステム・コンポーネントの診断スキャンを実行するには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、興味のあるターゲットをクリックします。たとえば、SOAインフラストラクチャなどです。

  3. ターゲットのホーム・ページで、ターゲット固有のメニューから「ターゲット設定」を選択し、「検証」をクリックします。

  4. 「ターゲット設定の検証」ページの「システム・チェック」セクションで、「スキャン」をクリックします。


    注意:

    • 「可用性(%)」列には、ターゲット・タイプの可用性率が表示されます。ドリルダウンして詳細を表示する率をクリックします。

    • 「最後の収集以降の時間」(分)列には、ターゲットの最後のメトリック収集から経過した合計時間が表示されます。


11.16.3 ターゲット監視設定の問題の修正

ターゲット監視設定関連の問題を修正するには、次の手順に従います。

  1. 機能レベルの診断スキャンを実行して、設定関連の問題を識別します。第11.16.1項を参照してください。

  2. 設定の問題が見付かった場合、「機能チェック」セクションで、修正する必要がある機能の修正アイコンをクリックします。

    表示されるダイアログで、必要な詳細を入力して、「再スキャンおよび保存」をクリックして資格証明を検証し、機能チェックを再実行し、Enterprise Managerで詳細を保存します。資格証明が正しい場合、「保存」をクリックして、チェックを再実行しないで詳細を保存します。


    注意:

    • 提供するホスト資格証明は、SOAインフラストラクチャを監視する管理エージェントが実行されているホストの資格証明です。

    • デハイドレーション・ストアの問題の修正中に、データベース・システムやSOAリポジトリ資格証明などのSOAデハイドレーション・ストア構成の詳細を提供する必要があります。

      構成情報が収集された場合およびデータベース・システムとSOAインフラストラクチャ間の関連付けがすでに存在する場合、デフォルトでデータベース・システムが事前に移入され、SOAリポジトリの資格証明のみ入力する必要があります。それ以外の場合、懐中電灯アイコンをクリックして、SOAインフラストラクチャが通信するデータベース・システムを手動で選択し、SOAリポジトリの資格証明を入力します。

      接続記述子は、デフォルトで事前に移入される編集可能なフィールドで、Oracle RACデータベースの場合は複数の行に表示されます。修正する場合を除き、記述子を変更しないでください。

      データベース・システムがOracle RACデータベースの場合のみ、データ・ソース・タイプが表示されます。データ・ソース・タイプは、マルチ・データ・ソースかGridLinkデータ・ソースになります。また、データベース・システムが接続記述子に一致しない場合、データ・ソース・タイプは「NA」と表示されます。


11.17 SOAインフラストラクチャでのフォルトの検索

この項では、SOAインフラストラクチャでのフォルトの検索方法について説明します。特に、次のタスクを実行できます。

11.17.1 SOAインフラストラクチャのフォルトおよびフォルト・タイプの概要

Enterprise Manager Cloud Controlに表示されるSOAコンポジット・アプリケーションのフォルトのタイプは、次のとおりです。

  • ビジネス: 処理される情報に問題が含まれる場合に生成されるアプリケーション固有のフォルト(たとえば、データベースに社会保障番号がない場合など)。

  • システム: アクセスできないデータベース・サーバーやWebサービスなどのネットワーク・エラーまたは他のタイプのエラー。

  • Oracle Web Service Manager (OWSM): SOAコンポジット・アプリケーション、サービス・コンポーネントまたはバインディング・コンポーネントにアタッチされたポリシーのエラー。ポリシーでは、メッセージ配信に対してセキュリティが適用されます。

Enterprise Manager Cloud ControlのSOAコンポジット・アプリケーションのフォルトのカテゴリは、次のとおりです。

  • リカバリ可能

    • ビジネス・フォルトおよび一部の特定のシステム・フォルト

    • Oracle Mediator入力ファイルのパスと出力ディレクトリの不一致

    • Oracle BPM Worklistユーザーに関連(予想)アクションの実行権限がない場合

  • リカバリ不可

    • 拒否メッセージ

    • ほとんどのシステム・フォルト

    • 存在しない参照

    • サービス起動の失敗

    • ポリシー・フォルト

  • 拒否メッセージ

    フォルトは、その発生時期に基づいて拒否メッセージとして分類されます。フォルトの発生がSOAコンポジットの入力前で、コンポジット・インスタンスが生成されていない場合は、拒否メッセージとして分類されます。システム・フォルトまたはポリシー・フォルトは拒否メッセージとして分類されます。

11.17.2 フォルトを解決するリカバリ・アクションの概要

リカバリ・アクションにより、SOAコンポジット・アプリケーション・フォルトをリカバリまたは解決できます。次に、各種SOAエンジンにサポートされているリカバリ・アクションについて説明します。

表11-5 フォルト解決のためのリカバリ・アクションの概要

リカバリ・アクション 説明 SOAエンジン・タイプに適用可能

再試行

インスタンスを直接再試行します。このリカバリ・アクションを使用するシナリオ例は、ネットワーク・エラーのためにサービス・プロバイダにアクセスできないことが原因でフォルトが発生した場合の例です。ネットワーク・エラーは現在解決しています。

  • BPEL

  • BPMN

  • メディエータ

中断

インスタンス全体を終了します。

  • BPEL

  • BPMN

  • メディエータ

続行

フォルトを無視して処理を続行します(フォルト・アクティビティには成功のマークが付けられます)。

  • BPEL

  • BPMN

再スロー

現在のフォルトを再スローします。フォルトの処理に、BPELフォルト・ハンドラ(catchブランチ)が使用されます。デフォルトでは、再スロー・フォルト・ポリシーが明示的に指定されていない場合、すべての例外がフォルト管理フレームワークによって捕捉されます。

  • BPEL

  • BPMN

リプレイ

フォルトが発生したスコープ全体を再度リプレイします。

  • BPEL

  • BPMN


11.17.3 フォルトの検索、表示およびリカバリの前提条件

SOAコンポジット・アプリケーション・フォルトを検索、表示およびリカバリする前に、次の前提条件を満たします。

  • SOAインフラストラクチャがSOAインフラストラクチャと同じホストで実行されているOracle Management Agent (管理エージェント)で監視されることを確認してください。現在、リモート管理エージェントで監視されるSOAインフラストラクチャからフォルトを検索、表示およびリカバリするサポートはありません。

  • 優先資格証明として次のものを設定します。これらの資格証明は、「ターゲット設定の検証」ページから設定できます。これには、「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。ミドルウェア・ページで、興味のあるターゲットをクリックします。たとえば、SOAインフラストラクチャなどです。ターゲットのホーム・ページで、ターゲット固有のメニューから「ターゲット設定」を選択し、「検証」をクリックします。

    • SOAサーバーが実行されているホストの資格証明。

    • Oracle WebLogicドメインの管理者資格証明。

11.17.4 フォルトの検索および表示

SOAコンポジット・アプリケーションのフォルトを検索および表示するには、次の手順を実行します。

  1. 前提条件を確認します。第11.17.3項を参照してください。

  2. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  3. ミドルウェア・ページで、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  4. SOAインフラストラクチャのターゲット・ページで、「フォルトと拒否メッセージ」をクリックします。

  5. 「フォルトと拒否メッセージ」タブで検索基準を設定します。第11.17.4.1項を参照してください。

  6. 「検索」をクリックします。

  7. フォルトを表示します。

    • SOAインフラストラクチャの合計フォルトを把握するには、結果表のフッターにある「SOAインフラストラクチャ内のフォルト合計」を参照してください。

    • (SOAインフラストラクチャのフォルトの合計数から)表に表示されるフォルトの数を把握するには、結果表のフッターにある「表示されるフォルト」を参照してください。

    • 各フォルトの詳細を表示するには、結果表を参照してください。

    • 表の表示と非表示を切り替えるには、「表示」メニューから「列」を選択し、表示または非表示にする列名を選択します。

    • 特定の列をフィルタ処理または詳細な検索を実行するには、列ヘッダーの上にあるテキストボックスに検索キーワードを入力します。第11.17.4.7項を参照してください。

      たとえば、BPELエンジン・タイプに関連するすべてのフォルトをフィルタ処理およびリストするには、「エンジン・タイプ」列で、bpelを入力します。

    • フォルト詳細をアルファベット順にソートするには、詳細をソートする列ヘッダーをクリックします。

    • 検索結果が制限された行の数を調べるには、表の下のメモを参照してください。

      たとえば、行が20に制限されていた場合、次のメモが表示されます。

      This table of search results is limited to 20 fault instances. Narrow the
      results by using the search parameters.
      

11.17.4.1 検索基準の設定

フォルトおよびメッセージを検索するには、次の表に示されている詳細を入力して、「検索」をクリックします。

表11-6 検索基準の設定

フィールド 説明

コンポジット

フォルトを検索するコンポジットを選択します。

エラー・メッセージの内容

キーワードのみのフォルトを検索できるように、フォルトのエラー・メッセージで検索するキーワードを入力します。値には、英数字の値を指定でき、ワイルドカード文字を含む特殊文字を使用できます。値は100文字以内にする必要があります。

フォルトID

検索対象のフォルトのIDを入力します。値を数値にする必要があります。

ECID

特定のコンテキストID内で発生するフォルトのみを検索できるように、実行コンテキストIDを入力します。値を数値にする必要があります。

フォルト時間の開始

フォルトの検索を実行する日時を選択します。デフォルトでは、ページにアクセスする日時が表示されます。

たとえば、02/25/2013 02:45:32 AMを選択すると、この日時から発生したすべてのフォルトが選択されたコンポジットで検索されます。

フォルト時間の終了

フォルトを検索する時間までの日時を選択します。

たとえば、02/28/2013 02:45:32 AMを選択すると、この日時まで発生したすべてのフォルトが検索されます。

フォルト・タイプ

すべてのタイプのフォルトを検索するには、「全フォルト」を選択します。

特定のタイプのフォルトを検索するには、次のいずれかを選択します。

  • 「システム・フォルト」は、アクセスできないデータベース・サーバーやWebサービスなどのすべてのネットワーク・エラーまたは他のタイプのエラーを示します。

  • 「ビジネス・フォルト」は、処理される情報に問題が含まれる場合(たとえば、データベースに社会保障番号がない場合など)に生成されたすべてのアプリケーション固有のフォルトを示します。

  • 「OWSMフォルト」は、SOAコンポジット・アプリケーション、サービス・コンポーネントまたはバインディング・コンポーネントにアタッチされたポリシーのOracle Web Service Managerエラーを示します。ポリシーでは、メッセージ配信に対してセキュリティが適用されます。

コンポーネント・タイプ

すべてのコンポーネント・タイプのフォルトを検索するには、「すべて」を選択します。

特定のコンポーネント・タイプのフォルトを検索するには、適切なコンポーネント・タイプ(BPEL、BPMN、メディエータ、ビジネス・ルールまたはヒューマン・ワークフロー)を選択します。

フォルト状態

すべての状態のフォルトを検索するには、「すべて」を選択します。特定の状態のフォルトを検索するには、次のいずれかを選択します。

  • 「リカバリ可能」は、ユーザーに関連する(予期する)アクションを実行する権限がない場合、ビジネス・フォルトおよび一部の特定のシステム・フォルト、Oracle Mediator入力ファイル・パスおよび出力ディレクトリ不一致フォルト、Oracle BPM Worklistに関連する他のフォルトを示します。

  • リカバリ不能は、拒否メッセージ、ほとんどのシステム・フォルト、存在しない参照、サービス呼出し失敗、ポリシー・フォルトを示します。

インスタンスID

フォルトを検索するコンポジット・インスタンスIDを入力します。値を数値にする必要があります。

検索結果の制限(行)

デフォルトでは、検索結果は表に500行に制限されています。この制限を変更する場合、適切な値を入力します。

制限として入力できる最大値は、OMSに設定されている制限に応じて決定されます。OMSに制限が設定されていない場合、デフォルトで受け入れられる制限は2000であるため、「検索結果の制限(行)」フィールドに入力できるデフォルトの範囲は1から2000です。

OMSで設定されるこの上限を変更するには、コマンドemctl set property -name oracle.sysman.core.uifwk.maxRows -value <max_limit_value>を実行します。

注意: 制限として設定する値が大きいほどフォルトを取得する時間が長くなるため、「検索結果の制限(行)」フィールドにデフォルトより大きい値を入力すると、フォルト取得までに時間がかかり、ロード時間も長くなります。


11.17.4.2 SOAインフラストラクチャのフォルト合計の検出

SOAインフラストラクチャの合計フォルトを確認するには、次の手順に従います。

  1. SOAインフラストラクチャ内のフォルトの検索第11.17.4項を参照してください。

  2. 検索結果が表示された後、表の下の右下の角にある「SOAインフラストラクチャ内のフォルト合計」を参照してください。


    注意:

    SOAインフラストラクチャ内の合計フォルトを取得しますが、検索基準の「検索結果の制限(行)」フィールドは考慮されません。たとえば、合計700個のフォルトがあり、このフィールドに500を入力した場合、表に500個のフォルトのみがリストされる検索が実行されますが、「SOAインフラストラクチャ内のフォルト合計」フィールドには700が表示されます。

11.17.4.3 SOAインフラストラクチャから検索および取得されるフォルトの制限

SOAインフラストラクチャ内のフォルトを検索する場合、検索によって大量のフォルトが発生する可能性があります。デフォルトでは、検索結果は表に500行に制限されています。ただし、必要に応じて、この制限の変更を選択できます。

制限を変更するには、検索基準の設定中に適切な値に「検索結果の制限(行)」フィールドを設定します(第11.17.4.1項を参照)。次に検索を実行します。

制限として入力できる最大値は、OMSに設定されている制限に応じて決定されます。OMSに制限が設定されていない場合、デフォルトで受け入れられる制限は2000であるため、「検索結果の制限(行)」フィールドに入力できるデフォルトの範囲は1から2000です。

OMSで設定される最大値を変更するには、次のコマンドを実行します。

emctl set property -name oracle.sysman.core.uifwk.maxRows -value <max_limit_value>


注意:

制限として設定する値が大きいほどフォルトを取得する時間が長くなるため、「検索結果の制限(行)」フィールドにデフォルトより大きい値を入力すると、フォルト取得までに時間がかかり、ロード時間も長くなります。

11.17.4.4 リカバリ可能なフォルトのみの検索

SOAインフラストラクチャ内に大量のフォルトが発生する場合がありますが、リカバリ可能なフォルトのみ検索および表示できます。たとえば、合計700個のフォルトがあっても、リカバリ可能なフォルトは550個のみである可能性があります。必要に応じて、550個のフォルトのみを検索およびリストできます。

フォルトの検索中にリカバリ可能なフォルトのみを検索する(第11.17.4を参照)には、「フォルト状態」「リカバリ可能」に設定して、検索基準を設定します。「すべて」に設定すると、リカバリ可能およびリカバリ不可能なフォルトが検索およびリストされます。

11.17.4.5 特定のサービス・エンジンでのフォルトの検索

BPEL、BPMN、メディエータ、ビジネス・ルール、ヒューマン・ワークフローなどの様々なサービス・エンジンでフォルトが発生する可能性があります。特定のサービス・エンジンで発生したフォルトのみ検索および表示できます。

特定のサービス・エンジンのフォルトを検索するには、「コンポーネント・タイプ」リストに目的となる特定のサービス・エンジンを指定して検索基準を設定します(第11.17.4.1項を参照)。次に検索を実行します。

11.17.4.6 エラー・メッセージによるフォルトの検索

SOAインフラストラクチャ内に大量のエラーが発生する可能性がありますが、目的のキーワードを含むそれらのエラーのみに興味を持つことができます。たとえば、用語ORAMEDを含むエラーのみに興味を持つ場合があります。そのようなキーワードを含むフォルトを検索および表示できます。

エラー・メッセージでフォルトを検索するには、「エラー・メッセージの内容」フィールドを目的のキーワードに設定して、検索基準を設定します(第11.17.4.1項を参照)。次に検索を実行します。


注意:

  • デフォルトでは、入力されたキーワードは、エラー・メッセージの任意の場所で検索されます。

  • 入力されるキーワードは、大/小文字が区別されます。

  • 許可されるワイルドカード文字は、すべてまたは2つのキーワードの後、前または間を示す%のみです。たとえば、BPEL%faultは、エラー・メッセージBPEL is a fault.を含むフォルトの結果になります。


11.17.4.7 表示される検索結果のフィルタリング

検索基準を設定してSOAインフラストラクチャ内のフォルトを検索し、検索結果が検索表に表示される場合、列ヘッダーに入力されたキーワードに基づいて、検索結果を詳細にフィルタ処理して、任意の行またはフォルト・インスタンスのみを表示できます。

たとえば、表示されるフォルト・インスタンスから、bpelサービス・エンジンの結果のみをフィルタ処理および表示するには、「コンポーネント・タイプ」列ヘッダーの上にあるテキストボックスにキーワードbpelを入力します。これは、基本的に「コンポーネント・タイプ」列のbpelフォルト・インスタンス行に表示される値です。

表示される検索結果をフィルタリングするには、次の手順に従います。

  1. SOAインフラストラクチャ内のフォルトの検索第11.17.4項を参照してください。

  2. 結果が表に表示された後、フィルタ処理する列のヘッダーの上にあるテキストボックスで、検索キーワードを入力します。

    たとえば、BPELエンジン・タイプに関連するすべてのフォルトをフィルタ処理およびリストするには、「エンジン・タイプ」列ヘッダーの上にあるテキストボックスで、bpelを入力します。

11.17.5 いくつかのフォルトの迅速なリカバリ(簡易リカバリ)

少数のSOAコンポジット・アプリケーション・フォルトを迅速にリカバリするには、次の手順に従います。

  1. 前提条件を確認します。第11.17.3項を参照してください。

  2. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  3. ミドルウェア・ページで、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  4. SOAインフラストラクチャのターゲット・ページで、「フォルトと拒否メッセージ」をクリックします。

  5. 「フォルトと拒否メッセージ」タブで検索基準を設定します。第11.17.4.1項を参照してください。

  6. 「検索」をクリックします。

  7. 表で、一度に1つまたは最大5つのフォルトを選択して、「リカバリ・オプション」メニューから要件を満たす適切なリカバリ・アクションを選択します。このリカバリ・アクションの詳細は、第11.17.2項を参照してください。

  8. リカバリ・ジョブを正常に発行するかどうかを確認するために示される次のいずれかで、情報メッセージが表示されます。「OK」をクリックして、必要に応じて必要なアクションを実行します。

    • 5つ以上のフォルトを選択した場合、リカバリ・ジョブは発行されません。5つ以下のフォルトを選択して、再試行してください。または、5つ以上を選択して、一括リカバリを試行します。第11.18.1項を参照してください。

    • リカバリ可能なフォルトが存在しない場合、リカバリ・ジョブは発行されません。

    • リカバリ可能およびリカバリ不可能なフォルトが存在する場合、リカバリ・ジョブはリカバリ可能なジョブにのみ発行されます。リカバリ・ジョブを追跡できます。第11.18.2項を参照してください。

  9. 手順(1)から手順(5)を再度実行して、リカバリのために選択したフォルトがまだ検索結果に表示されているかどうかを確認します。表示されない場合、それらのフォルトのリカバリ操作は正常に発行されています。

11.18 一括リカバリ・ジョブの作成および追跡

この項の内容は次のとおりです。

11.18.1 一括でのフォルトのリカバリ(一括リカバリ)

SOAデータベースから多数のフォルトを直接リカバリするには、次の手順に従って一括リカバリを実行します。

  1. 前提条件を確認します。第11.17.3項を参照してください。

  2. 次のいずれかの方法で、一括リカバリの作成ページまたは「一括リカバリ・ジョブ」ページにアクセスします。(すでにいずれかのページにアクセスしている場合は、この手順をスキップします。)

    • 一括リカバリ・ジョブ・ページに直接アクセスします。第11.18.1.1項を参照してください。

    • SOAインフラストラクチャの「フォルトと拒否メッセージ」タブから。第11.18.1.2項を参照してください。

  3. 一括リカバリの作成ページの「コンポジット」セクションで、「追加」をクリックし、フォルトを検索する別のコンポジットを追加します。追加できるコンポジットの数は10までです。


    注意:

    追加できるコンポジットの数は10までです。

  4. 「フォルト詳細」セクションで、リカバリするフォルトの詳細を設定します。第11.18.1.3項を参照してください。

  5. 「リカバリ・オプション」セクションで、リカバリおよびバッチ・パラメータを設定します。第11.18.1.4項を参照してください。

  6. 「ジョブ・パラメータ」セクションで、一括リカバリ・ジョブをスケジュールします。第11.18.1.5項を参照してください。

  7. 指定した基準でリカバリされるフォルトの数を確認するには、フォルトの見積りをクリックします。

    ポップアップが表示され、設定した基準に基づいてSOAインフラストラクチャ内のフォルトの合計数を通知します。件数に基づいて、続行するかどうかを決定できます。必要な場合、設定を調整できます。たとえば、フォルト期間を変更できます。

  8. 一括リカバリを実行できる場合、「発行」をクリックします。

  9. 一括リカバリ・ジョブのステータスを追跡します。第11.18.2項を参照してください。

  10. フォルトを再検索して、リカバリに選択したフォルトが検索結果に引き続き表示されるかどうかを確認します。表示されない場合、それらのフォルトのリカバリ操作は正常に発行されています。第11.17.4項を参照してください。

11.18.1.1 「一括リカバリ・ジョブ」ページへの直接の移動

一括リカバリ・ジョブ・ページに直接移動するには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャ・ターゲット・ページで、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「フォルト管理」「一括リカバリ」の順に選択します。

  4. 一括リカバリ・ジョブ・ページで、「ジョブの作成」をクリックします。

11.18.1.2 SOAインフラストラクチャから「一括リカバリの作成」ページへの移動

SOAインフラストラクチャの「フォルトと拒否メッセージ」タブから「一括リカバリの作成」へ移動するには、次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャのターゲット・ページで、「フォルトと拒否メッセージ」をクリックします。

  4. 「フォルトと拒否メッセージ」タブで検索基準を設定します。第11.17.4.1項を参照してください。

  5. 「検索」をクリックします。

  6. 表で、1つ以上のフォルトを選択して、「一括リカバリ」をクリックします。

  7. 表で明示的に選択せず、表で選択したフォルトと同じコンポジットに属する他のフォルトを自動的に含む場合、「移入オプション」ダイアログで、「選択したフォルトと同じコンポジットです」を選択します。

    Enterprise Managerは、選択したフォルトと同じコンポジットに属する他のすべてのフォルトを自動的に識別し、一括リカバリの次のページにリストします。

11.18.1.3 フォルトを一括でリカバリするフォルト詳細の設定

フォルトの一括リカバリ中にフォルト詳細を設定するには、次の手順に従います。

  1. 「一括リカバリの作成」ページの「フォルト詳細」セクションで、エンジン・タイプを選択して、エラー・メッセージを含むフォルトのみがリカバリされるようにエラー・メッセージで検索するキーワードを入力します。

  2. 「期間」リストから、フォルトをリカバリする必要がある期間を選択します。デフォルトは「過去1日間」ですが、期間をカスタマイズする場合、リストから「カスタム」を選択して、開始および終了タイムスタンプを入力できます。


    注意:

    カスタム・フォルト期間で繰返しジョブをスケジュールする(第11.18.1.5項を参照)場合、ジョブのすべての実行は、同じフォルト期間を使用してフォルトをリカバリします。設定するフォルト時間のタイムゾーンは、ターゲットを監視するOracle Management Agentをインストールするホストのタイムゾーンです。この情報は、ターゲットのホームページの右上の角に表示されます。

11.18.1.4 一括でフォルトをリカバリするリカバリおよびバッチ詳細の設定

一括でフォルトをリカバリするためにリカバリおよびバッチ詳細を設定するには、次の手順に従います。

  1. 一括リカバリの作成ページの「リカバリ・オプション」セクションで、「リカバリ・アクション」リストからリカバリ・アクションを選択します。このリカバリ・アクションの詳細は、第11.17.2項を参照してください。

  2. デフォルトでは、作成された時間に基づいてフォルトを複数の小さい単位またはバッチにグループ化して順に実行するため、「フォルト時間別バッチ」が有効です。フォルト・リカバリ・プロセスを簡略化するためにオプションの有効化を維持することをお薦めします。ただし、なんらかの理由でバッチを作成しない場合は、このオプションの選択を解除します。

  3. 「フォルト時間別バッチ」オプションを有効なままにする場合、次の手順を実行します。

    1. デフォルトでは、10分間隔で発生したフォルトでバッチが作成されます。この期間を変更する場合、「バッチ時間間隔」フィールドに分単位の値を入力します。最小期間は5分で、最大期間は360分です。

    2. デフォルトでは、2つのバッチ間の遅延時間は、300秒に設定されます。この遅延時間を変更する場合、「バッチ間の遅延」フィールドで秒単位の値を入力します。最小遅延時間は5秒で、最大遅延時間は900秒です。

Example
You might want to recover faults that occur from 02/08/2013 2:00 am to 02/09/2013
2:00 am, in batches of 1 hour, with a delay of 300 seconds between each batch. 

To do so, while setting the fault details (see Section 11.18.1.3), select Custom
from the Time Period list, and set Fault Start Time to 02/08/2013 2:00 am and
Fault End Time to 02/09/2013 2:00 am. Then, while setting the recovery and batch
details (as described in this topic), set Batch Time Period (mins) to 60 and Delay between batches (secs) to 300. 

Based on these settings, the first batch starts recovering faults that occurred on
02/08/2013 between 2:00 am and 3:00 am. Then, there is a delay of 300 seconds. And
then, the next batch starts recovering faults that occurred on 02/08/2013 between
3:00 am and 4:00 am. This pattern of recovery continues until the final batch
recovers faults that occurred on 02/09/2013 between 1:00 and 2:00 am.

11.18.1.5 一括リカバリ・ジョブの1回実行または繰返し実行のスケジュール

一括リカバリ・ジョブをスケジュールするには、一括リカバリの作成ページの「ジョブ・パラメータ」セクションで、次のオプションのいずれかを選択します。

  • 1回のみジョブを実行するには、これらのオプションのいずれかを選択します。

    • 即時: ジョブをただちに実行する場合。

    • 即時ではなく、スケジュールした日時にジョブを1回のみ実行する場合は、「後で」を選択します。

  • 設定された頻度でジョブを繰返し実行するには、「繰返し」リストで適切なオプションを選択して頻度を設定します。


    注意:

    繰返しジョブで、カスタム・フォルト期間を設定する場合(第11.18.1.5項を参照)、ジョブのすべての実行は、同じフォルト期間を使用してフォルトをリカバリします。設定するフォルト時間のタイムゾーンは、ターゲットを監視するOracle Management Agentをインストールするホストのタイムゾーンです。この情報は、ターゲットのホームページの右上の角に表示されます。

  • 猶予期間を設定するには、「スケジュールされた開始時間から」を選択して、適切な猶予期間を設定します。

    猶予期間は、スケジュールされたジョブの実行を試行する際に許可される最大遅延を定義する期間です。スケジュールされた時刻+設定した猶予期間と等しい時間内にジョブ・システムが実行処理を開始できない場合は、ジョブがスキップされます。デフォルトでは、すべてのジョブが無期限の猶予期間でスケジュールされます。

Example
You might want to recover faults that occur from 02/08/2013 2:00 am to 02/09/2013
2:00 am, in batches of 1 hour, with a delay of 300 seconds between each batch,
repeatedly every 2 days, starting from 02/10/2013 10:00 am to 02/14/2013 10:00 am.

To do so, while setting the fault details (see Section 11.18.1.3), select Custom
from the Time Period list, and set Fault Start Time to 02/08/2013 2:00 am and
Fault End Time to 02/09/2013 2:00 am. Then, while setting the recovery and batch
details (as described in this topic), set Batch Time Period (mins) to 60 and Delay between batches (secs) to 300. 

Then, while scheduling the recovery job, select Repeating, set Every to 2 and
select Days, then set Starting to 02/10/2013 10:00 am and Ending to 02/14/2013 10:00 am.

Based on these settings, on 02/10/2013 10:00 am, the first batch starts recovering
faults that occurred on 02/08/2013 between 2:00 am and 3:00 am. Then, there is a
delay of 300 seconds. And then, the next batch starts recovering faults that
occurred on 02/08/2013 between 3:00 am and 4:00 am. This pattern of recovery
continues until the final batch recovers faults that occurred on 02/09/2013
between 1:00 and 2:00 am. This recovery job starts all over again on 02/12/2013
10:00 am, and repeats itself on 02/12/2013 10:00 am.

11.18.2 一括リカバリ・ジョブの追跡およびその結果およびエラーの表示

一括リカバリ・ジョブを追跡して結果およびエラーを表示するには、次の手順に従います。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャ・ターゲット・ページで、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「フォルト管理」「一括リカバリ」の順に選択します。

  4. 一括リカバリ・ジョブ・ページで、ジョブ名、実行した日時または実行がスケジュールされている日時、ジョブをスケジュールしたユーザー、ジョブの現在のステータス、リカバリされたおよびリカバリされなかったフォルトなどの詳細を表示できます。


    注意:

    • このページには、現在のユーザーのみの過去3日間に実行されたジョブのみリストされます。リストには、EM Command Line Interface (EM CLI)を介して発行されたジョブも含まれます。

    • 「リカバリされたフォルト」列には、現在までにジョブに対してSOA Suiteで試行されたリカバリのフォルトの数が表示されます。「リカバリされていないフォルト」列には、なんらかのエラーによってSOA Suiteで試行できなかったリカバリのフォルトの数が表示されます。


  5. 実際の結果、ジョブ失敗エラーおよびリカバリ・エラーなどの詳細を表示するジョブの名前をクリックします。

    「一括リカバリ・ジョブの詳細」ページが開き、次の情報が表示されます。

    セクション名 説明
    結果 リカバリ・ジョブのステータス、リカバリに選択されたコンポジットなどの詳細、リカバリに選択されたフォルトのID、「リカバリ済」または「リカバリされていない」のいずれかであるフォルトのリカバリ試行ステータスが表示されます。

    注意: リカバリ・ステータスは、フォルトの実際のリカバリ・ステータスではなくリカバリ試行ステータスのみを示します。実際のリカバリ・ステータスを確認するには、フォルトIDを検索します。(関連項目を参照)

    ジョブ障害エラー リカバリ障害が発生したジョブの詳細が表示されます。ジョブ障害の最終ポイントのエラーが表示されます。

    詳細は、次のとおりです。

    • 失敗した手順名は、失敗したリカバリ・ジョブのステップ名です。ジョブには、pre-checkおよびrecover_faultsの主に2つのステップがあります。recover_faultsステップは、ジョブの各バッチに1回、バッチ処理が有効でない場合は1回のみ実行されます。

    • 失敗したステップ出力は、失敗したジョブ・ステップの出力です。

    • 「解析済エラー・メッセージ」は、ステップ出力の一部として既知のエラー・メッセージです。

    • 「コンポジット」は、リカバリ・ジョブに選択されたコンポーネントの名前です。

    • 「フォルト時間の開始」は、障害発生、およびリカバリ・ジョブ発行の開始日時です。

    • 「フォルト時間の終了」は、障害発生、およびリカバリ・ジョブ発行の終了日時です。

    • 「エラーの詳細」は、リカバリ・ジョブが取得されなかったステータスを示すエラーです。つまり、リカバリが指定したコンポジットおよび期間に試行されましたが、ステータスの取得中にタイムアウトになりました。

      フォルトがリカバリされたかどうかを確認するには、指定したコンポジットおよび期間のフォルトを検索します。(関連項目を参照)

      リカバリ・ジョブを再度実行するには、バッチ期間を最初に入力した値より小さい値に削減し(第11.18.1.4項を参照)、一括リカバリ・ジョブを再発行します(第11.18.1項を参照)。


11.18.3 EMCLIおよびWeb Servicesを使用して一括リカバリ・ジョブを作成する

SOAインフラストラクチャ・ターゲットの一括リカバリ・ジョブは、EM CLIを使用してコマンド・ラインからか、Webサービス・インタフェースを使用してEMジョブ・システムから、またはCloud ControlのUIから作成することができます。

この項では、次の項について説明します。

11.18.3.1 EMCLIを使用して一括リカバリ・ジョブを作成する

EM CLIで、EMジョブ・システムのget_jobsコマンドを使用して一括リカバリ・ジョブを発行します。ジョブへの入力データは、プロパティ・ファイルを使用して提供されます。

EMCLIを使用して一括リカバリ・ジョブを作成するには、次の手順を実行します。

  1. EMCLIにログインします。次に例を示します。

    emcli login -username=sysman
    
  2. 入力する入力パラメータをプロパティ・ファイルで見つけ、一括リカバリ・ジョブを実行します。次のコマンドを実行します。

    emcli describe_job_type -type=SOABulkRecovery
    
  3. 任意のエディタを使用してプロパティ・ファイルを開き、入力データを入力します。保存してプロパティ・ファイルを閉じます。

    任意のエディタを使用して、新しいテキスト・ファイルを作成します。たとえば、temp.propertiesとします。

    Here's a sample Property File:
    
    target_list=<soa-infra target name>:oracle_soainfra
    variable.CompositeList=<composite1 target name>, <composite 2 target name>
    variable.BatchDelay=300
    variable.BatchSize=10
    variable.EnableBatching=1
    variable.EngineType=BPEL
    variable.ErrorMsg=xxxx
    variable.FaultStartTime=01-01-2013 00:00:00 PST
    variable.FaultEndTime=01-02-2013 00:00:00 PST
    variable.FaultTimePeriod=Custom
    variable.RecoveryAction=Continue
    

    注意:

    現在、Oracleではtarget_listプロパティに入力するSOAインフラストラクチャ・ターゲットを1つだけサポートしています。

  4. 更新されたプロパティ・ファイルを入力値として使用して次のコマンドを実行し、一括リカバリ・ジョブを発行します。

    emcli create_job -name=bulk522 -job_type=SOABulkRecovery -input_file=property
    file:/tmp/temp.properties
    
  5. WebLogicドメインまたはSOAサーバー・ホストの優先資格証明または名前付き資格証明を設定します。デフォルトで、ジョブは優先資格証明を使用します。つまり、WebLogicドメインにはWebLogic管理者資格証明、SOAサーバー・ホストには通常ホスト資格証明を使用します。

    優先資格証明を設定するには、次のコマンドを実行します。

    Setting WebLogic Domain Credentials:
    emcli set_preferred_credential -target_type=weblogic_domain -target
    name=<weblogic domain target name> -set_name=WLCredsNormal -credential
    name=<existing named credential name> -credential_owner=<user>
    
    Setting SOA Host Credentials:
    emcli set_preferred_credential -target_type=host -target_name=<host target
    name> -set_name=HostCredsNormal -credential_name=<existing named credential
    name> -credential_owner=<user>
    

    または、今回の発行のために、プロパティ・ファイルに入力値として名前付き資格証明を指定することにより、優先資格証明をオーバーライドできます。

    次の例では、WebLogicドメインおよびSOAサーバー・ホスト用の名前付き資格証明を設定する方法について説明します。

    target_list=<SOA-Infra TargetName>:oracle_soainfra
    cred.SOAAgentHostCred.<slc01nbo.us.oracle.com>:<host>=NAMED:xxxx
    cred.SOADomainCreds.<target_name>:<target_type>=NAMED:xxxx
    

11.18.3.2 発行されたジョブおよび出力をEMCLIを使用して表示する

次の表では、EMCLIコマンドを使用して実行できるその他の操作について説明します。

表11-7 一括リカバリのためのEMCLIコマンド

EMCLIコマンド 説明

get_jobs

このEMCLIコマンドは、発行されたすべての一括リカバリ・ジョブを表示します。

emcli get_jobs -targets=<SOA-Infra target name>:oracle_soainfra -format=name:csv | grep BULK521

get_job_execution_detail

このEMCLIコマンドは一括リカバリ・ジョブ実行の出力を表示します。ジョブの各ステップの詳細を表示するには、ジョブの実行IDを指定する必要があります。

注意: EMCLIコマンドを使用して表示されるジョブの出力は構造化されていません。出力の完全な、構造化されたレポートを取得するには、Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。「エンタープライズ」メニューから「ジョブ」を選択し、「アクティビティ」をクリックします。「ジョブ・アクティビティ」ページの「拡張検索」リージョンで、ジョブの名前を入力して、「実行」をクリックします。ジョブを選択し、「すべて開く」をクリックして手順にドリルダウンします。

次のコマンドを実行して、ジョブの実行IDを取得します。

emcli get_jobs -targets=<SOA-Infra target name>:oracle_soainfra -format=name:csv | grep BULK521

次のコマンドの実行IDを使用して、発行されたジョブの詳細を表示します。

emcli get_job_execution_detail -execution=D4081BAB8942F246E040F00A5AA93E04 -xml -showOutput


11.18.3.3 Webサービスから一括リカバリ・ジョブを作成する

EMユーザー・インタフェースおよびEMCLIに加え、EMジョブ・システムで提供されるWebサービス・インタフェースを使用して一括リカバリ・ジョブを作成することもできます。ジョブ・システムのWebサービス・インタフェースは、EMのインストール時にデフォルトで利用できるようになり、WSDLのURLは次のとおりです。

<protocol>://<machine>:<port>/em/websvcs/extws/JobControlService?wsdl

EMジョブ・システムのWebサービスはSimple Object Access Protocol (SOAP)のエンドポイントとして実装されます。クライアント・プログラムは、Java、C++、Rubyなど様々な言語を使用してこれらのエンドポイントにアクセスできます。WebサービスはSOAPリクエスト・メッセージをいずれかのエンドポイントに送信し、対応するレスポンス・メッセージを取得することにより使用されます。

一般的に、Webサービス・インタフェースのジョブ・システムにより実行される操作は、create_jobdescribe_job_typeなどのEMCLI操作に非常によく似ています。

11.19 BPEL/BPMNメッセージのリカバリ

BPELまたはBPMNサービス・エンジンのリカバリ可能なインスタンスを見つけるには、次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャ・ターゲット・ページで、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「サービス・エンジン」「BPEL/BPMN」の順に選択します。選択に基づき、サービス・エンジンのホーム・ページが表示されます。

  4. ホーム・ページで「リカバリ」タブを選択します。

  5. フォルトが発生したメッセージをリカバリするには、表の1つ以上のメッセージ(一度に最大5つのメッセージ)を選択して、「リカバリ」をクリックします。

    再検索して、リカバリに選択したフォルトが検索結果に引き続き表示されるかどうかを確認します。表示されない場合、それらのフォルトのリカバリ操作は正常に発行されています。


    注意:

    配信されないようにメッセージをマークするには、表の1つ以上のメッセージを選択して、「取消」をクリックします。

11.20 トラブルシューティング

ここでは、SOA Suite 11gの検出時に発生する可能性のあるエラーと、そのエラーを解決するための手順について説明します。

この項の内容は次のとおりです。

11.20.1 検出

次のエラーは、SOAインスタンスの検出中に発生します。

表11-8 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
New SOA Composite deployed on the SOA 
Server from JDeveloper are not 
displayed automatically in Enterprise 
Manager Cloud Control.

新規にデプロイされたSOAコンポジットをEnterprise Manager Cloud Controlで検出するには、関連付けられたWebLogicドメインについて「ファームのリフレッシュ」メニュー・オプションを実行する必要があります。


11.20.2 監視

次のエラーは、収集頻度によって構成データの収集に遅延が生じたときに発生します。

表11-9 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
All metrics are not displayed.

Enterprise Manager Cloud Controlでは管理エージェントを使用してメトリック・データが収集されます。エージェントによる最初の収集では、メトリック・データのアップロードに15分かかる場合があります。


11.20.3 インスタンスのトレース

次のエラーは、インスタンスがトレースされているときに発生します。

BPELの1列目と同じ理由で、インスタンス検索に失敗します。(管理エージェントが停止中か使用できない場合)。

表11-10 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
Instance Tracing Job Fails
  1. 「ジョブ」ページに移動して「インスタンスのトレース」ジョブ(TRACE SOA INSTANCE ID + インスタンスID + 発行時間)を特定し、出力を表示して失敗した手順を確認します。

  2. 問題を解決し、「ジョブ」ページで「再試行」をクリックしてジョブを再実行します。

  3. 「インスタンスのトレース」ページに移動してトレース結果を表示します。「インスタンスのトレース」ページで「インスタンスのトレース」オプションを実行して、新規のジョブを発行することもできます。


11.20.4 最新のフォルト

次に示すエラーは、次のような場合に発生します。

  • 最後の10個の値のみが収集されるため、フォルトが存在するインスタンスの一部が表示されません。

  • 最後に収集されたフォルト・インスタンスが「フォルトとメッセージ」ページに表示されません。

表11-11 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
All instances with faults are not
populated in Enterprise Manager Cloud
Control. 

デフォルトでは、過去15分間に収集された最新の10個のフォルトのみを表示できます。その他のフォルトを表示するには、ターゲットのホームページで「一般」セクションのリンクをクリックしてFusion Middlewareに移動します。


11.20.5 フォルト管理

この項では、フォルト管理のためのトラブルシューティング情報について説明します。

11.20.5.1 一括リカバリ

一般的に、一括リカバリ・エラーが表示された場合は次の手順を実行して、エラーが説明されているページにナビゲートします。

  1. Cloud Controlで、「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

  2. ミドルウェア・ページで、SOAインフラストラクチャ・ターゲットをクリックします。

  3. SOAインフラストラクチャ・ターゲット・ページで、「SOAインフラストラクチャ」メニューから「フォルト管理」「一括リカバリ」の順に選択します。

  4. 「一括リカバリ・ジョブ」ページで、失敗したジョブを選択します。

  5. 「ジョブの詳細」ページの「ジョブ障害エラー」セクションで、「解析済エラー・メッセージ」「エラー詳細」フィールドを選択して、ジョブが失敗したエラーについて調べます。

「解析済エラー・メッセージ」フィールドに表示されるエラー・メッセージの一部と、その修正案を例として次に示します。

表11-12 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
java.lang.IllegalArgumentExcept
on: Invalid Job Identifier! The
specified identifier does not
match any valid fault recovery 
jobs.
java.lang.IllegalStateException
The results job xxxx are not
available because the
processing has not yet
completed.
  1. SOAインフラストラクチャが起動し、稼働していることを確認します。

  2. 一括リカバリ・ジョブの作成中に入力するBatch Time Periodパラメータに、より小さな値を選択します。

    これにより、各バッチでリカバリされるフォルト数が少なくなります。

  3. 現在のジョブですでにリカバリされたフォルトのフォルト期間を除外して、適切なフォルト期間を選択します。次の手順を実行します。

    1. 失敗したジョブの詳細には、リカバリが失敗した「コンポジット」「フォルト時間の開始」および「フォルト時間の終了」が表示されます。

    2. 新しいジョブの新しい「フォルト時間の開始」を、失敗したジョブの障害ポイントの「フォルト時間の終了」として選択します。

  4. パラメータは同じだが、「バッチ時間間隔」の値を小さくし、新しい「フォルト時間の開始」「フォルト時間の終了」を設定した別の一括リカバリ・ジョブを発行します。

t3://slc03dms.us.oracle.com:8001
javax.naming.CommunicationExce
ption [Root exception is
java.net.ConnectException:
t3://slc03dms.us.oracle.com:8001
/soa-infra: Destination
unreachable; nested exception
is: java.net.ConnectException:
Connection refused; No
available router to
destination]

SOAインフラストラクチャが起動し、稼働していることを確認し、同じパラメータを持つ新たな一括リカバリ・ジョブを発行します。


11.20.5.2 フォルト検索とリカバリ

SOAインフラストラクチャ・ターゲットに接続できない場合は、次のエラーが発生します。

表11-13 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
Error connecting to SOA Infra
t3://slc03dms.us.oracle.com:80
01.

SOAインフラストラクチャが起動し、稼働していることを確認します。


11.20.5.3 フォルト管理とインスタンス・トレースのエラー

SOAデータベースが機能していない場合は、次のエラーが発生します。

表11-14 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
Error occured when getting
faults 
Java.rmi.RemoteException: EJB
Exception: ; nested exception
is: java.lang.RuntimeException:
java.lang.RuntimeException:
weblogic.jdbc.extensions.PoolD
isabledSQLException:
weblogic.common.resourcepool.R
esourceDisabledException: Pool
SOALocalTxDataSource is
Suspended, cannot allocate
resources to applications.

SOAデータベースが起動し、稼働していることを確認します。

t3://slc03dms.us.oracle.com:80
01
javax.naming.CommunicationExce
ption [Root exception is
java.net.ConnectException:
t3://slc03dms.us.oracle.com:80
01/soa-infra: Destination
unreachable; nested exception
is: java.net.ConnectException:
Connection refused; No
available router to
destination]

SOAデータベースが起動し、稼働していることを確認します。

Error occured when getting faults
oracle.sysman.emSDK.agent.comm
.exception.ConnectException:
Unable to connect to the agent
at
https://slc03dms.us.oracle.com
:3872/emd/main/ [Connection
refused]

SOAデータベースが起動し、稼働していることを確認します。


11.20.6 Application Dependency and Performanceの統合

SOAインスタンスのホームページで「アプリケーションの依存性とパフォーマンス」リンクをクリックすると、空白のページが表示される場合があります。このエラーは、次のような場合に発生する可能性があります。

  • 「アプリケーションの依存性とパフォーマンス」がSOAインスタンスの監視に使用されていません。

  • アプリケーションの依存性とパフォーマンスがEnterprise Manager Cloud Controlに登録されていない場合。

表11-15 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
Missing ADP Data - Add the metrics - 
and add one for blank page.

ADPを使用して収集されたデータを監視するには、ADPマネージャを登録して構成する必要があります。


11.20.7 情報パブリッシャ・レポート

ここではレポート関連エラーの一覧を表示します。

表11-16 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
Report generation fails
due to invalid
database details.
  1. 「すべてのターゲット」ページに移動します。

  2. 特定のSOAコンポジットがデプロイされているSOAインフラストラクチャ・ターゲットを選択して、「構成」をクリックします。

  3. 「監視構成」ページで、データベース接続の詳細および資格証明を指定して「OK」をクリックします。

No targets found message
for Oracle
SOA Composite Reports.

既定のレポートは直接使用できません。「類似作成」オプションを使用して、「SOAコンポジット」ターゲット・タイプに基づくカスタム・レポートを生成する必要があります。

Report generation fails
due to invalid host
details.

SOAインフラストラクチャが稼働しているホスト・ターゲットに有効な資格証明を設定してください。


11.20.8 BI Publisherレポート

この項では、BI Publisherレポート関連エラーの一覧を表示します。

表11-17 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
Exception Encountered
For One of SOA BIP
Report If SOA
Dehydration Is Not
Configured

SOAデハイドレーション・ストアの詳細がBI Publisherで構成されない場合、(デハイドレーション・ストアからの)SOAコンポジット・レポートは生成されず、次の例外メッセージが表示されます。

レポートはエラーのため表示できません。管理者に連絡してください。パラメータ名: P_PARTITION_NAMEはデータベース接続(EMSOA)を確立できません

この問題を回避するには、BI Publisherの設定を構成した後、「管理」メニューから「JDBC接続」を選択して、SOAデータベース接続を手動で作成する必要があります。データソースの名前はEMSOAにします。次の手順を使用して、EMSOAデータソースを作成します。

  1. 「エンタープライズ」メニューから、「レポート」「BI Publisherレポート」の順に選択します。BI Publisher Enterpriseのログイン・ページが表示されます。

  2. 資格証明を入力して、BI Publisherにログインします。

  3. 右隅にある「管理」リンクをクリックします。

  4. 「データソース」セクションの「JDBC接続」リンクをクリックして、「データソース」ページに移動します。「データソースの追加」をクリックします。

  5. 「データソース」フィールドにEMSOAと入力し、ドライバ・タイプ、ドライバ・クラス、接続文字列、ユーザー名およびパスワードを指定します。「接続のテスト」をクリックして、接続が正常に確立されるかどうかを確認します。

  6. 「適用」をクリックします。新規作成されたEMSOA jdbcデータソースが「データソース」ページに表示されます。

EMSOAデータソースを作成すると、問題が解決されるはずです。


11.20.9 システムとサービス

次のエラーは、作成されていないサービスをリフレッシュしようとすると発生します。

表11-18 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
Create Service option
does not work.

システムとサービスの作成は、SOAインフラストラクチャおよび関連ターゲットの構成収集によって異なります。詳細はログ・ファイルを確認してください。

Refresh Service option
does not work.

「サービスのリフレッシュ」機能は、既存のインフラストラクチャ・サービスに有効です。サービスが存在しない場合は、「サービスの作成」メニュー・オプションを使用して作成する必要があります。


11.20.10 BPELリカバリ

次のエラーは、指定された資格証明が無効なときに発生します。

表11-19 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
Invalid Host and
WebLogic Domain
Credentials

BPELリカバリ機能を有効にするには、ホスト資格証明およびWebLogicドメイン資格証明を、優先資格証明ストアで使用可能にする必要があります。有効な資格証明を設定して再試行します。


11.20.11 SOAライセンスの問題

SOA Management Pack EEが有効になっていない場合、次のエラーが発生します。

表11-20 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
The page requested is part of
the SOA Management Pack EE.

特定のSOAインフラストラクチャ・ターゲットに対しては、SOA Management Pack EEを有効にする必要があります。ライセンスを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. 「設定」メニューから、「Management Pack」「Management Packのアクセス権」の順に選択します。

  2. 「ターゲット・タイプ」ドロップダウン・ボックスで「SOAインフラストラクチャ」を選択します。

  3. 「SOA Management Pack EE」の選択/選択解除を切り替えます。

  4. 「適用」をクリックして「SOAコンポジット」ページに移動します。


11.20.12 デハイドレーション・ストアの問題

「デハイドレーション・ストア」ページにデータが表示されません。

表11-21 エラー・メッセージ

エラー・メッセージ 回避手順
Data is not displayed in
the Dehydration Store
page.

このエラーは、データベース・ターゲットに指定した値がWebLogic Serverのデータソースと一致しない場合に発生します。この問題を解決するには、次の手順を実行します。

  1. データベース・ターゲットのデータベース・ホストとSIDの値を、WebLogic ServerのJDBCデータソース構成の収集値と比較します。

  2. 値が異なる場合は、「ターゲット」メニューから「サービス」を選択します。「データソース」「SOALocalTxtSource」の順に選択し、「接続プール」をクリックして、データソース接続URLを更新します。