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Oracle Solaris の管理: 一般的なタスク Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris のコマンドに関する情報の検索
4. Oracle Solarisシステムのブートとシャットダウン
5. Oracle Configuration Manager の操作
16. システムコンソール、端末デバイス、および電源サービスの管理 (手順)
19. システムおよびソフトウェアのトラブルシューティング (手順)
システムの実行レベル (init 状態とも呼ばれる) は、ユーザーが使用できるサービスとリソースを定義します。システムが一度に持つことのできる実行レベルは 1 つだけです。
このリリースには 8 つの実行レベルがあります (次の表を参照)。デフォルトの実行レベル 3 は、/etc/inittab ファイルに指定されています。
表 6-2 Oracle Solaris の実行レベル
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また、svcadm コマンドを使用してシステムの実行レベルを変更することもできます。その場合は、実行するときのマイルストーンを選択してください。次の表に、各マイルストーンに対応する実行レベルを示します。
表 6-3 実行レベルと SMF マイルストーン
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一般に、マイルストーンまたは実行レベルを変更する手順はめったに実行されません。必要な場合、実行レベルを変更するために init コマンドを使用するとマイルストーンも変更され、これは使用するのに適切なコマンドです。init コマンドは、システムのシャットダウンにも役立ちます。
ただし、none マイルストーンを使用してシステムをブートすることは、スタートアップの問題のデバッグ時に非常に役立つ可能性があります。none マイルストーンと同等の実行レベルはありません。具体的な手順については、「どのサービスも起動しないでブートする方法」を参照してください。
who -r コマンドを使用すると、実行レベルに関する情報が表示されます。
$ who -r
システムの現在の実行レベルを調べるには、who -r コマンドを使用します。
例 6-1 システムの実行レベルを確認する
次の例では、システムの現在の実行レベルと以前の実行レベルに関する情報を表示します。
$ who -r . run-level 3 Dec 13 10:10 3 0 S $
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