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Oracle Solaris 管理: ネットワークインタフェースとネットワーク仮想化 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
7. プロファイルでのデータリンクおよびインタフェース構成コマンドの使用
10. Oracle Solaris 上での無線インタフェース通信の構成
このリリースでのネットワーク構成の方法が、以前の Oracle Solaris リリースと次の点で異なることに注意してください。
ネットワーク構成はプロファイルで管理されます。システムで機能する構成のタイプは、どのネットワーク構成プロファイルがアクティブなのかによって異なります。パート I「Network Auto-Magic」を参照してください。
ネットワークスタックの第 2 層のデータリンクは、dladm コマンドを使用して管理されます。このコマンドは、データリンクプロパティーを構成するための以前の ifconfig コマンドオプションに代わるものです。したがって、リンク集約、VLAN、および IP トンネルの構成も変更されています。第 8 章データリンクの構成と管理、第 12 章リンク集約の管理、および第 13 章VLAN の管理を参照してください。『Oracle Solaris の管理: IP サービス』の第 6 章「IP トンネルの構成」も参照してください。
データリンク名はハードウェアデバイスにバインドされなくなりました。したがって、データリンクにはデフォルトで net0 や net1 などの汎用リンク名が割り当てられています。「ネットワークデバイスとデータリンク名」を参照してください。
ネットワークスタックの第 3 層の IP インタフェースは、ipadm コマンドを使用して管理されます。このコマンドは、IP インタフェースを構成するための以前の ifconfig コマンドオプションに代わるものです。第 9 章IP インタフェースの構成を参照してください。
IPMP グループは IP インタフェースとして実装されているため、同様に ipadm コマンドを使用して構成されます。さらに、IPMP 関連の情報や統計情報を取得できる ipmpstat も導入されています。第 14 章IPMP の紹介および第 15 章IPMP の管理を参照してください。
仮想化はネットワークデバイスレベルで実装されています。したがって、効率性を高めるために、VNIC を構成して、ネットワークリソースの使用を管理できます。パート III「ネットワーク仮想化およびリソース管理」を参照してください。