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Oracle Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス) Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
NCA (ネットワークキャッシュとアクセラレータ) (概要)
ライブラリ置き換えによる door サーバーデーモンのサポート
NCA 用のソケットユーティリティーライブラリを読み込む方法
SSL カーネルプロキシを使用するように Apache 2.0 Web サーバーを設定する方法
SSL カーネルプロキシを使用するように Sun Java System Web Server を設定する方法
パート II ネットワークファイルシステムへのアクセス (トピック)
6. ネットワークファイルシステムへのアクセス (リファレンス)
SSL (Secure Sockets Layer) プロトコルを使用するように、Apache 2.0 と Sun Java System Web Server を設定できます。このプロトコルを使えば、2 つのアプリケーションの間で、機密性、メッセージの完全性、およびエンドポイント認証を実現できます。カーネルに変更が加えられ、SSL トラフィック処理の高速化が図られました。
SSL カーネルプロキシは、SSL プロトコルのサーバー側を実装します。このプロキシによって、Web サーバーのようなサーバーアプリケーションの SSL パフォーマンスが向上します。これはユーザーレベルの SSL ライブラリを使用したアプリケーションを通じて達成されます。アプリケーションのワークロードに応じて、パフォーマンスは最大 35% 向上する可能性があります。
SSL カーネルプロキシは、多くの一般的な暗号化スイートのほかに、SSL 3.0 プロトコルと TLS 1.0 プロトコルをサポートします。完全な一覧については、ksslcfg(1M) のマニュアルページを参照してください。このプロキシは、サポートされないすべての暗号化スイートに対して、ユーザーレベルの SSL サーバーへのフォールバックを行うよう構成できます。
SSL カーネルプロキシを使用するようにサーバーを構成するための手順を示します。