ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris システムのチューニングの概要
例 -- /etc/system を使用したパラメータの設定
Oracle Solaris の特殊な tune および var 構造体
2. Oracle Solaris カーネルチューニング可能パラメータ
4. インターネットプロトコル群のチューニング可能パラメータ
システム構成情報を調べるツールはいくつかあります。ツールによっては、スーパーユーザー権限が必要です。それ以外のツールは、一般ユーザーの権限で実行できます。動作中のシステム上で mdb を使うか、あるいは kmdb でブートし、カーネルデバッガですべての構造体やデータアイテムを調べることができます。
詳細は、mdb(1) または kadb(1M) のマニュアルページを参照してください。
sysdef コマンドは、メモリーとプロセスのリソース制限の値、および tune 構造体と v 構造体の一部を提供します。たとえば、8G バイトのメモリーを備えた x86 システムの sysdef 「チューニング可能パラメータ」セクションは、次のとおりです。
171614208 maximum memory allowed in buffer cache (bufhwm) 30000 maximum number of processes (v.v_proc) 99 maximum global priority in sys class (MAXCLSYSPRI) 29995 maximum processes per user id (v.v_maxup) 30 auto update time limit in seconds (NAUTOUP) 25 page stealing low water mark (GPGSLO) 1 fsflush run rate (FSFLUSHR) 25 minimum resident memory for avoiding deadlock (MINARMEM) 25 minimum swapable memory for avoiding deadlock (MINASMEM)
詳細は、sysdef(1M) のマニュアルページを参照してください。