更新に関する考慮事項

このセクションでは、システムを Oracle Solaris 11 に更新するときに考慮する必要のある情報について説明します。

Oracle Solaris 11 Express を Oracle Solaris 11 に更新するには、pkg コマンド行ユーティリティーを使用します。詳細は、pkg(1) のマニュアルページを参照してください。

注 - 更新中に Oracle Solaris 11 Express からパッケージマネージャーユーティリティー packagemanager(1) を使用して更新することはできません。パッケージマネージャーは、システムが更新されたあとでのみ使用します。

最新のパッケージを使用して Oracle Solaris 11 Express Image Packaging System (IPS) を更新します。
- システムがサポート契約下にある場合は、次のコマンドを使用して、システムのパッケージングソフトウェアが更新されていることを確認します。
```
# pkg update
```
  このコマンドは、Oracle Solaris 11 に更新するために必要なサポートを含む Oracle Solaris 11 Express Support Repository Update (SRU) バージョン 13 以降にシステムを更新します。
- システムがサポート契約下にない場合は、次のコマンドを使用して、システムのパッケージングソフトウェアが更新されていることを確認します。
```
# pkg update pkg:/package/pkg
```
どちらの場合も、新しく更新されたパッケージによって新しいブート環境が作成されます。
新しいブート環境を有効にするためにシステムをリブートします。
```
# init 6
```
システムを Oracle Solaris 11 に更新します。
```
# pkg update --accept
```
新しいブート環境が作成され、必要な新しいパッケージがインストールされます。
新しいブート環境を有効にするためにシステムをリブートします。
```
# init 6
```

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