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Oracle Solaris 11 GNOME デスクトップのアクセシビリティーガイド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
キーボードのアクセシビリティーオプションを構成するには、「キーボード」設定ツールを使用します。「キーボード」設定ツールを開くには、「システム」 -> 「設定」 -> 「キーボード」の順に選択します。「アクセシビリティー」タブを選択すると、アクセシビリティーオプションが表示されます。
「アクセシビリティー」タブセクションには、次のオプションがあります。
キーボードからアクセシビリティー機能のオンとオフを切り替えることを許可する (Alt + A) - キーコマンドを使ってキーボードのアクセシビリティー機能のオンとオフを切り替えることができるかどうかを決定します。
同時にキーを押すシミュレーションを行う (Alt + S) - 複数の Shift キー (または他のキー) を別々に入力することは可能ですが、単一のキーストロークの組み合わせとして処理されます。このようなキーボードのアクセシビリティー技術は、「固定キー」とも呼ばれます。
2 つのキーが同時に押された場合に固定キーを無効する (Alt +B) - 任意のキーの組み合わせが通常どおりに押された場合 (つまり、別々に押されるのではなく、同時に押された場合)、自動的に固定キーモードが終了します。
長くキーが押された場合のみを受け入れる (Alt + O) - このモードでは、入力として受け入れられるまで、キーを特定の期間押す必要があります。このアクセシビリティー技術は、「スローキー」とも呼ばれます。「アクセシビリティー」タブセクションのこの部分では、キーが入力として受け入れられるまで、キーを押す遅延時間を指定するための遅延スライダ (Alt + D) も提供されます。
重複するキーを速く押すことを無視する (Alt + I) – このモードでは、連続する同じキーを入力しても、そのキーの単一インスタンスのみが入力として受け入れられます。このアクセシビリティー技術は、「バウンスキー」とも呼ばれます。「アクセシビリティー」タブセクションのこの部分では、連続するキーが無視されるまで、キーを押す遅延時間を指定するための遅延スライダ (Alt + E) も提供されます。