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Oracle Solaris Studio 12.3 リリースの新機能     Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Oracle Solaris Studio 12.3 リリースの紹介

2.  コンパイラ

3.  ライブラリ

数学ライブラリ

Sun Performance Library

互換性

ドキュメント

このリリースの新機能および変更された機能

4.  コード分析ツール

5.  パフォーマンス解析ツール

6.  デバッグツール

7.  Oracle Solaris Studio IDE

8.  その他のツール

9.  このリリースでの既知の問題、制限事項、および回避策

索引

Sun Performance Library

このリリースの Sun Performance Library は、Oracle Solaris オペレーティングシステムといくつかの Linux オペレーティングシステム環境で使用できます。

Sun Performance Library は、線形代数問題や非線形問題を数値的に解くための最適化された、かつ高速な数学サブルーチンを集めたものです。Sun Performance Library の基になっているのは http://www.netlib.org/ の Netlib から入手できるパブリックドメインサブルーチンのコレクションであり、それが拡張および最適化され、Sun Performance Library としてバンドルされています。これには次のライブラリが含まれています。

互換性

Sun Performance Library の LAPACK 3.1.1 ルーチンは、1.x、2.0、3.0 などの以前のバージョンの LAPACK に含まれるユーザールーチン、および LAPACK 3.1.1 のすべてのルーチンと互換性があります。ただし、LAPACK 3.1.1 での内部変更のため、内部ルーチンとの互換性は保証できません。

互換性のない可能性がある内部ルーチンは、Netlib が提供している LAPACK ソースコードの中では auxiliary ルーチンと呼ばれています。『LAPACK User's Guide』に auxiliary ルーチンに関する情報があります。このガイドは、http://www.siam.org/ にある SIAM (Society for Industrial and Applied Mathematics) から入手できます。

LAPACK の auxiliary ルーチンのユーザーインタフェースは、LAPACK のリリースごとに変えることができるので、Sun Performane Library でも LAPACK の auxiliary ルーチンのユーザーインタフェースを変更できます。LAPACK 3.1.1 と互換性のある auxiliary ルーチンは、通常、ユーザーによる呼び出しに使用できますが、auxiliary ルーチンについてはマニュアルへの記載、テスト、およびサポートが特にされていません。LAPACK の auxiliary ルーチンのユーザーインタフェースは、Sun Performance Library の将来のリリースで変更される可能性があることに注意してください。そのため、ユーザーインタフェースは、該当バージョンの Sun Performance Library でサポートされる LAPACK のバージョンに対応します。

ドキュメント

次に示す Sun Performance Library 関連文書が提供されています。

その他の情報については、『LAPACK User's Guide』 (第 3 版、Anderson, E. ほか著、SIAM、1999) を参照してください。SIAM (Society for Industrial and Applied Mathematics) または書店で入手できます。『LAPACK User's Guide』は、Netlib で提供している LAPACK 3.1.1 基本ルーチンに関する公式の解説書です。LAPACK 3.1.1 ルーチンについて、数学的に説明しています。

このリリースの新機能および変更された機能