ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Oracle Solaris Studio 12.3 リリースの新機能 Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
NetBeans IDE 7.0.1 のデフォルトのヒープサイズは、システムで使用可能なメモリーの量との関係で自動的に決定されます。最大 500 個のソースおよびヘッダーファイルを含む小規模プロジェクトを開発する場合、Oracle Solaris Studio 12.3 IDE は一般にデフォルト設定で正常に動作します。
より規模の大きいプロジェクトを開発する場合は、ヒープサイズを増加する必要があります。大規模なプロジェクトの開発時に OutOfMemory 例外が発生した場合は、ヒープサイズが原因であることがあります。
NetBeans IDE の実行元となる Java Virtual Machine (JVM)* のヒープサイズは、netbeans.conf ファイルで設定できます。
ヒープサイズを変更するには、次の手順に従います。
/Oracle_Solaris_Studio_installation_directory /lib/netbeans/etc/netbeans.conf ファイルで、—J-Xmx コマンド行 Java 起動スイッチを netbeans.conf ファイルに追加したあと、IDE を再起動します。
例:
netbeans_default_options=”-J-Xms32m -J-Xmx128m —J-XX:PermSize=32m —J-XX:MaxPermSize=96m —J-Xverify:none —J-Dapple.laf.useScreenMenuBar=true”
NetBeans C/C++ Plugin での中規模および大規模のアプリケーションの推奨ヒープサイズを次に示します。
1G バイト以上の RAM のシステム上での中規模アプリケーション開発 (500~2000 ソースおよびヘッダーファイル) : 512M バイト
2G バイト以上の RAM が搭載されたシステム上で、大規模アプリケーション (2000 個を超えるソースおよびヘッダーファイル) を開発する場合:1G バイト
Oracle JVM を実行している場合は、ガベージコレクタスイッチ -J-XX:+UseConcMarkSweepGC (並行コレクタ) と -J-XX:+UseParNewGC (パラレルコレクタ) を netbeans.conf ファイルに追加することもできます。これらのオプションによって、ガベージコレクタを主実行エンジンと並行して実行できます。これらは、Oracle 実装以外の JVM ではサポートされていない可能性があります。
NetBeans のパフォーマンスチューニングの詳細については、Tuning JVM Switches for Performance を参照してください。
注: 「Java 仮想マシン」および「JVM」という用語は、Java(TM) プラットフォーム用の仮想マシンを意味します。