パッチの識別番号と説明

付録 D

Oracle Solaris Studio 12.3 ソフトウェアには、Oracle Solaris 10 用のオペレーティングシステムパッチが用意されています。今回のリリースに含まれるコンパイラおよびツールを正しく動作させるには、これらのパッチが必要です。この付録では、このリリースに含まれている Solaris OS のパッチを一覧で示します。これらのパッチをシステムにインストールしていない場合は、install_patches スクリプトを使用してインストールできます。このスクリプトは、インストーラのあるディレクトリに含まれます。

表 D-1 には、SPARC システム版 Solaris 10 OS 用の必須パッチのパッチ識別番号と説明を示します。

表 D-2 には、x86 システム版 Solaris 10 OS 用の必須パッチのパッチ識別番号と説明を示します。

ソフトウェアの使用に影響する可能性があるかどうかにかかわらず、特定の問題を解決する追加のパッチ (製品ダウンロードファイルまたは製品 DVD に含まれない) をインストールすることをお勧めします。推奨されるパッチのいずれかをインストールするには、My Oracle Support からパッチをダウンロードして、そのパッチに付属する README ファイルの手順に従います。リスクに関する重要な情報と適切な手順が記載されています。

表 D-3 には、SPARC システム版 Solaris 10 OS 用の推奨パッチのパッチ識別番号と説明を示します。

表 D-4 には、x86 システム版 Solaris 10 OS 用の推奨パッチのパッチ識別番号と説明を示します。

表 D-1 SPARC システム版 Solaris 10 OS 用の必須パッチ

パッチ識別番号	パッチの説明
118683-07	アセンブラおよび `libxprof` パッチ (`-xprofile` オプションで必要)
120753-10	`libmtsk` のパッチ
119963–24	C++ 用共用ライブラリのパッチ
147436–01	リンカーパッチ (Solaris 10 8/11 のみ)

表 D-2 x86 システム版 Solaris 10 OS 用の必須パッチ

パッチ識別番号	パッチの説明
119961-10	アセンブラおよび `libxprof` パッチ (`-xprofile` オプションで必要)
120754–10	`libmtsk` のパッチ
119964–24	C++ 用共用ライブラリのパッチ
147437–01	リンカーパッチ (Solaris 10 8/11 のみ)

表 D-3 SPARC システム版 Solaris 10 OS 用の推奨パッチ

パッチ識別番号

パッチの説明

144500–19

カーネルパッチ。Solaris 10 8/11 より前の Solaris 10 OS リリースを実行しているシステムで、Discover で計測機構が組み込まれているバイナリのデータ競合を検出するために collect コマンドを実行する場合は、あるいは、オブジェクト指向機能を使用する Fortran プログラムの共有オブジェクトのオブジェクトファイルを生成する場合は、このパッチが必要です。

表 D-4 x86 システム版 Solaris 10 OS 用の推奨パッチ

パッチ識別番号

パッチの説明

144501–19

カーネルパッチ。Solaris 10 8/11 より前の Solaris 10 リリースを実行しているシステムで、Discover で計測機構が組み込まれているバイナリのデータ競合を検出するために collect コマンドを実行する場合は、あるいは、オブジェクト指向機能を使用する Fortran プログラムの共有オブジェクトのオブジェクトファイルを生成する場合は、このパッチが必要です。

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	Oracle Solaris Studio 12.3 インストールガイド Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語)