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Oracle Solaris Cluster システム管理 Oracle Solaris Cluster 4.0 (日本語) |
Oracle Solaris Cluster ハードウェア構成の記録
Oracle Solaris Cluster のリリース情報とバージョン情報を表示する方法
構成されているリソースタイプ、リソースグループ、リソースを表示する方法
Oracle Solaris Cluster のコマンドログの内容を表示する方法
2. Oracle Solaris Cluster と RBAC
5. グローバルデバイス、ディスクパス監視、およびクラスタファイルシステムの管理
この章では、グローバルクラスタとゾーンクラスタの管理に関する次の情報と、Oracle Solaris Cluster 管理ツールの使用手順について説明します。
このマニュアル内の手順はすべて、Oracle Solaris 11 オペレーティングシステムで使用するためのものです。
グローバルクラスタは、1 つ以上のグローバルクラスタ投票ノードからのみ構成されます。グローバルクラスタには、HA for Zones データサービスで構成された solaris ブランドの非大域ゾーン (ノードではなく高可用性コンテナ) をリソースとして含めることもできます。ゾーンクラスタには、グローバルクラスタが必須です。ゾーンクラスタに関する一般的な情報については、『Oracle Solaris Cluster Concepts Guide 』を参照してください。
ゾーンクラスタは、 solaris ブランドの 1 つ以上の投票ノードで構成されます。ゾーンクラスタのすべてのノードは、cluster 属性が設定されている solaris ブランドの非大域ゾーンとして構成されます。ゾーンクラスタでは、その他のブランドタイプは許可されていません。Oracle Solaris ゾーンで提供される分離を含めて、グローバルクラスタと同様にゾーンクラスタでサポートされるサービスを実行できます。ゾーンクラスタは、グローバルクラスタに依存しており、したがって、グローバルクラスタを必要とします。グローバルクラスタはゾーンクラスタを含みません。ゾーンクラスタは 1 つのマシン上に最大で 1 つのゾーンクラスタノードを持ちます。ゾーンクラスタノードは、同じマシン上のグローバルクラスタ投票ノードが動作している場合にのみ動作します。あるマシンのグローバルクラスタ投票ノードで障害が発生すると、同じマシン上のすべてのゾーンクラスタノードも動作しなくなります。