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Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle ガイド     Oracle Solaris Cluster 4.0 (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  HA for Oracle のインストールと構成

A.  HA for Oracle 拡張プロパティー

SUNW.oracle_server 拡張プロパティー

SUNW.oracle_listener 拡張プロパティー

B.  DBMS エラーおよび記録された警告用の事前設定動作

C.  HA for Oracle を使用した Oracle ASM のサンプル構成

索引

SUNW.oracle_server 拡張プロパティー

Auto_End_Bkp (ブール型)

Oracle リレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) ホットバックアップが中断された場合に、次の復旧処理が実行されるかどうかを指定します。

  • ホットバックアップモードのままになっているファイルのために、データベースが開くことができなかったときを認識する。HA for Oracle が起動したときに、この検証プロセスが実行されます。

  • ホットバックアップモードのままになっているすべてのファイルを識別し、解放する。

  • 使用するためにデータベースを開く。

このプロパティーに許可されている値は、次のとおりです。

  • False – 復旧処理が実行されないことを指定します。この値がデフォルトです。

  • True – 復旧処理が実行されることを指定します。

デフォルト: False

範囲: なし

調整可能: いつでも

Connect_cycle (整数)

データベースから接続を解除する前に、サーバー障害モニターが実行する検証サイクルの数。

デフォルト: 5

範囲: 0 – 99,999

調整可能: いつでも

Custom_action_file (文字列)

HA for Oracle サーバー障害モニターのカスタム動作を定義するファイルの絶対パス。

デフォルト: “”

範囲: なし

調整可能: いつでも

Dataguard_role (文字列)

データベースの役割。このプロパティーに許可されている値は、次のとおりです。

NONE

データベースインスタンスに対して、スタンバイデータベースインスタンスが構成されていないことを指定します

PRIMARY

データベースが、スタンバイデータベースインスタンスが構成されているプライマリデータベースインスタンスであることを指定します

STANDBY

データベースの役割がスタンバイであることを指定します

IN_TRANSITION

データベースが役割交替プロセス中であることを指定します

デフォルト: NONE

範囲: なし

調整可能: いつでも

Db_unique_name (文字列)

配備されるシングルインスタンス Oracle データベースの一意の名前。

デフォルト: NONE

範囲: なし

調整可能: いつでも

Debug_level (整数)

Oracle サーバーコンポーネントからのデバッグメッセージが記録されるレベル。デバッグレベルを上げると、より多くのデバッグメッセージがログファイルに書き込まれます。これらのメッセージは、ファイル /var/opt/SUNWscor/oracle_server/message_log. rs に記録されます。ここで、rs は Oracle サーバーコンポーネントを示すリソースの名前です。

デフォルト: 1 で、syslog メッセージを記録します

範囲: 0– 100

調整可能: いつでも

Oracle_home (文字列)

Oracle ホームディレクトリへのパス。

デフォルト: None

範囲: 最低 = 1

調整可能: 無効の場合

Oracle_sid (文字列)

Oracle システム識別子。

デフォルト: None

範囲: 最低 = 1

調整可能: 無効の場合

Parameter_file (文字列)

Oracle パラメータファイル。Oracle パラメータファイルが指定されていない場合、このプロパティーは Oracle のデフォルトになります。

デフォルト: ““

範囲: 最低 = 0

調整可能: いつでも

Probe_timeout (整数)

Oracle サーバーインスタンスを検証するために、サーバー障害モニターが使用するタイムアウト値 (秒単位)。

デフォルト: 300

範囲: 0– 99,999

調整可能: いつでも

Restart_type (文字列)

障害への応答が再起動されたときに、サーバー障害モニターが再起動させるエンティティーを指定します。このプロパティーに許可されている値は、次のとおりです。

RESOURCE_RESTART

このリソースのみが再起動されることを指定します

RESOURCE_GROUP_RESTART

このリソースを含むリソースグループのすべてのリソースが再起動されることを指定します

デフォルト: RESOURCE_RESTART

範囲: なし

調整可能: いつでも

Standby_mode (文字列)

スタンバイデータベースのモード。このプロパティーに許可されている値は、次のとおりです。

LOGICAL

論理スタンバイデータベースを指定します

PHYSICAL

物理スタンバイデータベースを指定します

SNAPSHOT

スナップショットスタンバイデータベースを指定します

デフォルト: LOGICAL

範囲: なし

調整可能: いつでも

User_env (文字列)

サーバー起動およびシャットダウン前に設定する環境変数を含むファイル。Oracle のデフォルトと異なる値を持つそれらの環境変数は、このファイルで定義する必要があります。

たとえば、ユーザーの listener.ora ファイルは、/var/opt/oracle ディレクトリまたは $ORACLE_HOME/network/admin ディレクトリに存在しない場合があります。この場合、TNS_ADMIN 環境変数を定義する必要があります。

定義される各環境変数の定義は、VARIABLE_NAME=VARIABLE_VALUE の形式に従う必要があります。これらの各環境変数は、環境ファイルで 1 行ごとに指定する必要があります。

デフォルト: NULL

範囲: なし

調整可能: いつでも

Wait_for_online (ブール型)

データベースがオンラインになるまで、START メソッドで待機します。

デフォルト: True

範囲: なし

調整可能: いつでも