ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteクイック・インストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1.1.6.0)
B55914-04
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

Oracle Fusion Middleware

Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteクイック・インストレーション・ガイド

11gリリース1(11.1.1.6.0)

B55914-04(原本部品番号:E14318-05)

2011年11月

このマニュアルには、単一ホスト上でのOracle WebLogic ServerおよびOracle SOA Suiteのインストールと構成(すべてデフォルト値を使用)に関する手順が記載されています。

このドキュメントの最初の部分では、Oracle SOA Suite(Oracle Business Process Execution Language(BPEL)Process Manager(PM)、メディエータ、ルール、B2Bおよびヒューマン・ワークフローを含む)およびOracle Business Process Management Suiteのドメインのインストールおよび構成方法について説明します。

次に、ドメインを拡張してOracle Business Activity Monitoring (BAM) を含める手順について説明します。

最後に、インストールされているソフトウェアを削除する手順について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

1 インストールの概要

図1は、行う必要がある手順の順序を示しています。

図1 Oracle SOA Suiteのクイック・インストールのフローチャート

図1の説明は、図の下にあります。
「図1 Oracle SOA Suiteのクイック・インストールのフローチャート」の説明

表1は、フローチャートにおける各タスクに関する追加情報および個別ドキュメントへのリンクを示しています。

表1 Oracle SOA Suiteのクイック・インストールのタスクおよび説明

タスク 詳細およびドキュメント

システムおよびネットワーク環境を確認します。

ご使用のシステムおよびネットワークが最小要件を満たしていることを確認するには、第2項「システムおよびネットワーク環境の確認」を参照してください。

Oracleデータベースをインストールおよび構成します。

このドキュメントに記載されている手順には、Oracle BAM(Oracleデータベース上のみでサポートされる)のインストールおよび構成が含まれています。第3項「データベースのインストールと構成」を参照してください。

データベース・スキーマを作成します。

Oracle SOA SuiteおよびOracle BAMを構成する前に、必要なデータベース・スキーマを作成する必要があります。第4項「Oracle SOA SuiteとOracle BAMのスキーマの作成」を参照してください。

Oracle WebLogic Serverをインストールします。

Oracle SOA Suiteには、アプリケーション・サーバーが必要とされ、このドキュメントに記載されている手順は、Oracle WebLogic Serverをインストールするためのものです。第5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」を参照してください。

Oracle SOA Suiteをインストールします。

Oracle SOA Suiteのすべての製品をインストールします。第6項「Oracle SOA Suiteのインストール」を参照してください。

Oracle WebLogic Serverドメインを作成および構成します。

構成ウィザードを実行してWebLogic Serverドメインを作成し、Oracle SOA Suiteコンポーネントを構成します。第7項「WebLogicドメインの作成およびOracle SOA Suiteの構成」を参照してください。

Oracle BAM用にドメインを拡張します。

構成ウィザードを再度実行して、Oracle BAM用に既存のドメインを拡張します。第8項「WebLogicドメインの拡張とOracle BAMの構成」を参照してください。

インストール後のタスクを実行します。

ソフトウェアを正常にインストールおよび構成した後に、次のタスクを実行します。

環境を確認します。

第9.4項「インストールの確認」を参照してください。


図2は、この手順の最後でシステム上に作成されるトポロジを示しています。

図2 完了したインストールおよび構成のトポロジ

図2の説明は、図の下にあります。
「図2 完了したインストールおよび構成のトポロジ」の説明

2 システムおよびネットワーク環境の確認

システム環境がインストールの最小要件を満たしていることを確認するには、Oracle Technology Network (OTN)で入手できる次のドキュメントを参照してください。

3 データベースのインストールと構成

Oracle SOA Suiteのインストールでは、データベースが使用できる必要があります。ドキュメントに記載されているシナリオでは、Oracleデータベースでのみサポートされる、Oracle BAMおよびOracle BAMスキーマを使用します。このOracleデータベースは、データベースのサポート対象である任意のオペレーティング・システムにインストールできます(「Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成」ページにある、Oracle Fusion Middleware 11gR1のシステム要件およびサポート対象プラットフォームに関するドキュメントを参照してください)。

Oracleデータベースをインストールしたら、Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様に関するドキュメントのOracleデータベースのRCU要件に関する説明を参照して、データベースが正しく構成されていることを確認します。

Repository Creation Utilityを実行してスキーマを作成するには、Oracleデータベースが起動して稼動している必要があります。データベースが、製品のインストール先と同じシステム上にある必要はありません。

4 Oracle SOA SuiteとOracle BAMのスキーマの作成

Oracle SOA SuiteおよびOracle BAMでは、インストールの前にOracleデータベースに特定のスキーマが存在している必要があります。データベースにスキーマを作成するには、Repository Creation Utility(RCU)を実行する必要があります。

この項の説明に従ってRCUを取得し、スキーマを作成します。

RCUを実行できるプラットフォームを確認するには、Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様のRCUのサポート対象プラットフォームに関する説明を参照してください。

リポジトリ作成ユーティリティの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』を参照してください。

4.1 RCUのダウンロードと起動

RCUの最新バージョンを入手するには:

  1. Oracle Technology NetworkのOracle Fusion Middleware 11gR1ソフトウェア・ダウンロードに関するページに移動します。

    http://www.oracle.com/technetwork/middleware/downloads/index-087510.html
    
  2. OTNライセンス契約をクリックし、ライセンス契約を確認します。

  3. ライセンス契約に同意する」オプションを選択します。ライセンス契約に同意しなければ、RCUをダウンロードできません。

  4. ページの下部付近にある、必要な追加ソフトウェアが記載された表でRepository Creation Utilityを探します。.zipファイルをダウンロードしたら、その内容を任意のディレクトリに解凍します。このディレクトリをRCU_HOMEディレクトリと呼びます。


    注意:

    Windowsオペレーティング・システムの場合、名前にスペースが含まれるディレクトリにはRCUの.zipファイルを解凍できません。

RCU_HOMEディレクトリ内のbinディレクトリからRCUを起動します。

Linuxオペレーティング・システムの場合:

cd RCU_HOME/bin
./rcu

Windowsオペレーティング・システムの場合:

cd RCU_HOME\bin
rcu.bat

4.2 スキーマ作成のRCU画面

この項の説明にあるように、RCU画面に表示されている手順に従ってください。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「リポジトリの作成」画面

    作成」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  3. 「データベース接続の詳細」画面

    「データベース・タイプ」フィールドで「Oracle Database」を選択し、次の資格証明を指定して接続します。

    • ホスト名: host.domain.comの形式でデータベースが存在するマシンの名前を指定します。

      Oracle RACデータベースの場合は、仮想IP名またはいずれかのノード名をホスト名として指定します。次に例を示します。

      ora-node1-vip.example.com
      
    • ポート: データベースのリスナーのポート番号を指定します。Oracleデータベースのデフォルトのポート番号は1521です。

      使用しているデータベースのリスニング・ポート番号が不明な場合は、データベースが存在するマシンのOracleホームのinstallディレクトリにあるportlist.iniファイルで確認できます。

    • データベース名: データベースのサービス名を指定します。通常、サービス名はグローバル・データベース名と同じです。

      データベースのサービス名が不明な場合は、データベースの初期化パラメータ・ファイルのSERVICE_NAMESパラメータから取得できます。初期化パラメータ・ファイルにSERVICE_NAMESパラメータが含まれていない場合は、サービス名はDB_NAMEDB_DOMAINパラメータに指定されているグローバル・データベース名と同じです。

      Oracle RACデータベースの場合、このフィールドにいずれかのノードのサービス名を指定します。たとえば、examplehost.exampledomain.comのようになります。

    • ユーザー名: DBAまたはSYSDBA権限を持つユーザーの名前を指定します。SYSDBA権限を持つデフォルトのユーザー名はSYSです。

    • パスワード: データベース・ユーザーのパスワードを指定します。

    • ロール: ドロップダウン・リストからデータベース・ユーザーのロールを選択します。SYSユーザーには、SYSDBAロールが必要です。

    次へ」をクリックします。「前提条件チェック」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「データベース接続の詳細」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    チェックがエラーなしで完了したら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  4. 「コンポーネントの選択」画面

    画面の最上部付近にある「接頭辞の新規作成」を選択します。他のユーザーとデータベース・インスタンスを共有していない場合、デフォルト接頭辞であるDEVを使用できます。他のOracle Fusion Middlewareユーザーとデータベース・インスタンスを共有している場合、カスタム接頭辞の作成と使用の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』のカスタム・スキーマと表領域の作成に関する説明を参照してください。

    使用可能なコンポーネントが示された表で、「SOAおよびBPMインフラストラクチャ」を選択します。すべての依存スキーマを含めて、このコンポーネント内のすべての製品スキーマが自動的に選択されます。

    表2は、Oracleデータベース上のOracle SOA Suiteに必要なスキーマと依存関係を示しています。

    表2 Oracleデータベース上のOracle SOA Suiteに必要なスキーマ

    コンポーネント スキーマ所有者 依存関係

    SOAインフラストラクチャ

    prefix_SOAINFRA

    prefix_MDS(Metadata Services)

    prefix_ORASDPM(ユーザー・メッセージング)

    Business Activity Monitoring

    prefix_ORABAM

    prefix_MDS(Metadata Services)

    prefix_ORASDPM(ユーザー・メッセージング)

    ユーザー・メッセージング・サービス

    prefix_ORASDPM

    prefix_MDS(Metadata Services)



    注意:

    この画面で指定したスキーマ名とその接頭辞の値を覚えておくか、記録しておいてください。これらは、後で製品を構成するときに必要になります。スキーマ名は、prefix_schemanameという形式で指定する必要があります。

    次へ」をクリックします。「前提条件チェック」画面が表示されます。エラーが発生すると、エラーに関する詳細が画面の下に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    チェックがエラーなしで完了したら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  5. 「スキーマ・パスワード」画面

    画面の上部で、「すべてのスキーマに同じパスワードを使用」を選択します。

    パスワード」フィールドに、使用するパスワードを入力します。「パスワードの確認」フィールドにもう一度パスワードを入力します。


    注意:

    この画面で指定したスキーマ・パスワードを覚えておくか、記録しておいてください。これらは、後で製品を構成するときに必要になります。

    次へ」をクリックします。

  6. 「表領域のマップ」画面

    次へ」をクリックします。「表領域の作成」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「表領域のマップ」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    表領域がエラーなしで作成されたら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  7. 「サマリー」画面

    作成」をクリックします。「作成」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「サマリー」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    スキーマがエラーなしで作成されたら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  8. 「完了サマリー」画面

    閉じる」をクリックします。

5 Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成

Oracle SOA Suiteを使用するには、システム上でアプリケーション・サーバーが起動し、稼働している必要があります。このドキュメントでは、Oracle WebLogic Serverをダウンロードおよびインストールする手順について説明します。

Oracle以外のアプリケーション・サーバーの詳細は、Oracle Fusion Middlewareサードパーティ・アプリケーション・サーバー・ガイドを参照してください。

WebLogic Serverのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』を参照してください。

5.1 WebLogic Serverインストーラのダウンロード

最新バージョンのOracle WebLogic ServerインストーラをOracle Technology Networkからダウンロードします。

  1. Oracle Technology NetworkのOracle WebLogic Serverのダウンロードに関するページに移動します。

    http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/wls-main-097127.html
    
  2. OTNライセンス契約をクリックし、ライセンス契約を確認します。

  3. ライセンス契約に同意する」オプションを選択します。ライセンス契約に同意しなければ、インストーラをダウンロードできません。

  4. 画面上の指示に従って、現在のリリース用に提供されているインストーラの一覧にアクセスし、使用しているオペレーティング・システムに適したインストーラをダウンロードします。

インストール・プログラムには、Java Runtime Environment(JRE)の実行が必要です。JREは、Windows32ビット、Linux x86インストール・プログラムおよび一部のUNIXインストール・プログラムにバンドルされています(ファイル名の末尾が.binとなっています)。

他のプラットフォームの場合は、インストール・プログラムではJDKがインストールされません。このようなインストール・プログラムのファイル名の末尾は、.jarとなっています。.jarインストール・プログラムを実行するには、ご使用のシステムに適切なバージョンのJDKがインストールされている必要があり、PATH変数定義の最初にJDKのbinディレクトリを含める必要があります。プラットフォームでサポートされているJDKについては、「Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成」ページにある、Oracle Fusion Middleware 11gR1のシステム要件およびサポート対象プラットフォームに関するドキュメントを参照してください。

5.2 WebLogic Serverインストーラの起動

WebLogic Serverインストーラを起動する前に、システムにDISPLAY環境変数を設定します。

Oracle WebLogic Serverインストーラをグラフィック・モードで起動する場合、ご使用のオペレーティング・システムに対応する項の手順に従ってください。

5.2.1 Windowsオペレーティング・システム上でのインストーラの起動

Windowsオペレーティング・システム上でインストーラを起動するには、インストール・プログラムを含むディレクトリに移動し、インストール・ファイルをダブルクリックします。たとえばWebLogic Server 10.3.6の場合、32ビットWindows用のインストール・プログラム名はwls1036_win32.exeです。

5.2.2 UNIXオペレーティング・システム上でのインストーラの起動

UNIXオペレーティング・システム上でインストーラを起動するには、インストール・プログラムを含むディレクトリに移動し、次のコマンドを入力してインストールを開始します。

chmod a+x file_name
./file_name

file_nameを、ご使用のインストール・ファイル名に置き換えます。たとえばWebLogic Server 10.3.6の場合、32ビットLinux用のインストール・ファイル名はwls1036_linux32.binです。

5.2.3 UNIXオペレーティング・システム上での.jarインストーラの起動

ファイル名の末尾が.jarのインストール・ファイルの場合にインストーラを起動するには、次の手順を実行します。

  1. ターゲット・システム上におけるPATH変数定義の最初に、適切なJDKのbinディレクトリを追加します。次に例を示します。

    PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
    export PATH
    
  2. インストール・プログラムをダウンロードしたディレクトリに移動します。

  3. 次のコマンドを入力して、インストール・プログラムを起動します。

    java -jar wlsversion_generic.jar
    

5.2.4 64ビットJDKの使用による64ビット・オペレーティング・システム上でのインストーラの起動

.jarインストール・プログラムを使用して64ビットのプラットフォーム上にWebLogic Serverをインストールする場合は、次の手順を実行します。

  1. 32/64ビット・ハイブリッドJDKを使用する場合(HP-PA、HPIAおよびSolaris64プラットフォームの場合など)、インストール・コマンドに-d64フラグを含めます。次に例を示します。

    java -d64 -jar wlsversion_generic.jar
    
  2. JAVA_HOME/bin/java -version(または、32/64ビット・ハイブリッドJDKの場合はJAVA_HOME/bin/java -d64 -version)コマンドを実行して、JAVA_HOMEが64ビットのJDKを参照していることを確認します。

5.3 WebLogic Serverインストールの画面と説明

この項の説明にあるように、WebLogic Serverインストール画面に表示されている手順に従ってください。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの選択」画面

    新しいミドルウェア・ホームを作成する」を選択します。

    新しいミドルウェア・ホーム・ディレクトリとして使用する場所を指定します。このディレクトリがすでにシステム上に存在している場合は、空のディレクトリである必要があります。まだ存在していない場合は、このディレクトリが作成されます。


    注意:

    この場所を覚えておくか、記録しておいてください。後でOracle SOA Suiteをインストールするときに必要になります。

    ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のミドルウェア・ホーム・ディレクトリおよびWebLogicホーム・ディレクトリに関する説明を参照してください。

    次へ」をクリックします。

  3. 「セキュリティ更新のための登録」画面

    最新の製品およびセキュリティ更新を受け取るかどうかを選択します。何も受け取らないことを選択すると、続行する前に、その選択を確認するよう求められます。

    次へ」をクリックします。

  4. 「インストール・タイプの選択」画面

    標準」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  5. 「製品インストール・ディレクトリの選択」画面

    使用するWebLogic Serverホーム・ディレクトリの場所を指定します。

    WebLogicホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のミドルウェア・ホーム・ディレクトリおよびWebLogicホーム・ディレクトリに関する説明を参照してください。

    次へ」をクリックします。

  6. 「ショートカットの場所の選択」画面(Windowsのみ)

    Windowsシステムへのインストールの場合は、Oracle製品へのショートカットを作成するWindows上の場所を指定するよう求められます。

    次へ」をクリックします。

  7. 「インストール・サマリー」画面

    次へ」をクリックします。

  8. 「インストールの進行状況」画面

    この画面での操作は必要ありません。インストールが完了すると、インストーラは自動的に次の画面に進みます。

  9. 「インストール完了」画面

    Quickstartの実行」を選択解除します。

    完了」をクリックします。

5.4 WebLogic Serverのインストールの確認

この時点で(データベースおよびOracle WebLogic Serverの両方をインストール後)、図3に示されているディレクトリ構造を参照してください(完全なシステム・トポロジを参照するには、戻って図2を参照してください)。

図3 WebLogic Server(およびデータベース)インストール後のディレクトリ構造

図3の説明は、図の下にあります。
「図3 WebLogic Server(およびデータベース)インストール後のディレクトリ構造」の説明

この手順において後で必要となるディレクトリのみが示されており、ミドルウェア・ホームのすべてのディレクトリが示されているわけではないことに注意してください。

6 Oracle SOA Suiteのインストール

インストーラを起動すると、Oracle SOA Suiteランタイム・コンポーネントであるOracle SOA SuiteとOracle BAMの両方がデフォルトでシステムにインストールされます。インストールが完了した後で構成ウィザードを起動すると、これらのランタイム・コンポーネントのいずれか一方を構成するか、または両方を構成するかを選択できます。


注意:

Oracle SOA Suiteをインストールする前に、WebLogicサーバー管理コンソールにログインしていないことを確認してください。

Oracle JDeveloperのインストール、およびOracle JDeveloperへのOracle SOA Suite拡張のインストールについては、第10項「Oracle SOA Suiteのデザインタイム・コンポーネントのインストール」を参照してください。これらの拡張により、SOAコンポジット・アプリケーションを設計するための機能とオンライン・ドキュメントが提供されます。

この項の手順に従って、Oracle SOA Suiteをインストールします。

6.1 ソフトウェアの取得

表3は、最新のOracle Fusion MiddlewareソフトウェアをダウンロードできるOracle Webサイトを示しています。

表3 Oracle Fusion Middlewareソフトウェアのダウンロード元

Oracle Webサイト 目的と場所

Oracle Technology Network

開発者の場合は、Oracle Technology Network (OTN)に移動して、OTN開発者ライセンスでOracleソフトウェアをダウンロードします。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/fusion-middleware/overview/index.html

詳細は、ダウンロードと動作保証についてよく寄せられる質問(FAQ)に関するドキュメントを参照してください。これは、Middlewareのダウンロードに関するメイン・ページのFAQアイコンをクリックすると表示されます。

注意: Oracle Technology Networkへの登録は無償で行えます。

My Oracle Support

Oracleと正規のサポート契約を結んでいるお客様の場合、ソフトウェアの更新と修正プログラムをダウンロードするには、My Oracle Supportに移動します。

http://support.oracle.com/

インストール固有のパッチ・セット番号と、ソフトウェアの保守に関する追加情報を取得するには、My Oracle Supportのドキュメント(ID 1073776.1)を参照してください。

Oracle E-Delivery

Oracleソフトウェア・ライセンスを購入し、そのライセンスでソフトウェアをダウンロードする場合、または、Oracle Electronic Delivery試用ライセンスでOracleソフトウェアをダウンロードする場合は、Oracle E-Deliveryに移動します。

http://edelivery.oracle.com/

アーカイブ・ファイルをダウンロードしたら、インストールを実行するマシン上の任意のディレクトリに、アーカイブ・ファイルを解凍します。

6.2 インストーラの実行

インストーラを起動するには、アーカイブ・ファイルを解凍したディレクトリに移動し、Disk1ディレクトリに変更します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

cd unpacked_archive_directory/Disk1
./runInstaller -jreLoc JRE_LOCATION

注意:

rootユーザーでのインストーラの起動はサポートされていません。

Windowsオペレーティング・システムの場合:

cd unpacked_archive_directory\Disk1
setup.exe -jreLoc JRE_LOCATION

インストーラでは、システム上のJava Runtime Environment (JRE)の場所のフルパスを指定する必要があります。Oracle WebLogic Serverのインストール時に(第5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」)、システムにはJREがインストールされています。この場所(jreディレクトリの場所)を使用してインストーラを起動できます。JREのデフォルトの場所は、ミドルウェア・ホーム内のjdk160_27ディレクトリです。

64ビット・プラットフォームでは、JREの場所はJAVA_HOME(Oracle WebLogic Serverのインストールに使用した場所)です。詳細は、第5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」を参照してください。

6.3 インストールの画面および説明

この項の説明にあるように、インストール画面に表示されている手順に従ってください。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「ソフトウェア更新のインストール」画面

    ソフトウェア更新のインストールに使用する方法を選択します。

    • ソフトウェア更新のスキップ

      その時点ではオプションをスキップする場合に選択します。

    • My Oracle Supportで更新を検索

      My Oracle Supportアカウントを持っている場合、アカウント名とパスワードを指定して、適用可能なソフトウェア更新をインストーラがMy Oracle Supportから自動的にダウンロードするようにできます。資格証明を入力した後で「接続のテスト」をクリックすると、接続をテストできます。インストーラがMy Oracle Supportにアクセスできるようにプロキシ・サーバーを構成する必要がある場合は、「プロキシ設定」をクリックします。

    • ローカル・ディレクトリで更新を検索

      ローカルで使用可能なソフトウェア更新がある場合、このオプションを使用して、場所を指定できます。「ローカル・ディレクトリで更新を検索」を選択すると、さらに「ローカル・ディレクトリ」フィールドが表示されます。更新のある場所をこのフィールドに指定します。

    オプションを選択し、「次へ」をクリックします。

  3. 「前提条件のチェック」画面

    前提条件のチェックがエラーなしで終了したら、「次へ」をクリックします。

  4. 「インストール場所の指定」画面

    Oracleミドルウェア・ホーム: WebLogic Serverがインストールされている場所を指定します。

    Oracleホーム・ディレクトリ: ソフトウェアをインストールする場所を指定します。

    • 既存のディレクトリを指定する場合は、それが空のディレクトリで、Oracle Middlewareホーム内に存在する必要があります。

    • 存在しないディレクトリを指定する場合は、Oracle Middlewareホーム内にそのディレクトリが作成されます。

    このディレクトリがOracleホーム・ディレクトリになります。ランタイム・コンポーネントからこのディレクトリに書き込むことはできません。


    注意:

    このドキュメントでは、以降、このディレクトリをSOA Oracleホームと呼びます。これは、他のOracle Fusion Middleware製品のOracleホーム・ディレクトリとの混同を避けるためです。

    ミドルウェア・ホーム・ディレクトリおよびOracleホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のOracle Fusion Middlewareのディレクトリ構造に関する説明を参照してください。

  5. 「アプリケーション・サーバー」画面

    このインストールに使用するアプリケーション・サーバーを選択します。

    WebLogic Server」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「インストール・サマリー」画面

    インストール」をクリックします。

  7. 「インストールの進行状況」画面

    インストールが100%完了になったら、「次へ」をクリックします。

  8. 「インストール完了」画面

    終了」をクリックします。

6.4 インストールの確認

この時点で、図4に示されているディレクトリ構造を参照してください(完全なシステム・トポロジを参照するには、戻って図2を参照してください)。

図4 Oracle SOA Suiteインストール後のディレクトリ構造

図4の説明は、図の下にあります。
「図4 Oracle SOA Suiteインストール後のディレクトリ構造」の説明

7 WebLogicドメインの作成およびOracle SOA Suiteの構成

ソフトウェアが正常にインストールされたら、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用して、Oracle SOA Suiteのコンポーネントを構成できます。

WebLogicドメインの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるドメインの作成』を参照してください。

7.1 構成ウィザードの起動

構成ウィザードは、SOA_ORACLE_HOMEディレクトリにあります。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

cd SOA_ORACLE_HOME/common/bin
./config.sh

Windowsオペレーティング・システムの場合:

cd SOA_ORACLE_HOME\common\bin
config.cmd

32ビット・オペレーティング・システムを使用している場合は、Oracle WebLogicをインストールする際にOracle JRockit SDKもインストールされます(第5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」を参照)。これは、構成ウィザードがデフォルトで使用するJDKです。Sun JDKを使用して構成ウィザードを起動するには、構成ウィザードを起動する前に次の手順を実行します。

  1. JAVA_HOME環境変数をSun JDKの場所に設定します。たとえば、ミドルウェア・ホーム内のjdk160_27ディレクトリにOracle WebLogic ServerとともにインストールされたSun JDKに設定できます。

  2. JAVA_VENDOR環境変数を「Sun」に設定します。

7.2 ドメイン作成の構成ウィザードの画面

Oracle SOA SuiteのWebLogicドメインを構成するには:

  1. 「ようこそ」画面

    新しいWebLogicドメインの作成」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  2. 「ドメイン・ソースの選択」画面

    以下の製品をサポートするために、自動的に構成されたドメインを生成する」を選択し、このドメイン内に構成する製品を選択します。Oracle SOA Suiteのインストールでは次を選択します。

    • Oracle SOA Suite - 11.1.1.0 [SOA_ORACLE_HOME]

      必要に応じて、次の製品が自動的に選択されます。

      • Oracle WSM Policy Manager - 11.1.1.0 [oracle_common]

      • Oracle JRF - 11.1.1.0 [oracle_common]

    • Oracle BPM Suite - 11.1.1.0 [SOA_ORACLE_HOME]

    • Oracle Enterprise Manager - 11.1.1.0 [oracle_common]

    すでにOracle Fusion Middleware製品がシステムにインストールされている場合は、この画面上に重複した製品が表示されることがあります。SOA_ORACLE_HOMEと関連する製品のみ選択してください。

    次へ」をクリックします。

  3. 「ドメイン名と場所の指定」画面

    次のドメイン情報を指定します。

    • ドメイン名: 作成するドメインの名前。デフォルトの名前はbase_domainです。

    • ドメインの場所: このドメインが作成されるディレクトリへの絶対パス。このドキュメントでは、以降、指定されたドメイン名とドメインの場所を、ドメイン・ホーム・ディレクトリ(DOMAIN_HOME)と呼びます。このディレクトリは、システム上の任意の場所でかまいません。

    • アプリケーションの場所: このドメインで作成されたアプリケーションが存在するディレクトリへの絶対パス。このドキュメントでは、以降、指定されたアプリケーションの場所とドメイン名を、アプリケーション・ホーム・ディレクトリ(APPLICATION_HOME)と呼びます。このディレクトリは、システム上の任意の場所でかまいません。

    ドメイン名と場所の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のWebLogic Serverドメインに関する説明を参照してください。

    次へ」をクリックします。

  4. 「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面

    管理者に次の資格証明を指定します。

    • User name: このドメインの管理者の名前。デフォルトの名前はweblogicです。

    • User password: 管理者のパスワード。

    • Confirm user password: 管理者のパスワードを再入力します。

    • 説明: このユーザーに関する説明を入力するか、デフォルトの説明のままにします。このフィールドはオプションです。

    次へ」をクリックします。

  5. 「サーバーの起動モードおよびJDKの構成」画面

    画面の「WebLogicドメインの起動モード」の部分で、「開発モード」を選択します。

    画面の「JDKの選択」の部分で、「開発モード」の中のユーザー・プラットフォームに推奨されるJDKを選択します。このテキストは、「WebLogicドメインの起動モード」セクションの「開発モード」の直下にあります。たとえば、Linuxシステムでは、使用可能なJDKの一覧から「Sun SDK 1.6.0_27」を選択するように要求されます。

    次へ」をクリックします。

  6. 「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面

    この画面に一覧表示されるデータソースごとに、スキーマ情報を構成します。この画面のいずれかのフィールドに変更を加える場合、その変更は選択したデータソースのみに適用されます。すべてのデータソースに共通するフィールド(たとえば、すべてのデータソースが同じデータベースに存在する場合)には、すべてのデータソースを選択し、変更する必要があります。入力すると変更は自動的に保存されます。

    全データソースに共通の情報をすべて指定したら、個々のデータソースまたは小さなグループのデータソースを選択し、それぞれに固有の情報(スキーマ・オーナーなど)を入力する必要があります。

    この画面の表を確認し、変更が必要なフィールドを特定します。

    • ベンダー: ドロップダウン・リストからデータベースのベンダーを選択します。

    • ドライバ: ドロップダウン・リストからドライバ・タイプを選択します。

    • スキーマ・オーナー: スキーマのオーナーを指定します。これは次の形式で指定されたこのコンポーネントのスキーマの名前です。

      prefix_schema-name
      

      この情報は、RCUを使用してスキーマを作成した際に「コンポーネントの選択」画面で指定した情報です。詳細は、第4項「Oracle SOA SuiteとOracle BAMのスキーマの作成」を参照してください。

    • パスワード: スキーマのパスワードを指定します。このパスワードは、RCUを使用してスキーマを作成した際に「スキーマ・パスワード」画面で指定したパスワードです。詳細は、第4項「Oracle SOA SuiteとOracle BAMのスキーマの作成」を参照してください。

    • DBMS/サービス: データベースのサービス名を指定します。このスキーマが存在するデータベースを指定します。

    • ホスト名: データベースを実行するマシンの名前を指定します。

    • ポート: データベースのリスニング・ポート番号を指定します。

    次へ」をクリックします。

  7. 「コンポーネント・スキーマのテスト」画面

    データソースへの接続が成功していることを確認します。

    次へ」をクリックします。

  8. 「オプションの構成を選択」画面

    この画面では何も選択しません。

    次へ」をクリックします。

  9. 「構成のサマリー」画面

    この画面の情報を確認します。前の画面に戻って構成の一部を変更する場合は、左側のナビゲーション・ペインまたは「前へ」ボタンを使用します。

    すべてが正しいことを確認したら、「作成」をクリックします。

  10. 「ドメインの作成中」画面

    ドメインが正常に作成されると、プログレス・バーが100%になり、「完了」ボタンがアクティブになります。

    サマリー情報の最後の行は、管理サーバーのURLです。管理サーバーを起動した後でアクセスできるように、このURLを記録しておいてください。

    完了」をクリックして、画面を終了します。

7.3 構成の確認

この時点で、図5に示されているディレクトリ構造を参照してください(完全なシステム・トポロジを参照するには、戻って図2を参照してください)。

図5 Oracle SOA Suite構成後のディレクトリ構造

図5の説明は、図の下にあります。
「図5 Oracle SOA Suite構成後のディレクトリ構造」の説明

8 WebLogicドメインの拡張とOracle BAMの構成

この項では、既存のWebLogicドメインを拡張してOracle BAMを含めるための手順について説明します。Oracle BAMを構成しない場合は、この項をスキップして第9項「インストール後の作業」に進んでください。

ドメインをOracle BAM用に拡張するには、構成ウィザードを起動し(第7.1項「構成ウィザードの起動」を参照)、次の手順に従います。

  1. 「ようこそ」画面

    既存のWebLogicドメインの拡張」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  2. WebLogicドメイン・ディレクトリの選択

    第7.2項「ドメイン作成の構成ウィザードの画面」で作成したドメイン・ホーム・ディレクトリを選択します。

  3. 「拡張ソースの選択」画面

    以下の追加製品をサポートするために、自動的にドメインを拡張する」を選択し、「Oracle Business Activity Monitoring - 11.1.1.0 [SOA_ORACLE_HOME]」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  4. 「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面

    Oracle BAMデータ・ソースのスキーマ情報を構成します。詳細は、第7.2項「ドメイン作成の構成ウィザードの画面」内の同じ画面の説明を参照してください。

    次へ」をクリックします。

  5. 「コンポーネント・スキーマのテスト」画面

    データソースへの接続が成功していることを確認します。

    次へ」をクリックします。

  6. 「オプションの構成を選択」画面

    この画面では何も選択しません。

    次へ」をクリックします。

  7. 「構成のサマリ」画面

    この画面の情報を確認します。前の画面に戻って構成の一部を変更する場合は、左側のナビゲーション・ペインまたは「前へ」ボタンを使用します。

    すべてが正しいことを確認したら、「拡張」をクリックします。

  8. 「ドメインの作成中」画面

    ドメインが正常に拡張されると、プログレス・バーが100%になり、「完了」ボタンがアクティブになります。

    完了」をクリックして、画面を終了します。

8.1 構成の確認

この時点で、トポロジは図2に示されているものと一致している必要があり、これでOracle SOA SuiteおよびOracle BAMのインストールおよび構成が完了となります。

WebLogic Serverドメインの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるドメインの作成』を参照してください。

9 インストール後のタスク

この項には、インストールと構成の確認に役立つ一般情報が含まれています。コンポーネントによっては、カスタム構成または手動構成が必要な場合があり、それに関する情報もこの項に含まれています。

9.1 Oracle BAMのカスタム・ポート番号の構成

Oracle BAM管理対象サーバー(bam_server1)のデフォルト・ポート番号は9001です。構成時に構成ウィザードを使用してこのポート番号を変更するかリスニング・アドレスを指定した場合、次の変更を手動で行う必要があります。

手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteインストレーション・ガイド』のOracle BAMとカスタム・ポート番号の構成に関する説明を参照してください。

9.2 サーバーの起動

デプロイメントを起動し実行するには、管理サーバーおよび様々な管理対象サーバーを起動する必要があります。

  1. 管理サーバーを起動するには、新しいドメインを作成したディレクトリでstartWebLogic.shスクリプト(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはstartWebLogic.cmdスクリプト(Windowsオペレーティング・システムの場合)を実行します。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME/startWebLogic.sh
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME\startWebLogic.cmd
    

    ドメイン名と場所は、構成ウィザードの「ドメイン名と場所の指定」画面で入力したものです。

  2. 管理対象サーバーを起動するには、ドメインを作成したディレクトリ内にあるbinディレクトリで、startManagedWebLogic.shスクリプト(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはstartManagedWebLogic.cmdスクリプト(Windowsオペレーティング・システムの場合)を実行します。

    このコマンドでは、サーバー名の指定も必要とします。次のサーバーを起動する必要があります。

    • soa_server1(Oracle SOA Server)

    • bam_server1(Oracle BAM Server)

    たとえば、Oracle SOA ServerをUNIXオペレーティング・システムで起動するには、次のコマンドを使用します。

    DOMAIN_HOME/bin/startManagedWebLogic.sh soa_server1 http://administration_server_host:administration_server_port
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME\bin\startManagedWebLogic.cmd soa_server1 http://administration_server_host:administration_server_port
    

WebLogic Serverを起動する前に、WebLogic Serverのユーザー名とパスワードの入力が求められます。これらは、構成ウィザードの「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面で指定したものです。


注意:

インストールと構成の後でOracle SOA ServerとOracle BAM Serverの両方を初めて起動する場合は、Oracle BAM Serverを起動する前にOracle SOA Serverの起動が完了していることを確認する必要があります。

起動する必要がある管理対象サーバーの名前が不明な場合は、DOMAIN_HOMEディレクトリ内のstartManagedWebLogic_readme.txtファイルの内容を表示します。

または、次のURLの管理サーバー・コンソールにアクセスすることもできます。

http://administration_server_host:administration_server_port/console

構成ウィザードの「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面で指定したユーザー名とパスワードを入力します。次に、「環境」→「サーバー」を選択し、管理対象サーバーの名前を確認します。

サーバーの起動と停止の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のサーバーの起動と停止に関する説明を参照してください。

9.3 ノード・マネージャの起動

管理対象サーバーをホストしているマシン上でノード・マネージャを起動すると、管理コンソールまたはコマンドラインを使用して管理対象サーバーをリモートで起動または停止できます。予期せぬエラーが発生した後、ノード・マネージャから自動的に管理対象サーバーを再起動することもできます。

ノード・マネージャを起動するには、次の手順を実行します。

  1. UNIXオペレーティング・システムの場合、MW_HOME/oracle_common/common/bin/setNMProps.shスクリプトを実行します。

    Windowsオペレーティング・システムの場合、MW_HOME\oracle_common\common\bin\setNMProps.cmdスクリプトを実行します。

    このスクリプトは、必要なプロパティをnodemanager.propertiesファイルに付加します。これらのプロパティは、手動で付加することもコマンドライン引数として指定することもできます。


    注意:

    StartScriptEnabled=trueプロパティは、管理対象サーバーが適切なクラスパスとコマンド引数を受け取るために必要です。

    このプロパティを含むファイルはnm.required.propertiesです。


  2. UNIXオペレーティング・システムの場合、WebLogic_Home/server/bin/startNodeManager.shスクリプトを実行して、ノード・マネージャを起動します。

    Windowsオペレーティング・システムの場合、WebLogic_Home\server\bin\startNodeManager.cmdスクリプトを実行して、ノード・マネージャを起動します。

ノード・マネージャの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャ管理者ガイド』を参照してください。

9.4 インストールの確認

ブラウザを起動して、次のURLを入力します。

  • 管理サーバーへのアクセス:

    http://administration_server_host:administration_server_port
    

    この情報は、構成ウィザードの「ドメインの作成中」画面(最後の画面)に表示されたものです。

  • 管理サーバー・コンソールへのアクセス:

    http://administration_server_host:administration_server_port/console
    

    構成ウィザードの「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面で指定したユーザー名とパスワードの資格証明の入力が求められます。

    コンソールにログインしたら、「ドメイン構成」セクションの「環境」領域内の「サーバー」をクリックします。「サーバーのサマリー」ページの表で、AdminServerbam_server1およびsoa_server1の、「状態」列のステータスがすべて「実行中」であることを確認します。

  • Enterprise Managerへのアクセス:

    http://administration_server_host:administration_server_port/em
    

    構成ウィザードの「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面で指定したユーザー名とパスワードの資格証明の入力が求められます。

10 Oracle SOA Suite Design-Time Componentsのインストール

Oracle SOA Suiteは、Oracle JDeveloperのインストール時には自動的にインストールされません。SOAアプリケーションおよびプロジェクトを作成する前に、JDeveloper用のSOA Suite拡張をインストールする必要があります。

JDeveloper用SOA Suite拡張機能のインストール方法は、『Oracle Fusion Middleware Oracle JDeveloperインストレーション・ガイド』を参照してください。

11 Oracle SOA Suiteの削除

システムからOracle SOA Suiteを削除するには、次の手順が必要です。

ソフトウェアを削除する場合は、必ずこの項で説明する手順を使用してください。ソフトウェアを手動で削除すると、後でソフトウェアを再インストールする際に問題が発生する可能性があります。この項の手順に従うことで、ソフトウェアを正しく削除できます。

11.1 Oracle Fusion Middlewareの停止

Oracle Fusion Middlewareソフトウェアのコンポーネントを削除する前に、すべてのサーバーとプロセスを停止してください。

  1. WebLogic管理対象サーバーを停止します。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME/bin/stopManagedWeblogic.sh managed_server_nanme administration_server_url administration_server_username administration_server_password
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME\bin\stopManagedWeblogic.cmd managed_server_nanme administration_server_url administration_server_username administration_server_password
    
  2. WebLogic管理サーバーを停止します。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME/bin/stopWeblogic.sh administration_server_url administration_server_username administration_server_password
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME\bin\stopWeblogic.cmd administration_server_url administration_server_username administration_server_password
    

どちらのコマンドの場合も、次の形式でadministration_server_urlを指定します。

http://administration_server_host.administration_server_domain:administration_server_port

Oracle Fusion Middlewareの起動および停止の詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する説明を参照してください。

サーバーの起動と停止の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のサーバーの起動と停止に関する説明を参照してください。

11.2 Oracle SOA Suiteスキーマの削除

Repository Creation Utility(RCU)を実行して、データベースからOracle SOAスキーマを削除します。

11.2.1 RCUの起動

第4.1項「RCUのダウンロードと起動」の説明に従って、RCUを起動します。

11.2.2 SOA Suiteスキーマの削除手順

次の手順に従ってSOA Suiteスキーマを削除します。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「リポジトリの作成」画面

    削除」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  3. 「データベース接続の詳細」画面

    Oracleデータベースに接続するための次の資格証明を指定します。これらの資格証明は、SOA Suiteスキーマを作成した際にこの画面で指定した資格証明と同じです。詳細は、第4.2項「スキーマ作成のRCU画面」を参照してください。

    次へ」をクリックします。「前提条件チェック」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「データベース接続の詳細」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    チェックがエラーなしで完了したら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  4. 「コンポーネントの選択」画面

    削除する接頭辞とスキーマをリポジトリから選択します。

    次へ」をクリックします。「前提条件チェック」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「コンポーネントの選択」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    チェックがエラーなしで完了したら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  5. 「サマリー」画面

    削除」をクリックします。「削除」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「サマリー」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    スキーマがエラーなしで削除されたら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  6. 「完了サマリー」画面

    閉じる」をクリックします。

11.3 Oracle SOA Suiteの削除

Oracle SOA Suiteを削除すると、SOA OracleホームとともにOracle共通ホーム・ディレクトリも削除されます。

アンインストーラによって、その起動元であるOracleホームの削除が試行されます。この手順では、作成したWebLogicドメインは削除されません。Oracleホーム内のソフトウェアのみが削除されます。

SOA Oracleホームを削除する前に、既存のドメインで使用されていないことを確認してください。また、このOracleホームを使用する実行中のプロセスをすべて停止してください。ソフトウェアを削除すると、WebLogicドメインは使用できなくなります。

11.3.1 SOA Oracleホームの削除

アンインストーラを起動するには、SOA_ORACLE_HOME/oui/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはSOA_ORACLE_HOME\oui\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)に移動して、アンインストーラを起動します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

./runInstaller -deinstall

Windowsオペレーティング・システムの場合:

setup.exe -deinstall

Windowsオペレーティング・システムの場合、「スタート」メニューから「プログラム」→Oracle SOA 11g - ホーム1→「アンインストール」を選択する方法でもアンインストーラを実行できます。

次の手順に従ってインストールされたソフトウェアを削除します。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「Oracleホームのアンインストール」画面

    削除対象のOracleホームが正しいことを確認します。

    アンインストール」をクリックして続行します。

    警告ダイアログ・ボックスが表示されます。「はい」をクリックし、削除を進めてOracleホーム・ディレクトリを削除することを確定します。

  3. 「アンインストールの進行状況」画面

    この画面では、削除の進捗状況とステータスが表示されます。操作は必要ありません。アンインストールが完了すると、インストーラは自動的に次の画面に進みます。

  4. 「アンインストール完了」画面

    終了」をクリックします。

  5. Windowsオペレーティング・システムではOracleホーム・ディレクトリを手動で削除します(警告ダイアログ・ボックスで「はい」と答えた場合でも)。

    たとえば、Oracleホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Middleware\Oracle_SOA1だとすると、C:\Oracle\Middlewareディレクトリに移動し、Oracle_SOA1フォルダを右クリックして「削除」を選択します。

11.3.2 Oracle共通ホームの削除

この項では、oracle_commonディレクトリの削除方法について説明します。このディレクトリでは、他のOracleホーム・ディレクトリと同様に、それ自体のアンインストーラがoui/bin(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはoui\bin(Windowsオペレーティング・システムの場合)に含まれています。

アンインストーラを起動するには、MW_HOME/oracle_common/oui/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME\oracle_common\oui\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)に移動して、アンインストーラを起動します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

./runInstaller -deinstall

Windowsオペレーティング・システムの場合:

setup.exe -deinstall

アンインストーラが起動したら、次の手順に従ってOracle共通ホームを削除します。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「アンインストール・タイプの選択」画面

    Oracleホームのアンインストール」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  3. 「Oracleホームのアンインストール」画面

    削除対象のOracleホームが正しいことを確認します。

    次へ」をクリックして続行します。

    警告ダイアログ・ボックスが表示されます。「はい」をクリックし、削除を進めてOracleホーム・ディレクトリを削除することを確定します。

  4. 「アンインストールの進行状況」画面

    この画面では、削除の進捗状況とステータスが表示されます。操作は必要ありません。アンインストールが完了すると、インストーラは自動的に次の画面に進みます。

  5. 「アンインストール完了」画面

    終了」をクリックします。

  6. Windowsオペレーティング・システムではOracle共通ホーム・ディレクトリを手動で削除します(警告ダイアログ・ボックスで「はい」と答えた場合でも)。

    たとえば、Oracle共通ホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Middleware\oracle_commonだとすると、C:\Oracle\Middlewareディレクトリに移動し、oracle_commonフォルダを右クリックして「削除」を選択します。

11.4 Oracle WebLogic Serverの削除

Oracle WebLogic Serverの削除

  1. WebLogicホームにあるuninstallディレクトリからアンインストーラを起動します。このWebLogicホーム・ディレクトリの場所は、第5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」「製品インストール・ディレクトリの選択」画面で指定した場所です。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    ./uninstall.sh
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    uninstall.cmd
    

    Windowsシステムの場合は、「スタート」メニューから「プログラム」→「Oracle WebLogic」→「Uninstall Oracle WebLogic」の順に選択してアンインストーラを起動することもできます。

  2. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  3. 「コンポーネントの選択」画面

    デフォルトで、すべてのコンポーネントが選択されます。

    次へ」をクリックします。

  4. 「WebLogic Platformをアンインストール中」画面

    完了」をクリックします。

  5. ミドルウェア・ホーム・ディレクトリを手動で削除します。

    たとえば、UNIXオペレーティング・システムでは、ミドルウェア・ホーム・ディレクトリが/home/Oracle/Middlewareだとすると、次のように実行します。

    > cd /home/Oracle
    > rm -rf Middleware
    

    Windowsオペレーティング・システムでは、ミドルウェア・ホーム・ディレクトリが:\Oracle\Middlewareだとすると、ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してC:\Oracleディレクトリに移動し、Middlewareフォルダを右クリックして「削除」を選択します。

11.5 Windowsオペレーティング・システム上におけるアンインストール後のタスクの実行

Microsoft Windowsオペレーティング・システムを使用している場合は、ソフトウェアを削除した後に次を実行します。

11.5.1 プログラム・グループの削除

Windowsオペレーティング・システムの場合は、Start Menu\Programsフォルダからプログラム・グループを手動で削除することが必要です。C:\Document and Settings\All Users\Start Menu\Programsから削除するプログラム・グループの例を次にあげます(システム上のフォルダ名やプログラム・グループ名はそれぞれ異なる可能性があります)。

  • Oracle Fusion Middleware 11.1.1.6.0

  • Oracle SOA 11g - Home1

  • Oracle WebLogic

11.5.2 システムの再起動

Windowsオペレーティング・システムの場合は、すべてのプログラムの削除が完了したら、コンピュータを再起動して正しく削除されたことを確認します。

12 その他の参考資料

その他の情報は、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteインストレーション・ガイド』を参照してください(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/fusion-middleware/documentation/index.htmlのOracle Fusion Middleware 11gドキュメントに関するページで入手できます)。

印刷されたドキュメントは、オラクル社の担当者またはOracle Store(http://oraclestore.oracle.com)からご購入いただけます。

リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、Oracle Technology Network (OTN)から、無償でダウンロードできます。OTNを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます: http://www.oracle.com/technology/membership/

すでにOTNのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます: http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/

12.1 Oracleサポート・サービス

Oracle製品サポートを購入した場合は、Oracleサポート・サービスに連絡して支援を要請できます。Oracleサポート・サービスには、電話によるサポート、バージョン更新、およびサービス製品へのアクセスがあります。電話によるサポートは、24時間365日いつでも利用できます。米国内の製品サポートの電話番号は1-800-223-1711です。

お電話でのお問い合せの際は、CSI(CPU Support Identifier)番号をご用意ください。CSI番号は、Oracleサポート・サービスでお客様を特定するキーとなりますので、お客様の記録としてCSI番号を保管しておいてください。Oracle Storeは、お客様の注文を処理する際に、CSI番号を電子メールでお客様に送付します。CSI番号をお持ちでない場合で、アメリカ国内のお客様の場合は、注文に関する詳細情報を提供するオンラインのOrder Trackerにアクセスしてお客様のCSI番号を調べることができます。Oracle Storeへ移動して、上部のナビゲーション・バーの上にある「Order Tracker」をクリックします。

米国以外のOracleサポート・サービス地域のお客様は、最寄りのサポート・センターにサポートへのアクセス方法をお問い合せください。最寄りのサポート・センターを検索するには、http://www.oracle.com/supportにあるサポートWebセンターにアクセスしてください。

サポートWebセンターでは、Oracleサポート・サービスに関する次のような情報が提供されます。

  • 連絡先情報

  • 電子サービスへのアクセス手順

  • 有用なWebサイト

  • サポート・リソース

  • Oracleサポート・ポートフォリオ

  • Oracleサポート・サービス・ニュース

Oracle製品サポートでは、My Oracle Support(以前のOracle MetaLink)とOracleサポート・サービス・プレミアWebサポート製品に24時間いつでもアクセスできます。My Oracle Supportでは、インストール支援、製品ドキュメント、およびテクニカル・ソリューション・ナレッジ・ベースにアクセスできます。

ここでは、テクニカル・フォーラムが開催されており、Oracle製品に関する質問を投稿して、Oracleテクニカル・サポート・アナリストやその他のOracleユーザーから回答を得ることができます。質問と回答は公開され、すべてのユーザーで共有されます。

My Oracle Supportオプションには次のものがあります。

  • Technical Assistance Request(TAR)へのアクセス

  • パッチのダウンロード

  • バグ・データベースへの問合せアクセス

  • 製品ライフサイクル情報

My Oracle Supportには、http://support.oracle.comからアクセスできます。

12.2 バージョンの更新

現在サポートされているライセンスがない場合、Oracle Store(http://oraclestore.oracle.com)からOracle製品の最新バージョンを購入できます。

ライセンスが有効な場合は、My Oracle SupportのiTAR機能を通して事前にバージョン更新の出荷を依頼しておくことができます。iTARタイプを米国Client Relations/Non-Technical Requestとして記録しておく必要があります。

米国内では、Client Relationsに連絡してバージョン更新の出荷を依頼することもできます。バージョン更新を依頼する場合は、次の情報をClient Relationsアナリストに提供してください。

  • CSI番号

  • 連絡先情報

  • プラットフォーム

  • 製品名

  • 送付先住所

  • 製品バージョン番号

米国以外では、最寄りのOracleサポート・センターにお問い合せください。

12.3 プレミアム・サービス

オンサイト・サポート、OracleGOLD、リモート・サービス、およびアップグレード・パッケージを含むプレミアム・サービスの詳細は、http://www.oracle.com/supportにあるサポートWebセンターにアクセスしてください。

米国のお客様は、サポート販売代理店(1-800-833-3536)に問い合せることもできます。

12.4 クイック・リファレンス

その他の情報に簡単にアクセスするには、表4を参照してください。

表4 補足情報とリソースへのリンク

目的 連絡先情報またはWebサイト

追加の製品、フルアクセス用ライセンス、バージョンの更新、英語版ドキュメントの購入

http://oraclestore.oracle.com

開発者向けのテクニカル・リソースにアクセスする

http://www.oracle.com/technology

インストール・ドキュメントにアクセスする

http://www.oracle.com/technology/documentation

テクニカル・サポートに関する情報にアクセスする

http://www.oracle.com/support

米国以外の最寄りのOracleサポート・センターを検索する

http://www.oracle.com/support

米国以外の最寄りのOracleオフィスを検索する

http://www.oracle.com/global

米国内でClient Relationsに連絡する

1-800-223-1711

米国内の販売代理店に連絡する

1-800-ORACLE-1

米国内のテクニカル・サポートへのTTYアクセスを検索する

1-800-446-2398


13 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

オラクル社のお客様は、My Oracle Supportを使用して電子サポートにアクセスできます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。


Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suiteクイック・インストレーション・ガイド, 11g リリース1(11.1.1.6.0)

B55914-04

Copyright (C) 2011, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントが、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供される場合は、次のNoticeが適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.  As such, the use, duplication, disclosure, modification, and adaptation shall be subject to the restrictions and license terms set forth in the applicable Government contract, and, to the extent applicable by the terms of the Government contract, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software License (December 2007).Oracle America, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このソフトウェアまたはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアまたはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアまたはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、このソフトウェアまたはハードウェアを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアまたはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

OracleおよびJavaはOracle およびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

Intel、Intel Xeonは、Intel Corporationの商標または登録商標です。すべてのSPARCの商標はライセンスをもとに使用し、SPARC International, Inc.の商標または登録商標です。AMD、Opteron、AMDロゴ、AMD Opteronロゴは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標または登録商標です。UNIXはThe Open Groupの登録商標です。

このソフトウェアまたはハードウェアおよびドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。