6 ページの作成

一見すると、Oracle Portalを使用して作成したポータルは、コンテンツを含むWebページの階層グループのように見えます。少し詳しく見てみると、ポータル・ページは他のWebページと同様に収集や使用が容易ですが、高度なインテリジェント機能、セキュリティおよびユーザーに対して豊富なWeb体験を作成するのに使用できるコンテンツ管理ツールを備えていることがわかります。

図6-1 Oracle Portalにおけるページの概念モデル

「図6-1 Oracle Portalにおけるページの概念モデル」の説明

この章では、Oracle Portalで使用するページを定義し、様々なタイプのページの作成方法について説明します。ここには主に次のような項があります。

• 6.1項「Oracle Portalにおけるページの理解」

• 6.2項「標準ページの作成」

• 6.3項「サブページの作成」

• 6.4項「URLページの作成」

• 6.5項「PL/SQLページの作成」

• 6.6項「JavaServer Pages (JSP)の作成」

• 6.7項「モバイル・ページの作成」

• 6.9項「ページ・プロパティの編集」

• 6.10項「ページ作成のトラブルシューティング」

Oracle Portalには複数のキャッシュ・オプションがあり、ページの設計者および管理者はそれらを使用してポータル・ページ、ポートレット、テンプレートのパフォーマンスを最適化できます。キャッシュの詳細は、第21章「ページ生成のパフォーマンスの向上」を参照してください。

対象読者

この章は、1つ以上のページに対して少なくともページ権限「管理」を持つユーザーを対象としています。別の権限を必要とするタスクには、そのタスクを説明する前に必要な権限を示します。ページ権限の詳細は、付録B「ページ・グループ・オブジェクト権限」を参照してください。